2000万円以上資産運用

55歳で資産1億円を形成してリタイアするのは妥当か?早期退職で後悔しないための考え方を解説する。

55歳で資産1億円を形成してリタイアするのは妥当か?早期退職で後悔しないための考え方を解説する。

最近FIREという言葉が流行しています。

FIREとは「Financial Independence and Early Retirement」の略で経済的自由を手にして早期退職という意味です。

FIREという言葉が流行する前には早期退職という言葉が一般的だったのではないでしょうか。

 

FIRでは30代、場合によっては20代で仕事を辞めることを目指す人も多いですが、

少し早く老後のセカンドライフを楽しみたいという気持ちから55歳で早期退職を狙う人が多いのも事実です。

55歳での早期退職であれば退職金を上乗せしてもらうことができるのも魅力的な点ですね。

 

本日は少し早い老後を謳歌するために55歳でいくら形成していればリタイアが可能なのかという点を算出した後に、

早期リタイア後に後悔しないための戦略についてもお伝えしていこうかと思います。

 

早期退職で貰える退職金の上乗せ分とは?

早期退職をすると定年まで働くよりも多くの退職金を貰えます。

以下が定年時にもらえる対象金の月給の倍数です。例えば月給が40万円で50倍なら2000万円貰えるということですね。

 

早期退職による上乗せ分

 

上記ご覧いただければ分かる通り、勤続30-34年の場合、早期退職した場合と普通に定年を迎えた場合で大きな差が存在します。

早期退職をした場合にもらえる退職金は平均して55ヶ月となります。

仮に早期退職時の月給が40万円であるとすると2000万円以上が貰える計算になりますね。

 

早期退職を行なって後悔するケース

早期退職を行うにあたって不安に駆られている方も多いと思います。

実際、早期退職を行なって後悔するケースはどのようなケースなのでしょうか?

再就職しようと思っても難しい

労働から早く脱却したいと早期退職したとしても、いざ退職すると気持ちが変わることもあります。

毎日、仕事を行わなくてもよい幸福感に満たされながらも時間の経過とともに心境が変化することもあります。

やはり再度就職して働こうと考えても、離職期間と年齢によって再就職するハードルは当然高くなります。

 

貰える年金の金額が小さくなる

会社員として働いていたら国民年金に加えて厚生年金を受給できます。

厚生年金は「平均収入額×料率×加入期間」で計算します。

早期退職すると加入期間が短くなるので当然受け取れる厚生年金の額が小さくなります。

長生きすればするほど地味に響いてきますね。

 

コラム:厚生年金の受給額

厚生年金は報酬比例年金額+経過的加算+加給年金額で算出されます。

加給年金額は特殊なので報酬比例年金額と経過的加算の二つを見ていきます。

 

【報酬比例年金額】

✔︎ 平成15年3月以前:平均標準報酬月額×7.5/1,000×平成15年3月以前の加入月数
✔︎ 平成15年4月以後:平均標準報酬額×5.769/1,000×平成15年4月以後の加入月数

単純のために平成15年4月以降に30年間働いて平均報酬額が40万円の場合を考えると、報酬比例年金は以下の通りとなります。

40万円× 5.769/1000 × 360ヶ月= 830,736円

 

【経過的加算】 

経過的加算=1,628円×(20歳未満60歳以降の厚生年金加入月数)で算出されるので30年間加入していたら586,080円

 

となります。つまり両者の合計で年間1,416,816円ということになります。

 

家族からの理解が得られない

事前に相談せずに自分の意思だけで早期退職すると家族の反発に合うケースがあります。

家族の理解がえられないと精神的に豊かな老後を送ることが難しくなります。

事前にしっかりと家族でコンセンサスをとってから円満に退職することを心がけてください。(これは早期退職に限らずそうですね。)

 

投資で大きく資産を減らしてしまう

老後資産を増やそうと思って投資を積極的に行ったら資産を大きく減らしてしまうパターンです。

割と話を聞く事例でもあります。

後でお伝えしますが、資産運用自体を行うことは非常に有効な選択肢です。

しかし、方法を間違えると痛い目を見ます。追って詳述します。

 

豊かな老後が送れなくなるケース

一番懸念されるのは豊かな老後が送れなくなるケースではないでしょうか?

人生100年時代において老後に必要となる資産は2億1000万円程度となることを算出しまし。

→ 老後資産は1億円で十分なのか?60歳以降の老後生活を完全なリタイアとするための資産運用の必要性を解説する!

 

一般的な厚生年金で100歳まで8000万円ほどを受け取ることができるので不足分は1億2000万円となります。

55歳時点で1億円あれば早期退職金を含めて1.2億円の資産を構築することができます。

ただ、上記はあくまで60歳からの必要資産です。55歳から60歳時点までの生活資金が必要となる。

上記記事の算出に基づくと豊かな老後には年間480万円が必要なので追加で2400万円が必要となってきます。

では老後資産1億円と早期退職金で無理なく裕福な老後生活を送るための手法についてお伝えしていきたいと思います。

 

4%ルールと資産運用を組み合わせて精神的にも豊かな老後を送ろう

55歳時点で1.2億円は若干心もとないということを上述しました。

また、せっかくためた資産を切り崩しながら生活していくのは精神的にも余裕がなくなることと思います。

しかし、「4%ルール」と資産運用を組み合わせることで精神的に余裕を持った状態で老後生活を送ることができます。

「4%ルール」とは?

「4%ルール」とは資産の4%ずつを切り崩していく投資法です。

つまり1億2000万円の資産があれば毎年480万円ずつとるくずしていくという手法ですね。

4%ずつ切り崩していくので25年経過すれば元本がなくなることになります。

 

そこで組み合わせるのが資産運用です。

資産運用で5%のリターンをだせれば税金差し引かれても4%の資金を賄うことができます。

毎年5%リターンの運用を行うことができれば、元本を減らさずに精神的余裕を持って老後生活を送ることができるのです。

 

早期リタイアに適した資産運用とは?

早期リタイアした場合に一番重要なのは安全性を第一に考えながら殖やしていくことです。

仮に20%資産が下落して更に4%引き出しを行えば資産の4分の1が減少することになります。

正直老後資産と考えていた資産の25%が失われたら卒倒してしまいますね。

 

早期リタイアで最も重要なのは安全性を高めながら5%程度のリターンを出していくことです。

世界の株価指数に投資をしていると、定期的に20%以上、時には50%近い損失をだす局面がきます。

 

しかし、資産を極力減らすことなく世界の株価指数より高いリターンを残す選択肢が存在しています。

それがヘッジファンドです。以下はヘッジファンドの成績ですが、世界株式が下落する局面でも損失を抑えて高いリターンを抑えています。

安定的なヘッジファンドのリターン

 

ヘッジファンドは株式市場とは異なる動きをするオルタナティブ資産として世界の機関投資家にも重宝されている選択肢です。

安定した資産を運用する上で外せない投資先として重宝されています。

以下ランキングで日本でも投資できるヘッジファンドについて特集していますので参考にしていただければと思います。

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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