1億円以上の資産運用

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2021年2月23日

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「10億円。」圧倒的な資産ですよね。

サラリーマンの生涯収入が2億円~6億円なので全て蓄えたとしても10億円に到達することは出来ません。

通常の労働に勤しむだけでは決して到達できない域といっても過言ではないでしょう。

 

10億円を蓄えられた方というのは、事業で成功された方や元々資産家の家に生まれた方などごく一部の方なのではないでしょうか。

本日は10億円という資産があった場合は、どのような資産を運用していくのがよいか?という点について考え方を含めてお伝えしていきたいと思います。

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10億円を運用するのであれば、機関投資家を参考にするべき

10億円という資産は先ほどお伝えした通り大金です。大金を運用するのであれば、既に大金を運用している主体である機関投資家の運用手法を真似するのが最も合理的な選択肢です。

 

機関投資家は生命保険やGPIFやCalPERSを始めとした各種年金基金や米国の大学基金などがあります。

共通していえることは機関投資家は巨額の資産を運用しており、尚且つ確りと将来払いださないといけないので大きな下落は許されず、長期的にみると大きな利益を確実に出さないといけないのです。

 

機関投資家は大きな資産を出来うる限り減少させることなく資産を着実に増やすことを目的に運用がなされています。

例えば世界最大のヘッジファンドであるブリッジ・ウォーターアソシエイツ(レイダリオ氏がファンドマネジャー)の運用リターンを見ればそれは明らかです。

Bridgewater Associates return

インデックスが大きな下落を被っている中、ブリッジウォーターは真っ直ぐに資産を増やしています。

大きな資産の運用には派手な運用は必要なく、むしろ堅実で、下落を極力避けた運用が推奨されるのです。

(ブリッジウォーターのポートフォリオは非常に複雑で、景気サイクルによって組み替えも大変なので個人で真似できるようなものではありません)

 

 

参考にすべき機関投資家は米国のエンダウメントとは?

今回参考にしていく機関投資家は「エンダウメント」と呼ばれる米国の一流大学によって運用されている基金です。

エンダウメントは大学出身者からの寄付を運用して、一部を大学の運営費にあてることで大学の研究費などを捻出しています。

 

エンダウメント

 

日本でも適用したほうが良い仕組みであることは間違いないのですが、なかなか実施されておらず悲しい限りですね。

有名なハーバード大学は4兆円を、イェール大学は3兆円という巨額の資金を運用しています。

 

エンダウメントの運用ポートフォリオの特徴

では、エンダウメントの運用ポートフォリオについて詳しく見ていきましょう。

 

エンダウメントの成績

エンダウメントの運用ポートフォリオを見る前にまずは成績を確認しましょう。

エンダウメントは市場平均に対して長期間に渡って高い成績を叩きだしています。

 

エンダウメントの超長期の高いリターン

 

米国の有名な株式指数であるS&P500指数が20年平均リターンが7%に対して、ハーバード大学は9.5%、イェール大学は12.1%の年率リターンを出しています。

では何故このような高い成績をだせているのかを紐解いていきましょう。

 

エンダウメントに占めるオルタナティブ投資

エンダウメントは資産価格の下落を極力さけ大きなリターンを得る為に、資産ポートフォリオを組む際に伝統的な株式や債券よりもオルタナティブ投資といわれる資産に70%程度を投資しています。

資産分散を行い市場平均をオーバーパフォームする投資ポートフォリオを組成する為の考え方

 

オルタナティブ投資は伝統的な株式投資が下落する局面にあっても、あまり下落しない資産でポートフォリオの安定性を高めます。

主に以下の四つに大別されます。

  • PEファンド
  • ヘッジファンド
  • 不動産投資
  • 商品投資

 

以下は2020年末時点でのハーバード大学のポートフォリオです。(参照:Harvard Endowment Report)

 

ハーバード大学のポートフォリオ

資産 構成比率
上場株 18.9%
債券 5.1%
PEファンド 23.0%
ヘッジファンド 36.4%
不動産 7.1%
天然資源 2.6%
そのほか 1.3%
現金 5.6%

 

赤で塗ったオルタナティブ投資が全体の約70%を占めています。

また、以下はイェール大学のポートフォリオですが、同様に70%をエンダウメントが占めています。

 

同様に以下はイェール大学のポートフォリオですが、オルタナティブ投資はハーバード大学より高い80%の比率で組み入れています。

 

イェール大学のポートフォリオ

資産クラス 比率
米国株 2.25%
米国以外の上場株 11.75%
未公開株 17.5%
ベンチャーキャピタル 23.5%
ヘッジファンド 23.5%
不動産 9.5%
商品(金等) 4.5%
債券 7.5%

 

両者ともオルタナティブ投資をふんだんに取り入れて安定した高いリターンを出しています。

オルタナティブ投資の中でも特にヘッジファンドを多く組み入れている点に注目していきたいと思います。

 

ヘッジファンドとは、投資信託とは何が違うの?(プライベートバンクを通してのアクセスのみ?)

ヘッジファンドというのは、どのような市場環境であっても収益獲得を目指す『絶対収益型』のファンドです。

 

投資信託は投資を行う段階で投資をする市場を決めており投資対象の市場が悪くなれば当然投資成績が悪くなります。

つまり、市況要因によって大きく投資結果が左右されるのが投資信託なのです。

 

一方、ヘッジファンドはどのような環境であっても収益獲得を目指さなければいけないという点が大きく異なる点です。

投資信託が公募のファンドであり宣伝を公に行って良いのに対して、ヘッジファンドは私募のファンドなのでクローズドにしか出資者を募集することが出来ません。

 

その代わりに金融庁からの金融規制を受けることなく、自由の取引を行うことができ、投資戦略を柔軟に変更させつつ利益獲得を目指すことができるのです。

→ 投資信託とヘッジファンド(HF)は何が違う?網羅的に徹底解説!1000万円以上を運用する人はHFも検討事項。

 

残念ながら市場平均に対してプラスのリターンを狙うアクティブ投信の成績は残念ながら市場平均を下回る成績となってしまっています。

→ アクティブ運用型とパッシブ運用型の投資信託のどちらが優れているのか徹底比較!インデックス投資は本当に最強なのか?

 

しかし、ヘッジファンドは下落相場をうまく乗り切りながら、市場平均よりも高いパフォーマンスを出しています。

つまり、高いシャープレシオを出しているということがいえますね。

 

 

例えば、筆者が運用を任せているヘッジファンドは国内では老舗の位置付けにあるBMキャピタルになります。

BMキャピタルのファンドマネジャーは東大卒、一流証券会社であるバークレイズを経てヘッジファンドを設立した敏腕投資家です。実績は長期になればなるほど真の実力に収束していきますが、10年間平均利回り10%を実現していますのでその実力は本物だと言えるでしょう。

 

実際に筆者もBMキャピタルへの投資を経て、大きなリターンよりも大暴落を避け、堅実なリターンを積み上げることの偉大さを知りました。そしてそれこそが世界中の一流機関投資家や大富豪が実践する投資であるとも理解しました。

(BMキャピタルのリターンイメージ)

理想的な投資先

 

BMキャピタルはここ10年で以下の株式市場の暴落に遭遇していますが、全てプラスで乗り切っており、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターを彷彿とさせる運用を行なっています。

2008年:リーマンショック(東京大学の学生時代)
2015年:チャイナショック
2016年:BREXIT
2018年:世界同時株安でTOPIXが▲17.9%と大きく下落する局面
2020年:コロナショック
2021年末〜2022年:米国株を震源地とした大幅調整

 

基本的にヘッジファンドへの投資はプライベートバンクに手数料を払いつつ欧米ファンドにアクセスできる、といったようなものでしたが、日本でもヘッジファンドは徐々に増えてきました。

国民のリテラシーが高まると、金融商品の幅も広がっていきますので、今後も優良なヘッジファンドは出てくるのかもしれません。ただ、長期にわたって高い実績を出すファンドを見つけるのは簡単ではありません。

 

BMキャピタルについては、運用総額をどれくらいの規模まで許容するのかわかりませんが、興味のある方は早めに検討するのが吉だと思います。

BMキャピタル

BMキャピタルの特徴

 

 

 

 

 

エンダウメント流の10億円のポートフォリオとは?

それではエンダウメント流の10億円の運用手法についてお伝えしていきたいと思います。

下落をマネージしながら安定して高いリターンを構築するためのポートフォリオは以下となります。

 

10億円のポートフォリオ

 

資産クラス 投資対象 構成比率
全世界株 eMAXIS Slim全世界株(投資信託) 20%
ヘッジファンド BMキャピタル 50%
GLD(ETF) 15%
現金 15%

 

組み入れ資産については以下でお伝えしていますので参考にして頂ければと思います。

→ ブロガーにも人気の「emaxis slimシリーズ」の先進国株式インデックスを解説(ニッセイ外国株式インデックスファンドとベンチマークは同様)

→ 国内最優秀ヘッジファンドである『BMキャピタル』を投資家の目線で徹底解説

→ 金(ゴールド:GOLD)投資は儲かるのか?純金(プラチナ・銀も含む)積立投資などの選択肢もあるけど・・・。

 

ヘッジファンドと金を合計で65%組み入れて、株式の下落をミニマイズしながら安定した高いリターンを狙える構成となっています。

また、債券を組み入れていないことにも理由があります。

 

2022年時点で先進国を先導する米国の長期金利は4%近辺と非常に高い水準となっています。しかし、非常に魅力的な水準ではあるのですが、同時に円安が一気に進んでいます。

今後、不況を起点に円高が進むことを考えると、債券価格の上昇との競争になりますが、つまりはオフセットされる程度ということです。

エンダウメントでも債券の比率は低かったことからわかる通り、現在の環境で投資する妙味はないといえるでしょう。

 

10億円の資産運用まとめ

10億円という大金を資産運用するのであれば、大金を既に運用して長期間非常に高い実績を挙げている、米国の大学基金つまりエンダウメントを参考にするのがよいでしょう。

 

エンダウメントは市場の下落をおさえ、高いリターンを出すために、代表的なオルタナティブ投資であるヘッジファンドを積極的に取り入れています。

筆者が投資をしているヘッジファンドは本格的バリュー株で運用しており、収益性・安定性において非常に期待できる投資先となっています。

伝統的な株式投資だけでなく、オルタナティブ投資を行い資産の安定的な成長を考えていきましょう。

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最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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