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投資信託とヘッジファンドの違いとは?網羅的に徹底解説!1000万円以上を運用する人が持ち得る選択肢

2020年8月18日

投資信託とヘッジファンド(HF)は何が違う?網羅的に徹底解説!1000万円以上を運用する人はHFも検討事項。

基本的に資産運用を本気で考えている方々がまず検討するのは、株式投資、投資信託などなどでしょう。

しかし、私のように本業がサラリーマンとなると、なかなか株の個別株投資は難しいところです。なんせ、一つ一つの企業を時間をかけて分析している時間がありません。

 

そこで、やはりプロのファンドマネジャーが運用する公募の投資信託がいいのかな?などと考え、投信で資産運用を始める人はたくさんいます。

しかし私募ファンドと公募ファンドの違いについて述べた記事でも少し触れましたが、公募の投信は手数料ビジネスであり、理想的なリターンを得られることも構造的に厳しいです。

また、投資信託のパフォーマンス自体もなかなか振いません。これは筆者が長年各投信を緻密に分析してきた結論です。

投資信託の選び方・個別商品分析

 

そこに気づいた7年前の私は、ヘッジファンドで資産運用を開始することになります。今回は投資信託とヘッジファンドの違いを自分の頭の整理のためにも、説明していきたいと思います。

 

投資信託の概要と良い点・悪い点(メリットデメリット)

投資信託とは、ご存知の通り、テレビCMや雑誌などの媒体で大々的に投資家を集め、ファンドマネジャーが投資家の代わりに資産運用をするという商品ですね。

運用で獲得したリターンを、個人投資家に分配していきます。投資方針の確認などは、公表されている目論見書で確認できます。

 

投資信託の図解

出所:楽天証券

 

投信の仕組みは以下の通りです。みなさんが投信の相談をする相手は、販売会社です。バリバリの営業マンですね。

 

投資信託の仕組み

出所:楽天証券

 

 

投信はインデックス型とアクティブ型に分かれています。インデックス型は米国S&P500のような指数パフォーマンスに連動するように運用。

アクティブ型は、指数をアウトパフォームするように運用するような商品です。積極的にリターンを獲得しますよ、という投資方針ですね。

アクティブ運用型とパッシブ運用型の投資信託のどちらが優れているのか徹底比較!インデックス投資は本当に最強なのか?

 

上記の図の通り、投資信託は大きく4つの特徴があります。

  • 少額から投資可能
  • 運用のプロに任せられる
  • 分散投資でリスクを軽減できる
  • 個人では投資しにくい国や地域、資産に投資できる

 

ここからは、この特徴を踏まえ、投資信託の良い点、悪い点を見ていくことにします。

 

投資信託の良い点

上記の特徴から考える投信の良い点は、個人的な感想としては「少額から投資可能」「個人では投資しにくい国や地域に投資できる」の2点でしょうか。

私自身、つみたてNISAとiDeCoを活用して、投資信託の少額積み立てを実行しています。(楽天VTI)少額から投資可能というのはたしかにメリットです。

 

積み立て投資であればドルコスト平均法の効果も出てきますね。

 

ドルコスト平均法とは

出所:三井住友DSアセットマネジメント

 

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品について、定期的に一定の金額で購入していく方法です。購入金額を一定に保つことで、価格が低いときの購入量(口数)が多くなる一方、価格が高いときの購入量(口数)は少なくなります。

このため、価格に関係なく常に一定量(口数)を購入していくよりも、ドルコスト平均法による購入の方が、全体の平均購入単価を平準化させる効果があります。
従って、長期的な資産形成を行っていくうえで有効な方法の一つとなります。

 

また、今後成長が見込まれるインドなどの地域に投資できる点は魅力です。まだまだ株式市場が成熟していない地域の株式銘柄を購入するのは、ボラティリティがあまりにも高いですからね。

インド投信で有名なのは、「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」などでしょうか。

 

今後成長を見込めるであろう国に強気の見方ができるのであれば、投資信託は良い選択肢になるでしょう。

しかし、自分で売買する必要がある点を忘れてはなりません。投資信託での運用も実際に個人の技量が試されるのです。

 

投資信託の悪い点

投資信託の特徴、むしろ良い面として営業マンがセールストークをする以下の2つの項目については私は非常に懐疑的です。

  • 運用のプロに任せられる
  • 分散投資でリスクを軽減できる

 

運用のプロに任せられる、という割に、日本のアクティブファンドは全くと言っていいほど結果を出していません。

これは怒りすら覚えるほどです、が根本的な原因があります。

 

市場平均以上の収益をめざす「アクティブ型」の投資信託は、平均並みをめざす「パッシブ型」より運用成績が悪い。そんな報告を金融庁がまとめた。アクティブ不振の一因は、運用報酬で運営費用すらまかなえない小規模な投信の乱立。その背景には、販売会社と運用会社の強固な結びつきという独特な業界構造がある。

出所:投信「アクティブ型」不振 小規模乱立が背景 金融庁調査

 

 

「投資信託」をビジネスとして捉えると、それは事業サイドにとっては素晴らしいモデルになっています。

まずは、投資信託をおすすめする営業マンの給料。これは何で賄っているのでしょうか?

 

目論見書を制作する部署、金融庁など機関とやりとりをするコーポレート部署の人たちの給料。運用システムの保守、ファンドマネジャーの給料、そして公募するためのテレビCM、雑誌広告、電車のつり革広告。

これらは全て、みなさま投資家の投資信託購入手数料と、信託報酬から賄われています。

 

ここが肝なのですが、投資によるリターンは大きかろうが小さかろうが、彼らの給料は大きくは変わりません。サラリーマンとはそういうものです。彼らは悪くありません、仕組みが悪いのです。(つまり、元締めにいる人間が高笑いしているのですが)

お金を集めれば集めるほど投信側は儲かり、運用リターンを出す必要もない、と考えると、優秀なファンドマネジャーの採用や教育に力を入れるより、営業・広告費用をたくさん使った方が良いですね。

 

...昔アクティブ投信で大損をしたので、少し本音をぶちまけ過ぎました。

しかし、今では投資信託の運用者が悪いのではなく、構造的にリターンが出ないのだなと理解し、アクティブ投信を購入することはやめました。

 

米国の指数に連動する投信は信頼がおけますので、こちらはコツコツ投資をしている状況です。

高いリターンを狙うポーションは、真の運用のプロであるヘッジファンドに一任しています。

 

【証券アナリストブログ】やめたほうがいい!?投資信託で失敗して地獄をみる人が多い理由を解説!

 

 

ヘッジファンド(HF)の概要と良い点・悪い点(メリットデメリット)

ヘッジファンドの概要については、信頼できる大手金融機関の定義をまずは見てみましょう。

 

ヘッジファンドとは、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。

ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといったところから用いられています。

普通の投資信託は、運用方法に制限を設定しており、相場が一方向に動いたときのみ利益が出る仕組みのものがほとんどです。一方ヘッジファンドは、比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ます。リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本としています。

 

普通の投資信託は公募投信(こうぼとうしん)といって広く一般に募集されますが、ヘッジファンドは私募投信(しぼとうしん)といって限られた人のみが出資して運用するファンドがほとんどです。しかし最近では、ヘッジファンドを投資対象としたファンドもあります。

 

出所:SMBC日興証券 ヘッジファンド (ヘッジファンド)

 

私募ファンドと公募ファンドの違いは前の記事で詳細を記載しています。

簡単にヘッジファンドの特徴を捉えると以下の通りです。

 

  • さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としている
  • 較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得る
  • リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本とする
  • ヘッジファンドは私募投信(しぼとうしん)といって限られた人のみが出資して運用するファンドがほとんど

 

ここから投信の時と同じく、良い点と悪い点で特徴を分けて考えていきたいと思います。

 

ヘッジファンドの良い点

この3つは私自身、とても魅力を感じています。

  • さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としている
  • 較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得る
  • リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本とする

 

株式投資をしたことがある人ならば理解が早いと思いますが、株を買う上で現物買いと空売りというものがあります。

現物買いは普通に株を購入し、値上がりを待つような通常の投資手法ですが、空売りはその反対で、株価の値下がりを狙って投資する手法です。

 

ヘッジファンドは金融庁の規制が緩く、投信は規制が厳しい、に当てはめていくと、例えばヘッジファンドは現物買いと空売りの「両手」で取引をし相場を波乗りすることで高いリターンが狙える。

投信は規制により現物買いしかできず、「片手」でリターンを狙うことになるということです。

 

ファンドマネジャーの手腕にもよりますが、豪腕ファンドマネジャーが存在したとして、投信とヘッジファンド、どちらに在籍した方が高いリターンが狙えますでしょうか。

間違いなくヘッジファンドですね。

このような背景があり、投資信託に在籍する「優秀な」ファンドマネジャーは基本的に独立してヘッジファンドを立ち上げます。優秀なファンドマネジャーが運用しているので、長年インデックスをアウトパフォームしています。実際に結果が出ているのです。

ヘッジファンドは下落を抑制しながら市場平均より高いリターン

 

ヘッジファンドで運用すれば自分にリターンが直接跳ね返ってくる金銭的なメリットも大きいですが(基本的にHFは成功報酬型です)、運用を自由にできるということで、自分の力を最大限に発揮できる、と感じているマネジャーも多いでしょう。

投資家としては、言い方を変えれば「成功報酬型」であるヘッジファンドの方が、手数料ビジネスをしている投資信託よりも信頼がおけるのではないでしょうか。

 

ヘッジファンド運用残高が年々増加しているのも、その信頼が反映された形となっていますね。ハーバード大学やイェール大学基金もヘッジファンドで30%程度でポーションを割いて運用しているので、欧米では王道中の王道の投資なのでしょう。

 

世界のヘッジファンドの運用資産推移

 

 

HFの悪い点

悪い点はこちらです。投資するチャンスを掴むのが大変ということです。

  • ヘッジファンドは私募投信(しぼとうしん)といって限られた人のみが出資して運用するファンドがほとんど

 

ヘッジファンドに投資したいのに、投資できない。このような人がとても多いです。というのも、ヘッジファンドで運用している主な投資家を見てみると、欧米では機関投資家や富裕層に限られます。まさに富める者が富むという感じです。

私募なので、広告を大々的に打つことができないため、存在すら知らない人が多いのかもしれません。日本のマネーリテラシーはバブル崩壊後デフレによって一切向上していないので、仕方のないことかもしれませんね。

 

しかし、近年では、投資への関心は少しづつ高まってきたことも相まって、国内でも複数のヘッジファンドが立ち上がり、知名度が増してきたように思います。

私自身は社会人になってから、大学時代の友人の繋がりで仲良くさせていただいていた人がヘッジファンドのマネジャーを務めており、「こんな世界があるのだな」と投資できるチャンスを得ました。そもそも知るチャンスがあまりない、というのがHFの弱点ですね。

 

投資信託とヘッジファンドの違い

投資信託とヘッジファンドの特徴をそれぞれ紹介しました。簡単に特徴を並べると以下の通りでしたね。

投資信託:

  • 少額から投資可能
  • 運用のプロに任せられる
  • 分散投資でリスクを軽減できる
  • 個人では投資しにくい国や地域、資産に投資できる

 

ヘッジファンド:

  • さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としている
  • 比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得る
  • リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本とする
  • ヘッジファンドは私募投信(しぼとうしん)といって限られた人のみが出資して運用するファンドがほとんど

 

それぞれ比較して並べてみました。これが投資信託とヘッジファンドの特徴です。

 

投資信託の特徴 ヘッジファンドの場合
少額から投資可能 最低出資額が基本的に大きい(日本は1000万円〜、欧米は1億円〜)
運用のプロに任せられる 手数料ビジネスの投信とは異なり「成功報酬型」で優秀なファンドマネジャーが運用
分散投資でリスクを軽減できる ファンドマネジャーが市場に合わせてヘッジ
個人では投資しにくい国や地域、資産に投資できる ファンドマネジャーがハイリターンを見込めると感じた時に積極的に投資

 

ここまで見てみると、投資信託はそういえば商品選びがかなり面倒だったことを思い出しました。

ヘッジファンドはファンドマネジャーに出資という形なので、手間の部分は大幅に省略できますね。非常に楽です。

毎回、運用レポートを見ると、プロはこんな感じで市場を捉えているのかということがよくわかります。

 

ヘッジファンドの特徴 投資信託の場合
さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としている 規制があり、柔軟な運用はできない
比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得る 相場の上げか下げの基本的にどちらかしかリターンを出せない
リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本とする 積極的な運用は規制がかかる可能性ありできない
ヘッジファンドは私募投信(しぼとうしん)といって限られた人のみが出資して運用するファンドがほとんど 公募ファンドなので誰でも少額から購入可能

 

やはりヘッジファンドの最大の強みは、大きくリターンが出せる市場、それも株式市場などに限らず、様々な市場を波乗りしながら利益を享受できることですね。

かなりの手腕が求められますが、それは過去の実績などを参照して、信頼するかどうかは決めれば良いでしょう。

 

筆者の投資先である国内ヘッジファンド・BMキャピタル

筆者はすでに7年ほどヘッジファンドで運用していますが、確かなリターンに非常に満足しています。

元々は筆者は株式投資などでハイリスクハイリターンを求めてやんちゃな運用をしていました。しかし、資産は一時急増するも、市場が不調になり利益の全てを吐き出すということを繰り返してきました。

結果的に資産は微増で終わり、これではどれだけやっても資産は増えていかないと絶望したものです。そこで、株式市場の成功者について調べました。世界一のヘッジファンドマネジャー、レイダリオ氏やウォーレン・バフェット氏。

 

彼らに共通するのはマイナスを極限まで抑え、小さなプラスを積み重ねていくという点でした。バフェット氏自体も異次元なリターンを叩き出していますが、年平均リターンは20%程度です(十分凄いのですが)。これで世界トップ5の富豪となったのです。

そして、同様の哲学を持っている国内ファンドはどこかというと、BMキャピタルでした。同社は10年を超える運用実績、年平均リターンは10%とまさにマイナスを出さない運用を積み重ねています。

ファンドマネジャーは東大卒のバークレイズ証券で経験を積んだ敏腕投資家で、相場にいるエリートはリターンを積み重ねるという哲学を共通して持っているのだなと感動した記憶があります。

 

BMキャピタルは以下のような下落相場も乗り越え、プラスで資産を着実に増やすことに特化しています。

理想的な投資先

 

最低出資額は1000万円と、日本はまだまだヘッジファンドが黎明期であることから、個人投資家にも門戸が開いています。運用金額が大規模になってくると、機関投資家しか投資できなくなるでしょうね。

出資に興味のある方は、問い合わせてみることをおすすめします。話を聞くだけでも自分の投資のヒントになると思います。

BMキャピタル

BMキャピタルの評価

 

詳細はわかりやすくこちらの記事で説明しています。

 

 

まとめ

まとめです。基本的に、私は投資信託全てを否定していません。

少額から始めるインデックス投資は、ぜひやるべきです。しかし、高いリターンを目指すアクティブ投信は、投資先としては完全にナシです。

 

1000万円以上の資産を保有し、インデックス投信のリターンだけでは足りない、という人は、ヘッジファンドでの運用を積極的に考えてみると良いでしょう。

私はインデックス投信で老後資産の確保、ヘッジファンドでアップサイドの資産構築を狙っています。

 

かなりとりとめもなく文章を書いてしまいましたが、参考になった方がいれば幸いです。

 

【2023年・国内和製優良ヘッジファンド】おすすめ投資先ランキング〜リスクを抑え安全・着実に資産を増やせる運用先(投資信託などアクティブファンド含む)を紹介。

以上

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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