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BMキャピタルは怪しい?ポンジスキームの可能性を含めて実態をわかりやすく紐解く!

BMキャピタルは怪しい?ポンジスキームの可能性を含めて実態をわかりやすく紐解く!

BMキャピタルは日本の老舗のヘッジファンドとして運営されているファンドです。

筆者も2015年からお世話になっており、既に7年目のお付き合いとなっています。

和製国内ヘッジファンド・BMキャピタルを徹底的に暴く。社長の経歴/利回り/問い合わせ方法/契約・解約方法/解散した場合/コロナショックの影響/bmcapitalの本当の評判

 

個人投資家の中にもBMキャピタルにたどり着いて出資を検討されている方もいらっしゃると思います。

中には私募ファンドということもあり、不安に思われている方もいらっしゃると思います。

本日はBMキャピタルのスキームから、皆さんが懸念されるであろう安全性について切り込んでいきたいと思います。

 

BMキャピタルのスキームは合同会社の社員権募集スキーム

まずはBMキャピタルの運営スキームについてお伝えしていきたいと思います。

合同会社の社員権募集スキームといえば難しく聞こえますが、スキームとしては一般的な投資信託のスキームと同じです。

投資家が出資金に応じて社員権を取得して、資本市場に投資して得られたリターンを還元するというスキームです。

 

合同会社の持分権取得スキーム

 

投資信託では保有口数という言い方をします。この保有口数というのが合同会社におきる社員権となっているだけに過ぎません。

 

合同会社というと聞きなれない言葉ですが、会社を設立した経験のある方にとっては馴染み深いワードだと思います。

現在、日本では株式会社か合同会社しか設立できないので、悩まれたことがあると思います。実はメジャーな選択肢なのです。

実際、2019年に設立された会社の約3分の1は合同会社という形式を取っています。

合同会社の割合

 

合同会社は海外では「LLC」と表記されています。この表記は結構みることがあるのではないでしょうか。

日本ではAppleやGoogleやAmazonなどの日本法人が合同会社として運営されています。

 

なぜ合同会社の社員権募集というスキームを取っているのか?

ではなぜBMキャピタルが合同会社の社員権募集スキームを使っているのか考察していきたいと思います。

経営における意思決定を迅速に行うことができる

以下は株式会社と合同会社の比較表です。主な違いは組織に意思決定方法です。

株式会社 合同会社
責任範囲 有限
組織の決定方法 株主総会・取締役会 内部統治のため自由度高い
資本金 1円以上
最低人数 1名以上
設立に必要な費用 約25万円 約6万円
税金 赤字でも最低年額70,000円の

 

一般的に株式会社は出資をしている株主と経営者は同一ではありません。しかし合同会社の場合は出資者自身が経営者となります。

合同会社と株式会社の違い

そのため合同会社の意思決定は、経営者の中での会議で決定するため、迅速かつ柔軟な経営ができます。

ファンドにおいて圧倒的に重要なのはファンドマネージャーです。ファンドマネージャーの辣腕を振るうことができる体制を整えやすいのが合同会社という形態なのです。

 

金融庁の縛りをうけずに運用を行うことができる

公募の投資信託のように金融庁から金融商品取引業の認可を受ける必要があります。(参照:金融庁)

金融商品取引業に関しては確かに認可があると安心感がありますが、その代わり運用手法や運用形態などに制限を受けることになります。

自由に運用を行うことがヘッジファンドにとっては最も重要なことですので合同会社の方が適しているのです。

 

違法性はないのか?弁護士の見解をもとに紐解く

皆さんが一番気になっているのは違法性がないのかということだと思います。

筆者も最初BMキャピタルに投資をするにあたって、違法性がないのかを確認しました。

結果としては違法性はないという結論になりました。以下弁護士事務所の説明ページをご覧ください。

 

多数の者から、資金調達をする場合には、原則として金融商品取引業の登録が必要です。例えば、会社の株式や社債などを多数人に対して売る場合です。しかし、合同会社の社員権を、自ら販売する場合には、金融商品取引業の登録が必要がありません。そのため、資金調達の手段として、合同会社の社員権販売が行われているのです。

上記のように、合同会社の社員権の募集行為をする場合には、金融商品取引業の登録が必要ありません。金融商品取引業の登録については、数ある許認可の中でも、取得が非常に難しいです。近年では、大手の資本が入っているなどの事情がない限りは、スタートアップ・ベンチャー企業が登録されるのは、ほぼ不可能です。しかし、上記のように、合同会社の社員権募集スキームであれば、金融商品取引業の登録が必要ないという大きなメリットがあります。

参照:弁護士「中野 秀俊」

 

ただ、投資家から集めたS卑近で集める場合は内国有価証券投資事業の権利等に該当するので、499名までの出資者に限定する必要があるのです。

実際、BMキャピタルも499名までに出資者を限定しているので1人あたりの出資金額を1000万円以上と限定しているという側面もあります。

→ BMキャピタルの最低出資額に届いてないけど問い合わせしても大丈夫!?

 

また、筆者も運用をお願いするときに不安だったので営業員の方に伺ったのですが、

以前に一回金融庁の方の調査を受けたことがあるそうなのですが、お咎めなしということで運用を実施しているということになります。

違法性の高い業者に関しては金融庁が公表しますので、指摘されていないBMキャピタルの違法性はないと断じてよいでしょう。

 

元本を集めて蒸発するポンジスキームではないのか?

違法性はない方法で運用しても最終的に詐欺を働く悪徳業者もいます。代表的な例としてはポンジスキームがあります。(というかほとんどの詐欺はポンジスキームです)

ポンジスキームとは?

ポンジスキームは詐欺として頻繁に発生しています。仮想通貨が盛り上がったときは仮想通貨を利用した事例が何十件もでていました。

最近でいうとニュースで流れる「西山ファーム」なんかが事例としてありますね。

 

日本のフルーツが海外で人気となり、輸出額が増加していた2015年。

幹部ら5人は香港での桃の輸出事業への出資を募り始めました。悪用したのはクレジットカード決済、仕組みはこうです。

まず、出資者が指定された通販サイトを通じて桃を100万円分カードで購入。

桃は、西山ファームが海外に転売するとして、出資者には届けずに代わりに配当として購入額に3%上乗せした103万円を返金するというもの。

これを毎月繰り返せば、1年間で36万円儲かるというおいしい話です、しかし…。

「実態もないし在庫もない。自転車操業みたいに、ぐるぐる回していた」(西山ファームの元・従業員)

2018年の11月ごろから徐々に支払いが滞り始め、各地で民事訴訟に。

参照:Yahoo News

 

100万円を投資したら毎年3%の配当金をもらえるという甘い誘い文句でお金を集めていたが、実際は運用しておらず新規投資家の資金を吐き出していたということですね。

ポンジスキームは運用を行わずに新規の投資家からの資金を既存の投資家に払い出すという手法です。

実際には運用してなく、資金を移転しているだけですので詐欺そのものですね。

 

ポンジスキームの3つの特徴とは?

ポンジスキームは構造上多くの新規の投資家を呼び込み続けなければいけません。

そのため、魅力的な宣伝文句が並びます。例えば以下のような異常に高い利回りの喧伝です。

✔︎ 日利1% (あり得ないレベル)
✔︎ 月利3% (バフェットでも年利20%)
✔︎ 年利50%以上

上記のような利回りを継続して出し続けることはほぼ不可能です。世界で一番素晴らしい投資家でも継続するのは難しいでしょう。(もちろん単年度であれば可能ではあります)

さきほど紹介した西山ファームは月利3%でしたね。そもそも月利とか日利という表記があったら怪しいと考えた方が妥当です。

更に、これらの収益を「約束」していたら確実に詐欺です。

 

次に運用期間の短さがあります。

上記のありえないリターンを喧伝するので出資者がどんどん増えていきます。

その出資者に対して更に高いリターンを分配しなければいけないので持続は不可能となります。

多くのポンジスキームは1年以内、もっても数年以内に破綻して元本を持ち逃げして蒸発します。

 

仮に長い期間存続している場合、元本の解約の基準を確認しましょう。

抽選でしか元本が引き出せなかったり、元本引き出し額に制限がついている場合はポンジスキームの可能性が高いです。

要は元本を返還せず分配金だけ支払いできる限り長く存続する仕組みを構築している悪質なケースもあるのです。

 

BMキャピタルはポンジスキームなのかを検証

ではBMキャピタルはさきほどの3つの特徴を満たしているのでしょうか?

 

【不自然に高い利回りを喧伝しているか?】

BMキャピタルは年率10%程度の利回りを謳っており、尚且つリターンを約束するという異常な約束は行なっていません。

リターンを約束する業者は漏れなく詐欺であると考えてください。

 

【運営期間は短くないか?】

BMキャピタルは2013年から運用を開始しており既に8年目です。

ポンジスキームとして8年間継続していたら相当たいしたものですね。次の特徴がない限りは不可能な期間です。

 

【元本引き出し制限はない?】

ヘッジファンドは基本的には1年に一回しか引き出しができません。資金管理とリターンの把握のためです。

しかし、BMキャピタルは4半期に一回全額引き出すことが可能です。

実際に筆者の友人も出資していたのですが、住宅購入時に一旦引き出していたので解約の安全性は問題ないでしょう。

 

以上のことからポンジスキームではないと断じてもよいでしょう。

筆者も投資して7年目になりますが、毎四半期報告書や投資実績も送られてきますし、もしこれでポンジスキームなら驚天動地です。絶対にないと思っています。

 

 

 

 

まとめ

BMキャピタルは運用の柔軟性を確保するために合同会社の社員権募集スキームで運営しています。

弁護士の見解の通り違法性はなく、金融庁との面談でも違法性はて摘示されていないとのことでしたので問題はありません。

また、ポンジスキームの特徴も満たしておらず、実際7年間投資をしている筆者の体験からしても問題ないと断じてよいです。

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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