まとまったお金の資産運用法

退職金はどこに預ける?まとまった資金が入ったら検討してみよう。株式投資/投資信託/ファンドラップ/ヘッジファンド/定期預金

退職金はどこに預ける?まとまった資金が入ったら検討してみよう。株式投資/投資信託/ファンドラップ/ヘッジファンド/定期預金

長い長い時間、会社で働き、遂に定年を迎えサラリーマン生活に終止符を打つ。

そのタイミングで手にするのが会社からの退職金ですよね。加えて年金支給も入り、リタイア生活に入るかと思います。

 

退職金といえば、まとまった資金であり、この資金を老後に切り崩しながら生活に充てていく人もいれば、うまく運用してさらに資金を増やして、老後の生活水準を上げたり、子孫の教育費など援助に活用する人もいるかと思います。

 

今回はそんなまとまった資金である退職金を預けるのであればどこが良いかということを検討していきたいと思います。

 

貯金として切り崩しながら生活するのであれば?

大手銀行に預金

大手銀行に預金するという人が大半なのではないでしょうか。切り崩して生活をするのであれば、毎月生活費をATMから引き出したり、クレジットカードで預金にある資金を活用するだけです。

特に頭を使う必要もありませんが、年金では足りなくなるほどの雑なお金の使い方は避けましょう。

 

銀行預金であれば、メガバンクなど大手銀行や地方銀行などがお金を守ってくれますので、安心ですよね。(起こらないであろう、取り付け騒ぎがない限り、また金融機関が破綻しない限り)基本的には1000万円までは保証してくれるようですね。

 

わが国では、金融機関が多額の不良債権を抱え、信用不安をおこし易い金融環境にあることなどを背景に、臨時異例の措置として平成8年から預金等全額保護の特例措置が採られてきましたが、金融システムの安定化等に伴いそれも平成13年度で終了し、平成14年4月からは、当座・普通・別段預金を除く定期預金等については、一定の範囲で預金等を保護する定額保護に移行されました。さらに平成17年4月からは、金融危機対応として例外的な措置が発動されない限り、「決済用預金」に該当する預金以外は、全て定額保護となりました。

引用元:預金等の定額保護

 

保護の範囲は以下。わかりにくいですが、①決済サービスを提供できる、②預金者が払い戻しをいつでも請求できる、③利息がつかないという三つの要件を満たしている預金を決済用預金と言います。我々が預金している口座は雀の涙ほどの金利ですが利息がついてしまいますので基本的に1000万円までです。

 

預金などの分類 保護の範囲
預金保険の対象預金等 決済用預金 当座預金・利息のつかない普通預金など 全額保護
一般預金等 利息のつく普通預金・定期預金・定期積金・元本補てん契約のある金銭信託(ビッグなどの貸付信託を含みます)・金融債(保護預り専用商品に限ります)など 合算して元本1,000万円までと破綻日までの利息等を保護(注)1,000万円を超える部分は、破綻金融機関の財産の状況に応じて支払われます。(一部カットされる場合があります。)
預金保険の対象外預金等 外貨預金、譲渡性預金、金融債(募集債及び保護預り契約が終了したもの)など 保護対象外 破綻金融機関の財産の状況に応じて支払われます。(一部カットされる場合があります。)

 

 

預金をするのであれば、日本の銀行は利息が0.002%とほぼ意味のない利回りですので、増やそうと一瞬たりとも思わない人が活用するものだと思います。

 

 

ファンドラップサービスを活用?

ファンドラップとは大手金融機関がリタイアした人を対象に提供しているサービスです。

ファンドラップとは、投資家の人の意向に沿って投資計画を作成し、運用方針を確定するものです。そして、これを証券会社など大手金融機関に委託します。

 

ファンラップについて詳しくはこちらを参考にしてみてください。

 

「退職金運用コース」というものもあります。先日りそな銀行が提供しているファンドラップを調べてみましたが、貯金を切り崩して生活していくタイプの人向けの商品もありました。

 

👉 りそな銀行の退職金運用コースを調べてみた。まとまった資金はどうする?

 

特別円定期

 

10年で5,528円が増えます。ほぼ意味ないですね。

どちらかというと、憶測ですが投資信託を購入すれば預金金利が上がります、と自社の投信で運用を促してくるのではないでしょうか。

 

さて、ここまでは貯金を切り崩すタイプの人向けに退職金をどこに預けるかを挙げてみましたが、退職金をさらに増やしていき、より豊かな老後生活を迎える場合はどうでしょうか?

 

退職金をさらに運用して増やすのであれば

株式投資

資産運用を考えるのであれば、歴史がその高いリターンを証明している株式投資もありでしょう。

預けるという話をしておいて個人投資の話をしてしまいますが。それだけ安易に株の世界に踏み込むのは危険ということをここで前もってお伝えします。

株式投資の優位性

 

株式投資をやらない富裕層は一人もいないと言えるくらいに、株式投資とは資産形成では大切なアセットクラスです。

より資産を増やしていくのであれば株式投資は外せません。

 

とはいえ、株式投資を個人でやるのはあまりにも危険です。

年間にどれだけの人が退場しているのでしょうか(もちろん統計など取れないのですが)

株式市場は魔界です。良い株式銘柄を選定できればプラスサム(プレーヤーの利得の合計がプラスになること)になるところが株式市場の良いところではあるのですが、その選定が至難です。

 

株式投資を筆者も長年やっていますが、少額でしか投資はしていません。株式投資はたまたまうまくいってしまうと、そのままのめりこみ、熱くなってしまい、どんどん冷静さを失い気づけばとんでもない博打をしてしまっていることも少なくありません。

筆者自身も大金を10年ほど前に失いましたが、そこでようやく目が覚めました。株式市場とは戦場なのです。

株式投資を始めて数年程度の投資家が簡単に勝てるはずがなく、大半は破れて散っていきます。

 

10年単位で本腰を入れて株式投資をやっていくのであればそれは止めませんが、基本的にはプロに任せるなど違った株式投資との関わり方を模索するべきではないでしょうか。

 

投資信託

では、そのプロはどこにいるかというと、まず挙げられるのが投資信託でしょう。

とはいえ、投資信託も千差万別、投資家が自分で信頼できるファンドを選ばなければなりません。

また、日本のアクティブ投信(高いパフォーマンスを狙うファンド)は毎年成績が奮いません。それは金融庁の資料で明らかにされています。

 

米国と比べても雲泥の差ですね。日本は手数料が高く、そして過去10年平均リターンがマイナスです。

日本の投資信託の低いリターン

 

せっかくの退職金がこれでは減ってしまいます。米国のインデックスファンドなども活用するのはありですが、インデックスファンドはインデックスファンドで欠点があります。下落耐性に弱く、老後資金を運用したタイミングで2000年ITバブルや2008年のリーマンショックなどが直撃してしまったら、目も当てられない状況に陥ってしまいます。

 

以下に筆者がお勧めできる投資信託(ファンド)を置いておきますので、自分の人生設計に当てはめて、投資先を検討してみてください。

 

👉 退職金の預け先としておすすめの投資信託をランキング形式で紹介!安全性を重視して運用できるポートフォリオを組もう。

 

ヘッジファンドという選択肢

投資信託の他にも、ヘッジファンドという選択肢があります。

ヘッジファンドとは欧米で盛んな投資対象ではありますが、近年は日本でもヘッジファンドサービスを提供しているファンドが複数あります。ヘッジファンドとは何かをこちらの記事で説明しています。

 

ヘッジファンドは簡単にいえば、絶対収益追求型で、下落相場においてもレバレッジなどを活用して積極的にリターンを獲得していくというものです。

ヘッジファンドにも色々と種類がありますが、筆者が預けているような先のヘッジファンドは上記で米国株インデックス投資の欠点となる下落耐性に弱い点を補っているものとなります。

 

👉 【2021年・国内和製優良ヘッジファンド】おすすめ投資先ランキング〜リスクを抑え安全・着実に資産を増やせる運用先(投資信託などアクティブファンド含む)を紹介〜

 

老後資金であれば、守りに強いヘッジファンドを選ぶべきでしょう。

その上で複利リターンを獲得していける信頼できるヘッジファンドで運用をお勧めします。

 

ヘッジファンドを選ぶ上では、もちろん運用戦略も重要です。

しかし、公募ファンドではなく私募ファンドである点から、ファンドとの信頼関係が非常に重要です。

まずはファンドを信頼するにあたって、ファンドマネジャーの経歴や過去の実績、ファンドメンバーの経歴などを確認することをお勧めします。

 

ヘッジファンドを運用するというのは、大手金融機関などで鍛えられた、洗練されたメンバーであることが絶対です。

欧米で大成しているのはそのようなファンドしか実際にありません。

 

まとめ

退職金を預けるのであればどこに預けるかについて紹介してきました。

まとまった資金はそれだけで武器になりますが、良いリターンを出せない先に預けてしまうと、その武器は活躍できません。

大きな元本とは武器です。有効に活用していきましょう。

 

 

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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