5000万円以上資産運用

老後資金8000万円でリタイアは可能!?資産運用を活用しながら55歳〜60歳で貯蓄額1億円を目指そう!

2022年5月30日

金融資産9000万円でリタイアは可能!?資産運用を活用しながら65歳で金融資産1億円を目指そう!

金融資産1億円。ミリオネアになりたいと誰もが考えたことはあるかと思います。

しかし、富士山にも8合目がある通り1億円に至る過程に金融資産8000万円という局面が必ず存在します。

(いきなり宝くじにあたったり遺産を相続しない限り)

 

実際、筆者もまずは1億円を目指しており、現在8000万円近くの資産を有しています。

1度フルマラソンを走ったことがありますがマラソンも35キロを超えてからが地獄のような辛さでした。

資産形成も同じで8000万円保有していても近くて遠いのが1億円という金額です。

 

本日は金融資産8000万円を保有している方に向けてリタイアは可能なのか?

豊かな老後生活を送るのに十分な金額なのか?

という点を詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

データから算出!8000万円でリタイアできるケースとは?

結論から申し上げると、8000万円でリタイアできるかどうかは人それぞれです。

関連:1億円あったら何年暮らせる!?何億円あれば一生暮らせるのかという点を含めてわかりやすく解説する!

しかし、これでは何の示唆もないので、リタイアできるパターンと出来ないパターンの代表例について紹介していきたいと思います。

リタイアできるパターン①:都市圏で65歳を迎えて夫婦二人暮らしで厚生年金を受け取れる世帯

総務省の「家計調査報告」でまとめられていた数値を元に8000万円という資産を構築された方向けに適正な数値(赤字)に洗い替えたものが以下となります。

 

高齢無職世帯の消費支出

内訳 金額
食費 74,335

100,000
住居 12,174

120,000
光熱・水道費 30,621
家具・家事用品 8,584
被服費 4,842
保険医療費 15,994

30,000
交通・通信費 29,920
教育 561
教養娯楽 23,296

50,000
その他消費支出 47,878
非消費支出 14,004
合計 436,410円

 

一方、厚生年金の場合の手取りの平均が15万円で、国民年金が5万円となります。つまり専業主婦家庭の平均的な年金の受給額は20万円となります。

しかし、金融資産8000万円を築いた方であれば給与も高かったことが想定されるので25万円から30万円となることが想定されます。

 

支出から純支給額を差し引いた月額の純拠出額は約15万円、年間で180万円となります。

8000万円あれば約45年暮らすことができるため、65歳からですと110歳までの生活費をまかなえることとなります。

人生100年時代を考えても十分リタイアすることは可能といえるでしょう。

実際には8000万円あれば配当金を受け取ることも可能なので更に生活は楽になりますね。

 

リタイアできるパターン②:夫婦ともに国民年金受給者として65歳を迎えて地方で既に家を持っている場合

先ほどのケースは夫婦のうち1人が厚生年金を需給できるという前提で考えました。

しかし、夫婦で自営業を営んでいるという家庭も多いことと思います。2人とも国民年金世帯であれば月間純拠出額は33万円、年間400万円となり25年で尽きてしまいます。

人生100年時代を考えると、90歳で資金がつきるのは不安ですよね。

 

しかし、地方に住んで既に家を保有しているのなら話は変わってきます。

先ほどの表で12万円と算出していた住居費が固定資産税のみの月5000円-1万円で抑えられます。

さらに、その他の消費支出や食費、教養娯楽費も都会に比べて大幅に抑えられるので追加で3万円は削減可能です。

すると月間純拠出額は20万円、年間ベースで240万円となります。

すると、8000万円で33年間の生活費をまかなえることができるので、ほぼ100歳を迎えることが可能となります。

 

リタイアできないパターン①:子育て世代全般

一方、子育て世代全般に関しては、たとえ地方で家を保有していたとしてもリタイアは厳しいです。

以下は先ほどの総務省の家計調査の勤労世帯の生活費を地方で子供2人を育て既に家を保有しているという最も保守的なパターンで導き出したものです。

赤字が調整額です。

 

内訳 金額
食費 82,044
住居 21,464

10,000
光熱・水道費 30,566
家具・家事用品 13,109
被服費 13,813
保険医療費 14,090
交通・通信費 57,471
教育 20,567
教養娯楽 31,604
その他消費支出 58,958
非消費支出 90,308
合計 422,530

 

月額422,530円の拠出となります。年額になおすと約500万円ということですね。

8000万円でもわずか16年間しか生活することができません。

また、現在50歳を過ぎて子供も大きくなってきていたとしても、年金受給までに資産が減ってしまうので生活が後々苦しくなります。

子供をまだ育てている途中であるならば、金融資産8000万円でリタイアするのは諦めた方がよいでしょう。

 

リタイアできないパターン②:国民年金世帯で賃貸で都会で老後を迎えた場合

先ほど少し触れましたが、国民年金世帯で賃貸で老後を迎えた場合もリタイアは叶いません。

月額純拠出は支出の43万円から夫婦の国民年金の手取り約10万円を差し引いて33万円、年間拠出は400万円となります。

 

8000万円で20年間の生活費を賄うことができますが、65歳から20年だと85歳ということになります。

人間は死ぬ時期を選ぶことはできません。今後も寿命が延びていくことを加味すると安全圏とは言えませんね。

 

完全リタイアで目指すべきは60歳〜65歳で1億円以上の金融資産!老後2000万円問題の罠とは?

蓄積した資産を取り崩していくスタイルの完全リタイアを成し遂げるためには65歳時点で1億円以上の金融資産が必要となります。

老後2000万円問題が話題となりましたが、あれは最低限の生活を送った場合と考えたほうがよいでしょう。

 

以下は老後2000万円問題の元となったデータです。

月額不足額54,519円を65歳から95歳までの30年間発生した場合の金額が2000万円という数字なのです。

老後2000万円問題のデータ

わかりやすく数値で分解したものが以下となります。豊かな老後を暮らすという観点で調整したものが右側となります。

総務省データ 調整データ
食料 64,521 100,000
住居 13,658 150,000
光熱費 19,309 20,000
家具 9,419 10,000
被服費 6,593 10,000
保険医療 15,541 15,000
交通通信 27,551 28,000
教養娯楽 24,961 30,000
交際費 27,315 100,000
その他 26,609 30,000
合計 235,477 493,000
国民年金収入(月額) 110,000 110,000
厚生年金収入(月額) 250,000 250,000
国民年金世帯不足額(月額) 125,477 383,000
厚生年金世帯不足額(月額) -14,523 243,000
国民年金世帯不足額(年額) 1,505,724 4,596,000
厚生年金世帯不足額(年額) -174,276 2,916,000

 

金融資産8000万円を構築した方であれば生活水準も高いことが想定されるので老後2000万円ではすぐに底尽きてしまいます。

国民年金世帯で年間460万円の不足で、厚生年金世帯で年間300万円の不足となります。

 

8000万円あったとしても17年から26年で底が尽きてしまいます。

安全にリタイアをするのであれば、子育てをしている期間に8000万円の資産でリタイアを考えるのは慎重になりましょう。

 

厚生年金は60歳から受給することができます。60歳時点で1億円があれば4%の配当金を得られれば税後で320万円を獲得することができます。

資産を減らさずに豊かな老後を送ることができます。

 

国民年金世帯の場合は65歳から受け取ることができます。

65歳時点で1億円あれば配当金だけでは不足はしますが、配当金と元本の取り崩しを行えば十分老後生活を賄うことができます。

厚生年金世帯で60歳時点で1億円、国民年金世帯であればなんとか65歳時点で1億円あれば豊かな老後を送ることができます。

国民年金世帯で厳しいという方であれば老後は地方に移住するのも一つの手だと思います。

 

資産運用を加味することで更に早くリタイアは可能

さきほど、考えてきたケースは、ただ蓄えた資産を取り崩すという前提で考えてきました。

加えて資産運用を行うことで以下のことが可能となります。

 

資産運用のメリット

  • 更に早くリタイアが可能となる
  • 更に余裕を持ってリタイアすることが可能となる

 

8000万円を投資する際の注意点

筆者も今まさに体験しているので分かるのですが、金融資産8000万円ともなってくると資産の変動額が桁違いです。

毎日の資産の変動が1%動いただけでも80万円資産額が上下します。

 

自分で投資をしていた場合、毎日証券口座の資産の変動額が気になって仕方ないという状況に陥ります。

最近、調子のよかった米国株や世界株のインデックス投資も注意点があります。

 

リーマンショック以降10年以上基本的に堅調な相場が続いていました。しかし、インデックスは時に大きな暴落を経験することが頻繁にあります。

以下は1928年からのS&P500指数の年次リターンですが大きなドローダウンを経験する年が頻発しているのがわかります。

 

S&P500指数の各年度のリターン

 

場合によっては10年経ってもマイナスということもあります。

以下は10年投資を継続した場合の年次平均リターンの推移です。10年平均で年率4%のマイナスの年も何回か見られます。

年率4%のマイナスを10年ということは資産は35%近く減少することを意味します。10年で資産が65%になるということですね。

S&P500指数の平均年率リターン

インデックス投資はたまたま直近10年が好調だっただけで、ずっと調子が良いわけではないのです。

正直、折角構築した8000万円が10年間で5000万円になるのは耐えられませんよね。

あくまで超長期の平均リターンが7%であるということを念頭におきましょう。常に7%のリターンが狙えるわけではないのです。

株式市場のリズム

2022年からは2010年に金融緩和で加熱した市場を冷ます期間となります。

金融引き締めとインフレのミックスで米国の株式市場には暗雲が立ち込めています。更に空前絶後のドル円上昇によって今後のリターンが毀損されています。

ドル円が145円の時に米国のインデックスを購入して、その後に110円まで下落したら為替だけでリターンが30%毀損しますからね。

ここに更にインデックス自体の下落も加われば容易に半額になる事態も想定されるのです。

 

安全に資産運用をする選択肢とは?

やはり大きな資産を運用するのであれば、リスクを低くして運用を行うことを考える必要があります。

リスクが低いというのは投資の世界では上下のブレが少なく右肩上がりということを意味します。

→ 投資におけるリスクとは!?ハイリスクハイリターン投資よりローリスクミドルリターン投資を狙おう!

 

投資におけるリスクの概念

 

まさにこのような理想の値動きを期待できる投資先としてヘッジファンドがあります。

→ 富裕層向けの金融商品「ヘッジファンド」と「投資信託」の違いをわかりやすく解説!両者のメリットとデメリットを比較しながら検証する。

 

ヘッジファンドは世界の株式に対して大きくアウトパフォームしておりリスクも3分の2ほどに抑えられています。

大切な資金を任せるという観点ではうってつけないのではないでしょうか。

 

ヘッジファンドは下落を抑制しながら市場平均より高いリターン

 

レイダリオが運用する世界最大のブリッジウォーターアソシエイツも以下の通り右肩上がりのチャートを実現させています。

Bridgewater Associates return

 

たとえ一時的であったとしても暴落というのは投資家の精神状態を狂わせてしまいます。

また大規模な資金を運用し、更に支払い義務も発生する基金や保険会社などは資金を大きく失うわけにはいかないのです。

安定した資産を構築するという観点からヘッジファンドは非常に重宝されているのです。

 

実際筆者もヘッジファンドを通じて運用を行っています。

以下では筆者が投資しているファンドを含めて魅力的なものをランキング形式でお伝えしていますので参考にしてみてください!

 

【2022年・国内和製優良ヘッジファンド】おすすめ投資先ランキング〜リスクを抑え安全・着実に資産を増やせる運用先(投資信託などアクティブファンド含む)を紹介。

 

日本の個人投資家でも投資ができる国内ヘッジファンドとは?

いくらヘッジファンドが魅力的な選択肢だとわかっていたとしても投資できなければ意味がありません。

ヘッジファンドはプライベートファンドなので、投資信託のようにネット証券で100円から投資できたりはしません。

 

海外のヘッジファンドは敷居が高く最低でも500万ドル(約7億円)からしか投資することはできません。

また著名ファンドの多くは機関投資家からの資金しか受け入れていません。そもそもアクセスすることすら叶わないのです。

個人投資家が投資できるファンドも基本的にはプライベートバンク経由となりますが、プライベートバンクも金融資産が10億円以上の顧客しか相手にしません。

 

通常であれば諦めなければなりませんが、筆者は運よく非常に優秀な東大の先輩がヘッジファンドを立ち上げたということもあり投資することができています。

それが筆者のポートフォリオの核をなしているBMキャピタルです。BMキャピタルの特徴は以下となります。

BMキャピタルの特徴

 

一度も年度ベースではマイナスはなく、安定して10%以上の利回りを出してくれています。

詳しくは以下でお伝えしていますのでご覧いただければと思います。

 

 

 

まとめ

本日のポイントは以下となります。

ポイント

  • 老後であれば8000万円でリタイアすることは十分可能
  • 子育て世代は金融資産8000万円でリタイアするのは無謀
  • 65歳時点で1億円を目安に資産構築をしよう
  • 大金を運用する場合は暴落をまぬがれ右肩上がりん投資先に任せるのが賢明

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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