退職金

退職金の預け先としておすすめの投資信託をランキング形式で紹介!安全性を重視して運用できるポートフォリオを組もう。

退職金はサラリーマンとして勤め上げた皆さんに対する会社から皆さんへのお礼として支払われる大きな報酬です。

また、同時に老後を楽しむためにも必要な資産でもあります。

 

一度に1000万円以上の金額を受け取ることは人生において経験がないことと思います。(遺産等を除いてですが)

いきなり受け取った大金を、どう扱えばよいのか悩むのは必然的なことであると思います。

本日は退職金を運用する際に重要な考え方についてお伝えした上で、退職金を運用するのにおすすめの投資信託をお伝えしていきたいと思います。

 

退職金を運用する際に考えるべきこと

まず、退職金を運用する際に考えるべき点についてお伝えしていきたいと思います。

人生100年時代を考えるべき

2019年に老後2000万円問題が世の中を賑わせたのは記憶に新しいかと思います。

金融庁のデータによると2015年時点で60歳だった方が90歳まで生きる可能性は25%と推計されています。つまり4人に1人は90歳まで生きるということです。

90歳まで生きる人の割合

 

人生をいつ終えるかは誰にも予想できません。自分が長生きすることを前提としてライフプランを組み立てる必要があります。

 

豊かな老後を都会で送るには老後2000万円では不十分

老後2000万円問題は実は大きな問題点を孕んでいます。

以下は高齢無職世帯の家計収支ですが、不足分が5万4000円となっています。年間だと約65万円ですね。

高齢無職世帯の生活費

年間65万円の不足分を60歳からの30年間を掛け合わせると1950万円となり、約2000万円となるという簡単な算出式で成り立っています。

しかし、ここで単純に上の表を見て疑問に感じた方もいらっしゃると思います。

 

わかりやすく生活費を実数に置き換えます。

 

食料 64,520円
住居 13,657円
水道・光熱費 19,309円
家具・家事用品 9,419円
被覆及び履物 6,593円
保険医療 15,541円
交通・通信 27,550円
教養娯楽費 24,960円
その他 53,924円

 

明らかに住居費用が13,657円と皆さんの肌感からかけ離れているかと思います。

地方で既に住宅を保有している方の固定資産税のみといったレベルですね。都会で賃貸をされている方は、ここにまるまる家賃が上乗せとなります。

仮に夫婦二人で15万円だとすると、年間180万円で、30年間で5400万円の負担増となります。さらに教養娯楽費25000円では、豊かな老後生活を送るのは難しいのではないでしょう。

追加で夫婦で5万円拠出すると30年間で1800万円となります。

すると、老後2000万円分に住宅上乗分5400万円と教養娯楽費1800万円を追加して9400万円と1億円近い資産が必要となります。

 

都会で既にマンションを購入して支払いが完了している場合でも教養娯楽費分は必要となります。

つまり最低でも4000万円-5000万円分は確保しないといけないのです。

 

4%ルールを活用し守りを重視しながら着実にリターンを出すことが肝要

上記のことから人生100年時代を念頭に退職金を増やしていくことが必要となります。

ただ、重要なことはあくまで守備に重点を置く必要があるということです。

 

老後のための資産なので守備力を重視する必要があります。

毎年不足分を拠出しながらも、退職金の元本を減らさずに生活していく必要があります。

資産運用の世界では4%ルールというものが存在します。

 

4%ルールというのは運用資産の4%を取り崩していくというものです。

退職金が2000万円で何も運用しない場合は80万円を毎年取り崩していくということですね。

80万円ずつ取り崩すと25年間は退職金で生活することができます。年金と合わせると十分な金額ですよね。

しかし、これだと25年間しか退職金が持ちません。人生100年時代を考えると運用でリターンをだしていく必要があるのです。

 

仮に4%程度のリターンを出せば退職金の元本を減らさずに精神状態を保ちながら生活を行うことができます。

安全性を重視しながら5%を目指した運用を行うことが重要になってくるのです。

それでは以下で老後におすすめできる投資信託をランキング形式でお伝えした上で、おすすめのポートフォリオをお伝えしていきたいと思います。

 

退職金を預けるのにおすすめの投資信託(ファンド含む)ランキング

では退職金をあずける上で適した投資信託やファンドをランキング形式でお伝えしていきたいと思います。

1位:下落体制抜群のヘッジファンド「BMキャピタル」

BMキャピタル

 

 

 

BMキャピタルは下落しないことを最優先しながらも、年率10%程度の高いリターンをもたらしてきた攻守共に優れたファンドです。

筆者のポートフォリオの主軸をなすファンドとなっています。

 

先ほど申し上げた通り、退職金を運用する上で最も重要なことは下落をできる限り回避することです。

BMキャピタルは運用を開始してから7年が経過しています。その間、幾度となく株価が下落する局面がありました全て無傷で乗り切っています。

本家本流の王道ともいえる手法のバリュー株投資を行なっているので元本安全性が高い運用を実現できているのです。

→ バリュー株投資の真髄!BMキャピタルの投資手法を実際の事例を元にわかりやすく解説。

 

BMキャピタルが運用開始してからTOPIXが経験した暴落

 

そもそもヘッジファンドは株式市場の平均よりも低いリスクで高いリターンを出してきています。

BMキャピタルは以下のような値動きを更に下落を抑えながら運用しているのです。

安定的なヘッジファンドのリターン

 

 

ファンドマネージャーを含めた運用チームは東京大学卒で外銀やコンサル、元財務省官僚などの錚々たるエリートで構成されています。

綿密な銘柄分析によって安全性が高く手堅いリターンが狙える銘柄に投資を行い、安全性を重視しながらも高いリターンを実現しているのです。

当然、金融商品なので元本保証ではありませんが、限りなく元本保証に近い運用を行いながら株式市場以上のリターンが狙えるのが魅力で実際に筆者も投資をしています、

まさに退職金運用にはもってこいの銘柄といえるでしょう。

 

 

 

2位:安定運用をおこなっているダブルブレイン

野村證券が販売するヘッジファンド型運用の投資信託「ダブルブレイン」を投資家目線で評価!ファンド・オブ・ザ・イヤー2020受賞の評判のファンドを分析。

 

 

 

ダブルブレインはリターン自体はBMキャピタルに対しておとりますが、資産の安全性という観点で優れた投資信託です。

といっても下落体制という点でもコロナショックも無傷で乗り切っているBMキャピタルには劣りますが、、

 

以下はダブルブレインのリターンです。全世界の株式に対してリターンは劣っていますが、下落体制が強いのがわかります。

青:ダブルブレイン
赤:eMAXIS全世界株式
緑:eMAXISバランス(4資産均等)

 

ダブルブレインと全世界株式とeMAXISバランス(4資産均等型)との比較

 

コロナショックで5%しか下落していないのは安心感がありますね。株式を購入するだけでなく空売りも織り交ぜてリスクを抑えているのです。

さらに「国内株式」「先進国株式」「国内債券」「先進国債券」を均等に組み入れたeMAXISバランス(4資産均等)にリターンも安全性も優っているのもポジティブな点ですね。

 

 

 

 

3位:eMAXIS Slim 全世界株式 (通称:オルカン)

eMAXIS Slim全世界株式

 

 

 

 

 

全世界の株式の時価総額加重平均指数に連動することを目指したインデックス型の投資信託です。

全世界つまりオールカントリーの略称でオルカンとして親しまれています。全世界とはいえ先進国が85%以上をしめ、中でも米国だけで約60%を占めています。

 

オルカンの組入比率

 

当然、世界の株式市場に連動しているのでリーマンショックやコロナショックのような市場全体が暴落するときには大きく資産が減少してしまいます。

退職金という絶対に失いたくない資金が50%減少してしまったら卒倒してしまいますよね。

また、以下の通り1位のBMキャピタルの属するヘッジファンドの分類と比べて低いリターンとはなっています。

安定的なヘッジファンドのリターン

 

あとでお伝えするポートフォリオの一部として戦略的に組み入れたいと思います。

 

 

 

4位:リスク低減に集中した投資のソムリエ

投資のソムリエ

 

 

 

 

 

投資のソムリエは投資におけるリスクを最大限抑えることを目指した投資信託です。投資のソムリエはリスクを4%に抑えることを目指しています。

 

投資のソムリエのポートフォリオ

リスクというのは価格の値動きのことです。

→ 投資におけるリスクとは!?ハイリスクハイリターン投資よりローリスクミドルリターン投資を狙おう!

 

投資のリスクが4%ということは以下のことを意味します。平均リターンが3%であれば以下の通りとなります。

平均リターン3%から±4%つまり△1%〜+7%の間にリターンが収まる確率が約68%
平均リターンから±4%×2(=±8%)つまり△5%〜+11%の間にリターが収まる確率が約95%
平均リターンから±4%×3(=±12%)つまり△9%〜+15%にリターンが収まる確率が約99.7%

 

リスクを抑えるために債券のポーションを大きくしているのです。

低いリスクで抑えてはいますが、リターンは以下の通り残念ながら低い結果となっています。しかし、定期預金に投資するよりは俄然お得ですね。

平均リターンは3%ほどあります。

投資のソムリエの基準価格

 

 

退職金を安全運用する為のおすすめポートフォリオ

では上記の投資信託やファンドを使って退職金を運用するためのポートフォリオを組んでいきたいと思います。

 

参考にするのはハーバード大学基金(エンダウメント)

ポートフォリオを組む上で参考にするのがハーバード大学基金です。大学の基金も退職金と同じく減らさずに増やすことを目標としているからです。

以下の通りS&P500指数を軽く凌駕するリターンをだしています。

ハーバード大学の運用成績

 

ハーバード大学も下落をできる限り回避しながら年率10%以上のリターンをだしているのです。

運用レポートを元に気になるハーバード大学のポートフォリオは以下となります。ヘッジファンドやPEファンドといわれるようなオルタナティブファンドで約6割を占めています。

オルタナティブ資産の種類とおすすめ投資先とは?オルタナティブ投資を実践すべき理由とともにわかりやすく解説する!

 

 

分類
上場株 18.90%
PEファンド 23.00%
ヘッジファンド 36.40%
不動産 7.10%
商品(原油、金等) 2.60%
債券 5.10%
その他 6.90%

 

流石にリーマンショックはくらっていますので、より保守的にポートフォリオを組んでいきたいと思います。

 

攻守を備えた退職金運用向けのポートフォリオ

ハーバード大学のポートフォリオを参考に投資信託で蘇生したポートフォリオが以下となります。

 

退職金のポートフォリオ

退職金ポートフォリオ
BMキャピタル 50%
オルカン 30%
投資のソムリエ 20%

 

 

ハーバード大のポートフォリオはPEファンドとヘッジファンドというオルタナティブファンドで60%となっています。

この一番重要なポーションをヘッジファンドであるBMキャピタルに担ってもらいます。

同じくダブルブレインもヘッジファンド型の運用ですが、リターンもリスクもBMキャピタルの方が良いのでまとめてBMキャピタルとします。

 

そして、上場株と不動産市場は同様な動きをするので、合わせた30%分についてはオルカンを割り当てます。

そして残りの債券や他のポジション分20%については投資のソムリエへの投資とします。

 

上記のポートフォリオで平均5%-7%程度のリターンを、5%未満のリスクで実現することが可能です。

 

まとめ

退職金を運用する上で重要なことは資産の安全性を考えながら4%以上のリターンを出すことです。

老後の資産だからこそ慎重に運用する必要があるのです。

ハーバード大学の年金基金を参考にしてオルタナティブファンドを活用しながら下落に備えるポートフォリオを組むことを推奨します。

 

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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