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30代サラリーマンの資産運用録

1000万円資産運用

1000万円をインデックス投資すると何年でどれくらいの資産になるのか?選ぶべき投資信託と収益シミュレーションを実施。S&P500/NASDAQ/VTI/TOPIX

 

1000万円の貯金ができた時、それは多くの人が資産運用の世界に足を踏み入れるタイミングです。

投資元本が大きければ大きいほど資産を大きくしていくにあたり効率が良くなっていくからです。

 

1000万円を運用するにあたり、様々な選択肢があります。

それは各人の人生設計や本業の収入がどれくらいなのかなど、一概にこれが正解というものはありません。

しかし、運用をしていく上で一番優先すべきは、「収益」です。

 

私自身、多くのブログやSNSなどで資産運用について情報発信している人たちを日々見ていますが、どうやらインデックス投資がかなり支持を得ているようですね。

実際にインデックス投資はそもそもどのようなものなのか、どれくらいのリターンが見込めるのかを、ここではシミュレーションしてみたいと思います。

 

インデックス投資とは何か?

インデックス投資とは、「市場の動きを表す指数(=index、株価指数等)」の動きをベンチマークとした運用手法のことを指します。

つまりは指数の成長と同水準の資産の成長を目指す、ということです。

 

「指数・インデックス」とは市場の動きを表す指数のことを言います。

株価以外にもREIT指数や債券指数なども存在します。

 

代表的な株価指数を挙げてみます。たくさんありますね。

 

  1. 国内株式:日経平均株価(日経225)
  2. 国内株式:東証株価指数(TOPIX)
  3. 米国株式:ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)
  4. S&P500
  5. ナスダック総合指数
  6. ドイツ株式:DAX指数
  7. ブラジル株式:ボベスパ指数
  8. トルコ株式:イスタンブール100種指数
  9. メキシコ株式:メキシコ ボルサ指数
  10. インドネシア株式:ジャカルタ総合指数
  11. インド株式:S&PムンバイSENSEX指数
  12. アセアン5ヵ国株式:MSCI 東南アジア インデックス
  13. 新興国株式:MSCI エマージング・マーケット インデックス
  14. 新興国(東欧)株式:MSCI エマージング・マーケット インデックス(東欧)
  15. 先進国株式:MSCI ワールド インデックス
  16. 先進国株式(除く日本):MSCI コクサイ インデックス

 

株価指数以外の代表的な指数は以下です。

 

  1. 国内REIT:東証REIT指数(配当込み)
  2. 先進国REIT:S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)
  3. 原油:WTI原油先物
  4. CRB商品指数:ロイター/ジェフリーズCRB指数
  5. 日本国債、米国国債、ドイツ国債、オーストラリア国債:シティ世界国債インデックス
  6. 国内債券:NOMURA-BPI総合
  7. アセアン社債(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ):JPモルガンCEMBIブロード インデックスの各国サブインデックス
  8. JPモルガンCEMBIブロードインデックスとは、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーが算出し公表している指数で、米ドル建ての新興国社債の代表的なインデックスです。
  9. グローバル社債:バークレイズ・マルチバース社債インデックス
  10. 米国社債:バークレイズ・マルチバース米国社債インデックス
  11. 先進国債券(除く日本):シティ世界国債インデックス(除く日本)
  12. 新興国債券:JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(米ドルベース)

 

代表的な指数は上記になりますが、その中でも多くの投資家がインデックス投資として選ぶ指数は、S&P500指数でしょう。

S&P500指数とは、米国の時価総額上位500銘柄を加重平均させた指数となります。

米国株上位500の銘柄が成長すれば、その成長がそのままインデックス投資をしている投資家のリターンになります。

 

株価指数以外にも東証REIT指数やWTI原油先物など不動産、コモディティに特化した指数がありますが、投資初心者の人はあまり手を出さない方が良い指標ともいえます。

2020年の4月に原油WTIは歴史的な動きをしました。

 

NY原油先物、史上初のマイナス コロナで供給過剰に

 

週明け20日の米ニューヨーク商業取引所で、原油価格の指標となる米国産WTI原油の先物価格(5月物)が1バレル=マイナス37・63ドルと、史上初めてマイナス価格で取引を終えた。新型コロナウイルスを抑え込む対策で世界経済が停滞。エネルギー需要の急減で原油供給が過剰になっており、原油を貯蔵するスペースが限界に達しつつある。

前週末の終値(1バレル=18・27ドル)からは55・90ドル幅もの急落となる。取引時間中に一時、1バレル=マイナス40ドル超まで低下した。マイナス価格は、原油の売り手が、通常とは逆に買い手にお金を払って引き取ってもらうことを意味する。

出所:https://www.asahi.com/articles/ASN4P1T6PN4PUHBI002.html

 

コロナショックによる影響ですが、各都市のロックダウン(外出制限)などにより、原油の需給に突然の異変が起きました。

需要が一気に凹み、供給側が困ったことになった、ということです。在庫として原油を置いておくスペースもなくなり、原油捨てるしかないやん!ということになったわけです。

これにより原油の価格はなんとマイナス価格に。原油WTIの指数に空売りできていた人は大変儲かったでしょう(とても難しい投資です)。

 

オイルショックの時とは反対のことが起こっていますね、あの頃は需要過多でハイパーインフレが起こっていましたから。

 

生活必需品の売り切れ 情報見極め冷静な行動を(2020年3月3日配信『毎日新聞』-「社説」)

 

このような不測の事態がコモディティなどは起きます。

インデックス投資をする際には、投資をする指数を真剣に選ぶ必要があるのです。

 

インデックス投資の運用手法

基本的に、インデックス投資は自身のパフォーマンスが指数に連動するように投資する手法なので、指数に投資するだけでそれはインデックス投資です。

巷では、毎月数万円をコツコツ積み立てつつ、元本を大きくし、時間分散しリスクを抑えていく方法が最も好まれています。

 

私自身も、インデックス投資はつみたてNISAを通して実行しています。

貯金感覚で実行していますが、これはあくまでも投資という考えではなく、自分で年金を作っているようなものです。

まとまった資金をインデックス投資には使っていません。

 

私の投資先はコモディティなどではなく、過去の投資リターンから株価指数を選んでいます。

明らかに株が一番リターンの高い投資先だと理解しているからです。

 

過去の分野ごとの投資リターン

https://sites.google.com/site/davesmant/data-review-and-analysis/nl-long-run-investment-returns

 

指数の選び方 王道はS&P500だが落とし穴も?

一般的に、多くの投資家がS&P500に連動するETFなどでインデックス投資を行なっています。

国内で言えば代表指数はTOPIXですが、あまりにもボラティリティが大きく、これはインデックス投資には向かないでしょう。

 

TOPIX

 

S&P500指数が人気の理由は、ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」のデータから見ればS&P500指数は平均7%程度のリターンを得られると多くの人に認識されているからです。

 

この7%は、S&P500指数が生まれた1957年〜2003年のS&P500のパフォーマンスを計算した結果です。ただし、暗黒の10年(リターンがマイナスだった時期も存在)があったことは、多くの人が触れていない事実のような気がします。

 

2000年から2010年は全くS&P500が成長していません。この時期にインデックス投資をしていた人は、多くが痺れを切らして損切りしてしまったのではないでしょうか。

リーマンショック後の2010年からは金融相場が始まり、この頃からS&P500でインデックス投資を始めた人は春を謳歌したことでしょう。

S&P 500過去利回り

 

 

私自身は、諸々ありまして、積み立て投資に関してはS&P500ではなく、VTIという全米株式の成長に連動する商品を選んでいます。

VTIは米国の上場投資信託(ETF)です。正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」。

 

基本データ:

VTI ベンチマーク
構成株式銘柄数 3,529 3,505
時価総額の中央値 104.1 B 104.1 B
収益成長率 14.4 % 14.4 %
株価収益率 25.3 x 25.3 x
株価純資産倍率 3.3 x 3.3 x
自己資本利益率 17.6 % 17.6 %
非米国株式 0.0 % N/A
回転率 ( 回転率 2019/12/31 現在) 4.1 % N/A

 

セクター構成:

VTI ベンチマーク バンガードETFとベンチマークの差
テクノロジー 26.70% 26.70% 0.00%
金融 15.90% 15.90% 0.00%
消費サービス 14.50% 14.40% 0.10%
ヘルスケア 13.90% 14.00% -0.10%
資本財 11.80% 11.80% 0.00%
消費財 8.10% 8.10% 0.00%
公益 3.00% 3.00% 0.00%
石油・ガス 2.40% 2.40% 0.00%
素材 2.00% 2.00% 0.00%
電気通信 1.70% 1.70% 0.00%

 

 

 

VTIの面白いところは、米国の株式市場全体に投資しているところです。

構成銘柄数はなんと約3,529。アップルなどの世界的な大企業だけでなく成長著しい、アメリカでも注目されている小型企業も含まれています。

 

S&P500の実に7倍以上の数を組み入れており、これは米国株式市場全体の成長を取り込むことになります。

2020年に入り、これは個人的に懐疑的に思っていることですが、米国を代表とするS&P500、NASDAQの指数にバラツキが大きすぎる気がします。

 

年初来のリターンを見てみましょう。

 

NASDAQ:年初来+18.57%

 

NDAQ

 

S&P500:年初来+4.73%

 

S&P 500 Index

 

 

  • NASDAQ:年初来+18.57%
  • S&P500:年初来+4.73%

 

大きな差が出てしまっています。これはS&P500の銘柄より、米国の中小型株の躍進があった結果です。

米国株式市場が成長しているのに、同じインデックス投資をしている投資家の中でも、14%ものリターンに差が出てしまっています。

 

我々が感じている米国株式市場の成長の体感は間違いなくNASDAQですが、S&P500指数はこれまでのように信頼のおける指数として存続できるのか不安になってしまいそうな差です。

ナスダック総合指数は、NASDAQに上場している3,000以上の銘柄の全てを対象に、時価総額加重平均で算出した指数であり、VTIはこの動きに似た動きをするETFです。

2020年は大きくリターンが出ているのではないでしょうか。

 

このように、指数選びによっては大きくリターンが異なることを理解することが大切です。

 

インデックス投資で1000万円をS&P500で運用すると?シミュレーション

まず大前提として、インデックス投資は長期で資産形成をするという意識を持たなければなりません。

先ほど申し上げた通り、S&P500でインデックス投資を2000年に始めた場合、10年でリターンがマイナスになってしまうことも往々にしてあります。

タイミングだけは我々が選べるものではないのです。

 

以下はS&P500指数を投資先とした、1000万円で運用した場合のリターンです。

利回りは過去の実績から7%とします。

 

S&P500 1000万円運用

 

凄まじいリターンですが、これはベストケース中のベストケースです。20年後には1000万円が3600万円と3.6倍になっています。

利回り平均7%は1957年〜2003年のデータを基にしたものであり、今後も同様のリターンが見込めるのかは神のみぞ知るところです。

 

タイミングによっては、10年間マイナスに苦しむ、という可能性があることを理解しておきましょう。

ただし、20年、30年スパンであれば、米国株式市場が成長することに確信があるのであれば問題のない投資です。

 

まとまった資産の他の投資手法

インデックス投資に潜むリスクとしては、投資タイミングによっては10年スパンで大きくマイナスを出してしまい、資産が減少すること、よりリターンが高い投資先に資金を投下できない可能性の2つがあります。

過去に株式市場は米国、日本共に10年スパンに一回、大きな暴落を見せており、今後も社会情勢が大きく変わっていく中、どのような投資が魅力なのかは自身の選球眼によって大きく左右されます。

 

私自身は、無理せずインデックス投資を毎月の給料からコツコツ積み立て、まとまった数千万円の資産は投資のプロに任せる方針を取っています。

投資のプロは投資信託などファンドやヘッジファンドなどありますが、やはり市場平均を大きく上回るリターンを目指したいので、多少手数料は高くとも、国内のヘッジファンドに預け、運用をしています。

 

 

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以上

 

 

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