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30代サラリーマンの資産運用録

1000万円資産運用

1000万円以上の資産を大口定期預金で運用。銀行の優遇メリットと金利比較!おすすめは?どこに預けるべきか。

 

銀行の「普通預金」「定期預金」と聞くと、資産運用を嗜んでいる人からすると、「運用先としてあり得ない」というのが本音ではないでしょうか。

特に、定期預金に預けるくらいなら現金として持っていた方がましだという人もいます。

 

この定期預金、どれくらい魅力がないのでしょうか?

定期預金にも色々な種類があり、実は1000万円以上の資産がある人は「優遇金利」を適用されるという事実を知らない人もいます。

加えて、金融機関の資産運用のスペシャリストから投資のアドバイスも受けれたりします。

(優遇金利をもってしても、私個人としては定期預金はNOですが・・・。)

 

今回の記事では、1000万円以上の資産を持つ人が利用できる定期預金について、少し紹介していきます。

実態をしっかり把握した上で、良い投資先を見つけていきましょう!

 

定期預金とはそもそも何か

定期預金はどの時代も「常識」と言われるほど多くの人が活用しています。

定期預金とはそもそも何を指すのでしょうか。

 

定期預金

あらかじめ預入期間を指定して預け入れる貯金です。お金を使う時期が決まっている方に最適です。

  • 1,000円以上1,000円単位で預けることができます。
  • お金を使う時期が特に決まっていない方は自動継続もご利用いただけます。
  • 1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年のいずれかの期間をご指定いただけます

預入期間が3年未満のものは単利、3年、4年および5年のものは半年複利で計算します。

預入期間内払戻金利を適用します。

出所:ゆうちょ銀行

 

少額から期間を指定して資金を口座に預け、利息を貰うスキームとなっています。

リスクがほぼない商品ですので、元本保証という点で人気がある現状となっています。

 

一般的な定期預金の金利はどれくらいか?

メガバンク(以下はSMBC)の定期預金金利はこのような水準です。

一律0.002%。

 

スーパー定期 スーパー定期300
(300万円未満の標準金利) (300万円以上の標準金利)
1ヵ月 0.002% 0.002%
2ヵ月 0.002% 0.002%
3ヵ月 0.002% 0.002%
6ヵ月 0.002% 0.002%
1年 0.002% 0.002%
2年 0.002% 0.002%
3年 0.002% 0.002%
4年 0.002% 0.002%
5年 0.002% 0.002%
7年 0.002% 0.002%
10年 0.002% 0.002%

出所:SMBC

 

これは他メガバンクの東京三菱UFJ銀行みずほ銀行も同様です。

非常に低い水準です。

 

一番定期預金金利が高いと評判なのが、SBJ銀行です。

※円定期預金1年もの、2年/3年ものは2020年12月30日(水)まで「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」実施中です。

 

定期預金
1ヶ月 0.03%
3ヶ月 0.03%
6ヶ月 0.03%
1年 0.12% ※
2年 0.15% ※
3年 0.15% ※
5年 0.20%

出所:SBJ銀行

 

SBJ銀行はなかなか聞きなれない金融機関ですがどのような銀行なのでしょうか。

 

SBJ銀行は、Shinhan Bank Japanの略で、韓国の大手銀行である新韓銀行を中核とする「新韓金融グループ」の日本現地法人です。

新韓金融グループは、韓国証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場しており、株式時価総額は韓国金融機関で第1位※となっています。

新韓銀行の海外拠点として1986年に日本進出後、外資系銀行では2番目に国内銀行として金融庁の許可を受けました。

2009年9月の開業以来、全国展開し、預金・貸出等の金融商品およびサービスを提供しています。SBJ銀行の円預金は預金保険制度の対象となりますので、安心してお取引いただけます。

出所:SBJ銀行について

 

韓国の銀行なのですね。つまり外資系です。

外資ならではの金利を用意しているといえます。

 

しかし、それでも年利回り0.03%は投資家目線では非常に低いです。

メガバンクの0.02%とほぼ同水準です。

 

ネット銀行に視野を広げると、以下の通り上記の銀行に比べ高い金利が存在します。

 

銀行 商品 預入期間
6ヶ月 1年 3年
あおぞら銀行BANK支店 あおぞらネット定期預金 0.150% 0.200% 0.150%
オリックス銀行 eダイレクト定期預金 0.100% 0.120% 0.270%
ローソン銀行 スーパー定期・スーパー定期 300 0.030% 0.030% 0.030%
新生銀行 パワーフレックス円定期預金 0.010% 0.010% 0.010%
ゆうちょ銀行 定期貯金 0.002% 0.002% 0.002%
三菱UFJ銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
りそな銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%

出所:価格.com

 

あおぞらネット定期預金であれば一年で0.2%。

メガバンクの定期預金金利の10倍ですね。

 

1000万円をあおぞらネット定期預金に預ければ、1年で2万円のリターンがあります。

低すぎますね。

 

大口定期という選択肢もある(各行の金利を比較)

流石に上記の定期預金金利ではリターンが寂しすぎます。

1000万円もあるのに、一年経って2万円しか生み出さないというのは、資産運用をしていく上では失敗に近い水準です。

 

そこで、大口定期というものも用意されています。

金額が大きければ、銀行側としてもメリットがありますので、優遇金利が適用されるのです。

 

そもそも大口定期とは何を指すのでしょうか。

銀行が定義しているものを見てみましょう。

 

大口定期の特徴

1,000万円から運用できます。

期間は1ヵ月から最長10年まで。

期限前解約時の金利情勢によっては、お利息が付かないことがあります。

お預け入れ期間中に中間利息を受け取られた後、期限前解約された場合、解約時のお受取額が元本を下回る場合があります。(ただし、すでに受け取られた中間利息と解約時のお受取額を合算すれば、元本を下回ることはありません。)

出所:SMBC

 

1000万円から運用ができる定期預金となっています。

どのくらい金利水準は変わってくるのでしょうか?

 

以下は各メガバンクの大口定期の金利水準の比較です。

 

MUFJ(三菱東京UFJ銀行) SMBC(三井住友銀行) みずほ銀行
期間 大口定期(1,000万円以上の標準金利)
1ヵ月 0.002% 0.002% 0.002%
2ヵ月 0.002% 0.002% 0.002%
3ヵ月 0.002% 0.002% 0.002%
6ヵ月 0.002% 0.002% 0.002%
1年 0.002% 0.002% 0.002%
2年 0.002% 0.002% 0.002%
3年 0.002% 0.002% 0.002%
4年 0.002% 0.002% 0.002%
5年 0.002% 0.002% 0.002%
7年 0.002% 0.002% 0.002%
10年 0.002% 0.002% 0.002%

 

何かの間違いなのか、通常の定期預金と変わらない0.002%の金利となっています。

窓口まで出向き、交渉次第では金利を上げてもらえる可能性がありますが、アップサイドは限定的だと思います。0.002%が0.003%になったところで、現状は変わりません。

(誰が大口定期に預けるのでしょうか?)

 

ネット銀行の大口定期の水準も確認してみましょう。

 

銀行 商品 預入期間
6ヶ月 1年 3年
あおぞら銀行BANK支店 あおぞらネット定期預金 0.150% 0.200% 0.150%
オリックス銀行 eダイレクト定期預金 0.100% 0.120% 0.270%
ローソン銀行 スーパー定期・スーパー定期 300 0.030% 0.030% 0.030%
新生銀行 パワーフレックス円定期預金 0.010% 0.010% 0.010%
ゆうちょ銀行 定期貯金 0.002% 0.002% 0.002%
三菱UFJ銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%
りそな銀行 スーパー定期 0.002% 0.002% 0.002%

出所:価格.com

 

1000万円以上の大口定期でも金利は一緒です。デジャブですね。

1000万円を持っているからといって、定期預金では有利にならないようです。

 

<雑感>定期預金はなぜ金利が著しく低いのか?

上記までの通り、なぜここまで定期預金の金利は低いのでしょうか?

実は、1970年頃には預金金利は3%という水準でした。1991年の定期預金の水準はなんと5.7%に到達していました。

年利回り5.7%であれば、私自身も一部の資産を定期預金に入れておくでしょう。

 

【普通預金】
過去最高3.0%(1974年)
→現在0.002%(2016年9月)

【定期預金】
過去最高5.7%(1991年)
→現在0.038%(2016年9月)

なんと、現在の金利は過去最高と比較すると、普通預金で1500分の1、定期預金で150分の1まで下がっていることが判明。

出所:https://money-bu-jpx.com/news/article001012/

 

このような高水準の金利を記録していたのに、なぜ今の普通預金、定期預金の金利は低いのでしょうか。

理由は、日本政府が設定している「政策金利」にあります。

政策金利とは、景気や物価の安定など金融政策上の目的を達成するために、中央銀行(日本では日本銀行)が設定する短期金利(誘導目標金利)のことで、金融機関の預金金利や貸出金利などに影響を及ぼします。

一般的に好景気によるインフレ(物価上昇)傾向になると政策金利を引き上げて経済の過熱を抑え、反対に不景気によるデフレ(物価下落)傾向になると政策金利を引き下げて経済を刺激します。

出所:MUFJ

 

金利と経済活動の関係

 

政策金利とは、上記のMUFJの説明の通り、景気のコントローラー的役割を果たしています。

細かくは説明しませんが、景気が悪くなってくると政府は政策金利を下げ、景気が良い方に加速すると、加熱を抑えるために金利を上げます。

 

景気の良い国は政策金利を上げる、景気の悪い国は政策金利を下げる。

まさに、今の米国は政策金利を0.25%と限りなくゼロに近い水準に設定しています。コロナ騒動で経済は大きな打撃を受けていますので。

日本はゼロに近い水準どころか、マイナスです。

 

 

政策金利各国比較

出所:https://www.gaitame.com/markets/seisakukinri/japan.html

 

なぜ日本がマイナス金利なのかは他の記事に譲りたいと思いますが、政策金利が低い=預金・定期預金金利が低い式が成り立つのはなぜなのでしょう。

 

メガバンクなど民間の金融機関は政府と我々預金者から資金を借り入れて、企業にお金を貸して、利息を貰って利ざやを出していくビジネスモデルです。

現在、日本はデフレの沼にハマっており、景気も悪い状況です。直近ではGDPのマイナスが大きく出てしまいましたね(コロナ影響も甚大)。

 

日本のGDP

 

日本はバブルが崩壊してから、長期にわたりデフレ、不景気となっています。

つまり、日本政府も政策金利を下げて、民間金融機関の調達コストを下げてあげて、成長する企業への融資を促しているのです。

 

民間銀行が企業に融資するための資金の調達は政府だけではなく、我々個人の資金も入っています。

普通預金と定期預金が低い理由は、我々個人も、民間銀行の調達コストを下げてあげている状況ということですね。

 

ただ、わざわざ民間銀行が融資をしやすくなるように我々個人が犠牲になる必要はないと考えます。

個人の資産形成のスタンスとして、資産をしっかり増やせる先にお金を投じることが大切です。

 

例えば、政策金利がここまでの低水準なのであれば、企業は有利になります。

企業が有利ということは、株式市場が成長を見せることになります。

 

つまり、現段階では株式投資は最も資産を増加させる優れた投資の一つなのです。

 

1000万円を運用するならどんな選択肢がある?

1000万円の運用先として、様々な選択肢を私のブログでも紹介しています。

 

【→【リスクリターン別】1000万円おすすめ資産運用先大全 定期預金/保険積立/投資信託/ヘッジファンド/不動産投資/FX/国債

 

「1000万円」は、資産運用に本気で取り組めば大きく資産を増やせる水準の金額です。

元本の大きさが複利をきかせて大きな資産を生み出すのです。

 

定期預金・大口預金では1%を下回る水準の金利でした。

これでは、複利を生かしても全く資産が増えていきません。

 

参考までに、以下は一番大口定期の金利が高かったあおぞらネットバンクの0.2%で1,000万円を複利運用した結果です。

比較しているのは米国のS&P500の指数平均利回りです。

(1973年から2018年までの長期的なS&P500の利回りは年平均で7.1%)

 

リターン比較

 

10年が経過すると、資金の置き場所の違いだけで8,358,361円の違いが生まれるのです。

800万円もリターンが変わってくると、定期預金に資産を置いておくデメリットの大きさが理解できると思います。

 

ちなみに、S&P500の平均リターンは7.1%と設定していますが、こちらは期間によっては10年でマイナスになる時期もあることは理解しておきましょう。

例えば、2000年から2010年はS&P500指数は大幅に下落しており、2000年にS&P500指数に資金を置いた投資家は10年間辛い時期を過ごしていたでしょう。

 

sp500過去推移

 

しかし、10年を超え、2010年から2020年の指数のジャンプアップは目を見張るものがあり、2010年から投資をした人は約3倍の資産を増やしたことになります。

10年で1000万円が3000万円になったということですね。

 

時期によって、大きくリターンが変わってきますので、米国経済、企業の成長がどれくらい見込めるのかの先見性が必要となってきます。

(ここでも政策金利は重要な指標になります!)

 

10%程度のリターンを狙うのであれば、非常に難しいですが株式投資や投資信託で運用するか、ヘッジファンドなどプロに任せてしまう、などが選択肢になるでしょう。

 

投資信託は儲からないのはなぜ?本当におすすめの運用先とは。公募ファンドの仕組み/日米の公募投信のコスト比較 / 信託報酬(手数料)とリターンの関係

 

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まとめ

1000万円の資産運用先として、大口定期はワークするのかを解説してきました。

結論としては、大口定期は普通定期と利回りが変わらず、資金を寝かせておくだけになりますのでNG、というのが私の答えです。

より良い運用先を探し、資産を大きく成長させていきましょう。

 

 

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