【リスクリターン別】1000万円おすすめ資産運用先大全 定期預金/保険積立/投資信託/ヘッジファンド/不動産投資/FX/国債/インデックス投資
1000万円という金額は、資産運用を本格的に始める第一歩の水準であり、また人生の節目となる数字でもあります。
この1000万円という資産に到達させるまでは、非常に大変です。私自身も1000万円までは本当に苦労しました。
しかし、1000万円という規模は、うまく複利などを活用して運用していくと、資産の伸び方が指数関数的に伸びていきます。
複利の力は偉大と言う話はよく聞くと思います。
しかし、本当にコツコツとした利回りでも時間を利用すれば大きな資産を構築することができるのです。
比較的な安定運用の範囲である年率5%運用で、1000万円運用で20年後には3000万円近くの資産を築くことができます。
10%で運用することができれば20年後に約7倍の7000万円まで飛躍的に資産を伸ばすことができるのです。
5%運用 | 7%運用 | 10%運用 | |
1年後 | 1050 | 1070 | 1100 |
2年後 | 1103 | 1145 | 1210 |
3年後 | 1158 | 1225 | 1331 |
4年後 | 1216 | 1311 | 1464 |
5年後 | 1276 | 1403 | 1611 |
6年後 | 1340 | 1501 | 1772 |
7年後 | 1407 | 1606 | 1949 |
8年後 | 1477 | 1718 | 2144 |
9年後 | 1551 | 1838 | 2358 |
10年後 | 1629 | 1967 | 2594 |
11年後 | 1710 | 2105 | 2853 |
12年後 | 1796 | 2252 | 3138 |
13年後 | 1886 | 2410 | 3452 |
14年後 | 1980 | 2579 | 3797 |
15年後 | 2079 | 2759 | 4177 |
16年後 | 2183 | 2952 | 4595 |
17年後 | 2292 | 3159 | 5054 |
18年後 | 2407 | 3380 | 5560 |
19年後 | 2527 | 3617 | 6116 |
20年後 | 2653 | 3870 | 6727 |
ここまで来れば、あとは利回りを高めていく努力ですが、この利回りでしくじると、時間と共に資産を伸ばすところ、全く資産が増えない状況に陥ってしまいます。
今回は、1000万円を運用するにあたり、高い利回りを獲得できる投資先を紹介していきます。
最初に 貯金1000万円でできること
まずは、貯金1000万円でできることについて書いてみました。
以下が記事の目次です。
- 1 1000万円あったら何ができる?
- 1.1 レクサスLSモデルを手に入れることができる
- 1.2 高級クルーズ船に乗ることができる
- 1.3 港区の高級タワマンに3年間住める
- 1.4 子供3人を都内一流私立中高で学ばせることができる
- 2 老後資金に1000万円は全然足りない
- 3 1000万円の使い道は特別な投資手法で更に資産を増やすこと
- 3.1 投資にはある程度のタネ銭が必要
- 3.2 複利の力は偉大!大いに物を言う
- 3.3 1000万円資産があるからこそできる投資がある
- 4 まとめ
1000万円を運用せずに浪費する方向に振り切れば、ステータスが高い、と言われるようなことは全て実現できる資産です。
しかし、資産運用をしていると、浪費が馬鹿らしくなるのが現実でしょう。資産はさらなる富を増やしますので。
1000万円で10年間運用 ベストな投資先は?
10年スパンで1000万円を運用すると、どのくらいのリターンが見込まれるのでしょうか。
目次は以下の通りとなっています。
- 1 1000万円を運用する場合の各利回りでのリターンを把握してみよう
- 2 【要注意】FXはそもそも資産運用ではない
- 3 利回り1%:対象運用先は保険積立
- 4 利回り→3%:対象運用先は米国債・社債(コロナ禍ではその限りではない)
- 5 利回り→5%:対象運用先はREIT(リート)か高配当株
- 5.1 高い分配金利回りが狙えるREIT
- 5.2 ディフェンシブ銘柄で高配当株
- 6 コラム:21世紀の資本論から見る5%という運用利回りの水準
- 7 利回り→7%:対象運用は米国連動ETF(VTI、VOO)
- 8 コラム:投資信託という選択肢は魅力的?
- 9 利回り→10%:対象運用先はヘッジファンドでポートフォリオを組む
- 10 年率10%以上を狙うのであれば個別株が最有力
- 11 異常に高い利回りを喧伝するファンドや金融商品には要注意
- 12 この記事のまとめ
一般的に運用手段として有名な、保険積み立て、米国債、REIT、高配当株、ETFなど投資信託などにそれぞれ触れています。
21世紀の資本で有名なトマ・ピケティによると有史以来一貫して資本収益率は5%近辺であり、資産運用を行う上での『平均点』がまさに運用利回り5%であるということができるでしょう。
その5%を起点に、今自分が行なっている資産運用は正しいのか、どのように組み替えていくかも考えていきましょう。
1000万円を株式投資で運用
1000万円という資産を築いた人は、それなりに自信が持てるようになっているのではないでしょうか。
1000万円があったら、基本的に人生でほとんどのことが解決できる水準です。
しかし、この1000万円は資産運用をしていくと、恐ろしい飛躍を遂げる水準でもあります。
今回は、投資の王道である株式投資で、資産をどれくらい飛躍できるのか、セミリタイアが可能な水準と言えるのかを検証していきます。
以下は目次です。
- 1 株式投資は投資の王道
- 2 株でキャピタルゲイン・インカムゲインを狙う
- 3 株式投資の短期投資・中期投資・長期投資
- 3.1 短期投資
- 3.2 中期投資
- 3.3 長期投資
- 4 1000万円を日本株で10年間運用した場合
- 5 銘柄分散(ポートフォリオの考え方)GPIF
- 6 今後はバリュー株がおすすめだが難易度が高い、ファンドに任せるのもあり
1000万円を株式投資で資産運用!セミリタイアはどれくらいで可能なのか?おすすめ投資手法・投資先も紹介。短中長期投資/グロース/バリュー/利回り/ポートフォリオ
1000万円を元本保証で運用(定期預金、積立保険など)
「元本保証」という言葉は、日本人の方は特に好きな人が多い気がしなす。
リスクをとってリターンをとるというより、少ないリターンでもノーリスクで獲得したい気持ちが先行してしまっている人が多いと思います。
無用にリスクをとるのはまた違いますが、多少のリスクを鑑みて、自身の許容範囲を決めて、運用はしていく方が効率が良いです。
許容範囲も見極めず、ノーリスクを選ぶというのは、それは資産運用ではありません。
以下は今回の記事の目次です。
- 1 定期預金は安直な選択
- 1.1 かつては高かった定期預金利率も現在は低空飛行
- 1.2 日本人の預金好きは相対的な貧困化を招く
- 2 国債は超低利回り。社債はそもそも投資することが困難な状態。
- 3 貯蓄型の積立型保険は本当に魅力的!?
- 3.1 利回りは1%程度
- 3.2 解約返戻金が高すぎる
- 3.3 保険はあくまで保険。「掛け捨て」で十分
- 4 元本保証に近い株式投資手法で年率5%-10%を狙おう
ここで一つアドバイスを行なっておくと、定期預金だけは絶対にすべきではありません。
死に金となっているようなものですので。
1000万円以上の定期預金(大口定期・優遇金利)はどれくらいのリターン?
銀行の「普通預金」「定期預金」と聞くと、資産運用を嗜んでいる人からすると、「運用先としてあり得ない」というのが本音ではないでしょうか。
特に、定期預金に預けるくらいなら現金として持っていた方がましだという人もいます。
この定期預金、どれくらい魅力がないのでしょうか?
定期預金にも色々な種類があり、実は1000万円以上の資産がある人は「優遇金利」を適用されるという事実を知らない人もいます。
加えて、金融機関の資産運用のスペシャリストから投資のアドバイスも受けれたりします。
(優遇金利をもってしても、私個人としては定期預金はNOですが・・・。)
以下の記事では、1000万円以上の資産を持つ人が利用できる定期預金について、少し紹介しています。
1000万円を国債に投資するという選択肢
国債は国にお金を貸し利息を貰うので元本保証、というのが多くの人の大前提となる知識でしょう。
日本の個人向け国債はたしかにそうかもしれませんが、利率は定期預金と変わらず、選択肢は海外債券に向いていきます。
海外債券は、為替リスクやインフレのボラティリティなど様々な要因が絡み合い、こちらは元本保証とは言える内容ではありません。
詳しくは以下の記事で書いています。
目次↓
- 1 国債とは、社債との違い
- 2 日本で買える国債は個人向け国債
- 3 世界中の国債がネットで購入できる時代
- 3.1 米国債という選択肢
- 3.2 新興国債券はどうか
- 4 今は金融相場、国債は選択肢にならない
- 5 株式投資?コモディティ投資?おすすめの投資先
- 6 まとめ
1000万円を仮想通貨で運用するという選択肢
2017年〜2018年に日本中を巻き込むバブルを起こした仮想通貨。
当時の市場の盛り上がりは凄まじいものでした。
仮想通貨市場ですが、現在コロナショックもあり、米国を中心とした超低金利政策もあり、今後も金融緩和・財政出動が見込まれ、また市場が盛り上がりを見せています。
2019年には50万円/1ビットコインを切りましたが、今では100万円/1ビットコインまで回復を見せています。
以下は目次です。
- 1 仮想通貨とは
- 2 仮想通貨の種類
- 3 1000万円を仮想通貨で運用するという選択肢
- 4 最後に、仮想通貨の今後の展望
仮想通貨(暗号通貨)・ビットコインで1000万円運用?1億円へ到達する最短距離を走るハイリスクハイリターン投資はすべきか?
1000万円で不動産投資という選択肢
「不動産で不労所得」というキャッチフレーズのようなものが根付いてしまったのはいつからなのでしょう。
金持ち父さん、貧乏倒産の影響があまりにも強すぎる気がします。
これにはまず大前提を理解する必要があります。
米国は中古不動産の価値は上昇していく、日本は中古住宅の価値は下がっていく。
つまり、市場環境が異なり、そのまま不動産は魅力的な投資先であると断定してはいけません。
ただし、安定的なインカムゲイン(家賃収入)を獲得するには良い投資先かもしれませんが、それは1000万円ではなく、もっと資産規模が大きくなってから考えたいものです。
(もちろん融資でレバレッジをかけることは可能です)
以下は目次です。
- 1 不動産投資とは?
- 2 資金1000万円あったら不動産投資はすべきか?アパート運営が限界?
- 3 高い利回り物件はそうは出会えない・会社員に国内不動産投資はオススメしない
- 4 資金1000万円あって不労所得を得たいならプロの投資家に任せるのが最も早くて簡単
1000万円でFXという選択肢
FXは為替トレードですが、資産運用において、私はこの選択肢をとっていません。
理由は記事の中で紹介しています。
- 1 FXで儲けている人はどのくらい日本にはいるのか?
- 2 ミセス・ワタナベの実績を見ればFXはそもそも、勝てる市場ではないことがわかる
- 3 ではなぜFXは勝てないのか?
- 4 FXはレバレッジを間違えれば破産する
- 5 まずは1000万円を目指し堅実に1億円と資産を育てるのがおすすめ
1000万円で投資信託とヘッジファンドという選択肢
最後に、投資信託とヘッジファンドの選択肢です。
基本的に投資信託はインデックスファンド、指数をベンチマークとする運用となりますので、今後も成長が見込まれる株式市場を選択するという良い投資です。
例えば全世界インデックス、S&P500指数などは投資家に人気がありますね。
ヘッジファンドは、下落相場であっても積極的にリターンを狙っていく、攻めの投資且つ安定した利回りを見込める投資先でもあります。
以下は目次です。
- 1 投資信託の概要と良い点・悪い点(メリットデメリット)
- 1.1 投資信託の良い点
- 1.2 投資信託の悪い点
- 2 ヘッジファンド(HF)の概要と良い点・悪い点(メリットデメリット)
- 2.1 HFの良い点
- 2.2 HFの悪い点
- 3 投資信託とヘッジファンドの違い
- 4 まとめ
退職金1000万円の運用先は?
定年まで会社に勤め、退職金を貰い老後生活を楽しむ、というが通常の日本の人生設計ですよね。
しかし、退職金の金額は大きく、また老後の生活で年金受給などを考えると使う機会も限られ、銀行預金に預けたまま、という人も少なくないようです。
そこで、昨今の資産運用の関心の高まりから、老後資金(当然、余裕資金分だけです)を安全に運用しさらに増やしていくというニーズが出てきました。
例えば、まとまったお金である1000万円ほどの資産が余裕資金としてあるのであれば、資産運用の選択肢も複数あり、効率的に資産を増やしていける可能性があります。
その退職金によるまとまった資産である、今回は1000万円がある前提で、運用するにあたりどのような選択肢があるのかを論じていきます。
1000万円でインデックス投資
1000万円を運用するにあたり、様々な選択肢があります。
それは各人の人生設計や本業の収入がどれくらいなのかなど、一概にこれが正解というものはありません。
しかし、運用をしていく上で一番優先すべきは、「収益」です。
私自身、多くのブログやSNSなどで資産運用について情報発信している人たちを日々見ていますが、どうやらインデックス投資がかなり支持を得ているようです。
実際にインデックス投資はそもそもどのようなものなのか、どれくらいのリターンが見込めるのかを、ここではシミュレーションしています。
資産1000万円をインデックス投資すると何年で1億円になるのか?一括投資をする際に便利なeMAXIS Slimシリーズを含めてわかりやすく解説する。
- 随時更新記事 -