完全リタイアを目指す投資ブログ

30代サラリーマンの資産運用録

1000万円資産運用

1000万円を株式投資で資産運用!セミリタイアはどれくらいで可能なのか?おすすめ投資手法・投資先も紹介。短中長期投資/グロース/バリュー/利回り/ポートフォリオ

 

1000万円という資産を築いた人は、それなりに自信が持てるようになっているのではないでしょうか。

1000万円があったら、基本的に人生でほとんどのことが解決できる水準です。

 

しかし、この1000万円は資産運用をしていくと、恐ろしい飛躍を遂げる水準でもあります。

今回は、投資の王道である株式投資で、資産をどれくらい飛躍できるのか、セミリタイアが可能な水準と言えるのかを検証していきます。

 

株式投資は投資の王道

上記で株式投資は投資の王道であることを触れましたが、その理由は過去の実績にあります。

以下は1800-2002年のそれぞれの資産のリターンを表したものです。

 

過去の分野ごとの投資リターン

https://sites.google.com/site/davesmant/data-review-and-analysis/nl-long-run-investment-returns

 

上記の通り、株式投資(Stocks)、債券(Bonds)、手形(Bills)、金(Gold)、現金(Cash)のリターンを見ると、株式投資がぶっちぎりで右肩上がりです。

長年の歴史を見ても、最大のリターンを獲得できるのは株式投資であるということがよくわかります。

 

株式投資を行えるのは、富裕層を中心とした世帯となります。

近年の貧富の差が大きくなっているのは、この株式リターンが大きく影響しています。

 

リーマンショック後も米国は積極的な金融緩和を行い、米国株は右肩上がりに成長しました。

現在もコロナショック後の超低金利政策、財政出動などを行い金融相場となっています。

 

株式投資をやっている人といない人とで、大きく資産の差がついてしまっています。

このような状況はさらなる格差を生む源泉となってしまいますので、歪みは矯正すべきですが、なかなか時間がかかりそうです。

 

このような時は、一投資家としては、しっかりと株式市場の波に乗り、資産を成長させていくことが肝になるでしょう。

 

株でキャピタルゲイン・インカムゲインを狙う

株式投資では、株を安く仕入れて高く売る、というシンプルな売買益(キャピタルゲイン)を目指す手法が一つ。

もう一つが長期で株を保有して、配当金を獲得するインカムゲインを目指す手法があります。

 

多くの株式投資で億万長者になった人たちは、キャピタルゲインを積み重ねて資産を築きました。

日本ではJTや商社株、銀行株など高配当銘柄がたくさんありますが、それらの株で資産を大きくした人を私は知りません。

 

近年では高配当株に集中投資し、30代でセミリタイアをしたという人が出てきました。

しかし、よく見ると配当は受け取っているものの、保有株の元本は大きく毀損していることがほとんどです。

 

つまり、実質セミリタイアはできていないのにセミリタイアをした!と宣伝している現状には大いに違和感を感じています。

高配当株でインカムゲインを獲得し、資産を増加させるというのは、実はリスクを孕んでいるのです。安易に高配当株を買うのはやめましょう。あれは投資ではありません。

 

Youtuberなどでも高配当株をおすすめしている有名な人がいますが、あれも投資では資産は増えておらず、むしろブログやYoutubeでの収入が多いことは、見る人が見ればわかります。

 

投資の意思決定とは、他人に流されるものではありません。

上記を踏まえて、インカムゲイン主体の投資を実行するのか、キャピタルゲインを主体とした投資をするのかを決定していきましょう。

私個人としては、キャピタルゲイン一択です(両立は難しいです)。

 

 

株式投資の短期投資・中期投資・長期投資

株式投資を行うにも、大きく短期投資・中期投資・長期投資と分かれています。

配当などインカムゲインを目指すのであれば、必然的に長期投資を選ぶことになります。

 

株式売買益(キャピタルゲイン)を狙う投資は短期〜中長期全てに当てはまります。

 

短期投資

  • デイトレード 1日限度
  • スイングトレード 1日以上7日未満
  • ポジショントレード 1週間以上〜数カ月程度

 

俗に言う、「デイトレード」です。

1日の中で複数売買をし、キャピタルゲインを積み重ねていきます。

基本的にどの銘柄を購入するかは関係なく、株価チャートを主な分析対象としてタイミングよく株を売買していきます。

 

この手法は基本的に朝から働いているサラリーマンには不可能でしょう。

短期投資のメリットは、短い時間で売買を繰り返すため、大きな損失を被ることは少ないということです(回数が増えれば損失は拡大しますし相応の手数料もかかります)。

デメリットは大きく稼ぐことも非常に難しいということです。

 

ただし、売買益を積み重ね、一回一回の取引の元本を増やしていけば、飛躍的に資産を増やせることもありますが、これは相当な上級者レベルが実践している内容です。

 

中期投資

  • 中期トレード 3カ月〜6カ月
  • 中長期トレード 6カ月〜1年

 

中期投資は短期と長期の中間です。

数カ月程度の投資期間で中程度の株価の波をとらえていく手法です。

 

こちらもデイトレードと同様、株価の分析がメインになってきます。企業業績が主体の取引ではありません。

決算がよくなることを見込んで決算前に株を購入して数ヶ月間保有していくなど、よく聞く話ですが、これは決算ギャンブルと言って危険な行為です。

 

さらに長い6ヶ月〜1年程度の投資であれば、企業業績をしっかりと分析する必要が出てきます。

中期投資はサラリーマンの方でも十分にできる投資といえるでしょう。

 

 

長期投資

長期投資は1年以上保有し大きなリターンを目指していく投資です。

または、高配当株などを保有し、配当を長期に渡って獲得していく戦略ともいえます。

 

高配当株は配当利回りの高い株式を購入して、あとは基本的に放っておくだけです。

キャピタルゲインを狙っていく長期投資は「グロース株投資」「バリュー株」投資など種類があります。

 

グロース株投資は長きに渡って成長していくであろう企業をROEやPERなど様々な指標を活用しつつ企業を見極め、株を長期保有します。

バリュー株投資は、すでに価値があるのに割安で放置されている企業を徹底的な財務分析で見つけ出し、投資をしていきます。

 

バリュー株投資は非常に難易度が高く、ビジネスでも相当な場数を踏んだ経験がないと活用できない手法といえます。

財務諸表だけの読み込みのみならず、ビジネス経験も豊富でないと、まさに机上の空論という投資手法となってしまいます。

 

巷に存在する自称バリュー株投資家の手法は間違っていたり、大失敗していたりします。

私自身もバリュー株は難易度が高く、手法として活用するのは難しいと考えています。

 

バリュー株投資は相場の下落にも強く、市況サイクルの中で大きなリターンが見込めることから投資手法としては非常に魅力的です。

バリュー株を手法としているバリュー株ファンドに運用を任せるのが良いでしょう。

 

バリュー株投資の真髄!BMキャピタルの投資手法を実際の事例を元にわかりやすく解説する。

 

 

1000万円を日本株で10年間運用した場合

株式投資の平均リターンは、「21世紀の資本」を引用すると、約5%とされています。

この平均点で、株式投資をした場合のリターンを10年間で考えてみましょう。

 

1000万円を5%運用

 

10年間で1000万円は15,513,282円にジャンプアップしています。

毎年5%の利回りを上げるというのは非常に難しいことです。

 

高配当株であれば、5%の利回りは容易いのか?と思ってしまいます。しかしその認識は誤りです。

例えばJT(日本たばこ産業)は2020年9月7日の株価終値が1963円でした。

 

JT企業配当利回り

https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETsiR001Control&_PageID=WPLETsiR001Idtl30&_DataStoreID=DSWPLETsiR001Control&_ActionID=DefaultAID&s_rkbn=2&s_btype=&i_stock_sec=2914&i_dom_flg=1&i_exchange_code=JPN&i_output_type=2&exchange_code=TKY&stock_sec_code_mul=2914&ref_from=1&ref_to=20&wstm4130_sort_id=&wstm4130_sort_kbn=&qr_keyword=1&qr_suggest=1&qr_sort=1

 

同社の1株当たり配当金・配当性向の推移は以下の通りです。

 

年度 1株当たり配当金(円) 連結配当性向(%)
中間 期末 年間
2020年度 77 77(予想) 154(予想) 89.6(予想)
2019年度 77 77 154 78.6
2018年度 75 75 150 69.7
2017年度 70 70 140 63.9
2016年度 64 66 130 55.2
2015年度 54 64 118 53.2 ※
2014年度 50 50 100 50.1
2013年度 46 50 96 40.8
2012年度 30 38 68 37.6

 

出所:https://www.jti.co.jp/investors/finance/yield/index.html

 

JTの配当利回り=現在の株価1963円÷1株あたりの配当金154円×100=7.8% 

 

株式投資の平均リターン5%をぶっちぎって8%に近い水準となっています。

JTを10年間持って配当を貰えば、平均リターンを凌駕するリターンが獲得できそうです。

しかし、JTの株価をみてみましょう。

 

JT企業配当利回り

 

過去5年間、株価が低迷を続けています。

理由としてはたばこ自体がすでに斜陽産業であり、日本も喫煙スペースが劇的に減っていることは体感できているのではないでしょうか。

一時は4,500円あった株価が2000円に。60%減です。

 

高配当をもらっていても、5年でチャラどころか赤字になる水準です。

これが高配当株の罠です。そもそも配当とは成長余地が少なくなってしまった企業が安定的に市場のパイを確実に独占できるように実施する施策であり、大きな成長はそもそも見込めるフェーズではないのです。

 

企業には成長サイクルが存在しますので、これは致し方ないことです。

 

企業の成長サイクル

http://www2.meijo-u.ac.jp/~onishi/zaimus10/otameshi.html

 

個人的意見としては、もうすでに成長期が終わった高配当株銘柄に投資するのではなく、成長期の株を見つけてバリュー株、もしくはグロース株投資でリターンを獲得していくことをお勧めします。

 

 

銘柄分散(ポートフォリオの考え方)GPIF

上記で成長期の企業に投資するべき、という話をしましたが、成長性の高い企業はリスクも隣り合わせな一面もあります。

そこで、投資先は分散も考えたいところです。

 

2020年は金融相場だったこともあり、大きな実績を残したGPIFのポートフォリオを確認してみましょう。

収益率は2020年第一四半期の運用益は8.3%でした。

 

世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度第1四半期(4-6月期)運用益は過去最高となった。

新型コロナウイルスによる経済悪化に対処するための世界的な金融緩和などを受けた国内外の株価上昇が要因で、過去最大の運用損を計上した1-3月期からV字回復した。

一方、外国債券は保有額は増えたが構成比は低下した。GPIFの発表によると、4-6月期の運用益は12兆4868億円、収益率は8.30%。

いずれも年金積立金の市場運用が始まった01年度以降、16年10-12月期以来の過去最高だった。6月末の運用資産残高は162兆926億円に回復した。

出所:GPIF:運用益12兆円超と過去最高、外債比率は低下-4~6月

 

基本方針は以下の通りです。

長期的な運用においては、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて長期間維持していくほうが、効率的で良い結果をもたらすことが知られています。

このため、公的年金運用では、各資産の期待収益率やリスクなどを考慮したうえで、積立金の基本となる資産構成割合(基本ポートフォリオ)を定めています。

 

出所:https://www.gpif.go.jp/gpif/portfolio.html

 

情勢に合わせてGPIFは以下のポートフォリオで運用しています。

 

国内債券 外国債券 国内株式 外国株式
資産構成割合 25% 25% 25% 25%
乖離許容幅 各資産 ±7% ±6% ±8% ±7%
債券・株式 ±11% ±11% ±11% ±11%

 

国内債券、海外債券でリスクヘッジしつつ、日本株と外国株で運用しています。

資産の50%を安全資産、残りの50%をリスク資産ということです。

 

しかし、このポートフォリオは159兆2154億円もの資産を預かるGPIFだからこそです。

 

1000万円〜3000万円くらいの投資家であれば、安全資産には10-20%程度で十分でしょう。

 

 

今後はバリュー株がおすすめだが難易度が高い、ファンドに任せるのもあり

2020年ももう後半に入りましたが、金融相場で、日米グロース株が大きく株価を伸ばしました。

そして、出遅れでバリュー株の株価が伸び始めています。

 

これは、割安に放置されていた株が今回のコロナショックにより再評価され始め、この流れはしばらく続くものと思われます。

ウォーレン・バフェット氏の商社株の買いも話題になりましたね。商社株も割安に放置されていました。

 

米資産家ウォーレン・バフェット氏が8月31日に日本の商社株投資を発表したことを受けた見直し買いが3日の東京株式市場でも続いた。景気回復への期待も追い風にバフェット氏の投資行動をヒントに出遅れている日本の割安株(バリュー株)に海外投資家が目を向ければ、日本株に上昇余地が生じる。

バフェット氏の今回の投資判断を受けた商社株への需給要因的なプラス効果が、「徐々に金融、素材など他のバリュー株へと波及していくだろう」とみているのはアイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーだ。特に過当競争になっている素材関連企業の間で業界再編の動きが出れば、競争環境が和らぎ利益率の改善が見込まれるため割安株投資の候補となり得るとしている。

出所:バフェット効果続く、商社主導のバリュー買いで日本株に上昇余地

 

しかし、バリュー株投資は難易度が非常に高く、投資経験が豊富でない人がパズルを組み合わせるように財務諸表を読み解くだけでは、結果は出ません。

タイミングや、事業への深い理解が必要で、数年程度の経験の若い投資家ではその手法で投資を成功させるのは難しいです。

 

市場の流れとして、しばらくはバリュー株の時代が長引きそうですが、日本国内にもBMキャピタルをはじめとした、バリュー株投資に特化したヘッジファンドが複数ありますので、そちらへの投資も検討してみましょう。

 

 

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