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株式投資の巨星:ウォーレン・バフェットの投資哲学とバークシャー・ハサウェイの興隆

2023年9月4日

株式投資の巨星:ウォーレン・バフェットの投資哲学とバークシャー・ハサウェイの興隆

アメリカの投資持株会社、バークシャー・ハサウェイは、その創業から続く使命を通じて、世界中で高く評価される堅実な投資戦略と持続的な成長を成し遂げてきました。

ウォーレン・バフェット氏の名前の方が有名ですが、同氏は実はバークシャー・ハサウェイの最高責任者です。

 

筆者自身も、かれこれ20年近く運用を行なっていますが、ウォーレン・バフェット氏の運用哲学に大きく影響されました。いつでも投資先を選ぶ時は、下落耐性強く複利効果を得られるかどうかを意識してきました。

この記事では、筆者以外にも多くの投資家に多大な影響を与えてきたバークシャー・ハサウェイの旅の始まりから、輝かしい成功へと続く同社の歴史を解き明かしていきたいと思います。

 

バークシャー・ハサウェイの歴史と概要

バークシャー・ハサウェイの創業と成長

バークシャー・ハサウェイは1955年に設立され、当初は織物の製造業としてスタートしました。

しかし、ウォーレン・バフェット氏が会社の経営権を取得すると、方針を転換しました。

 

バフェット氏は、長期的な視点での価値投資と、優れた企業の買収を通じて、「投資会社」としてバークシャー・ハサウェイを急成長させました。

その結果、同社は多様な産業に投資し、その成績を伸ばしてきました。

BRK-A 株価

 

ウォーレン・バフェットのプロフィール

warren buffett

ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)はアメリカの著名な投資家で、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)の最高経営責任者(CEO)として知られています。彼は1930年に生まれ、若い頃から投資に興味を持ち、独自の投資哲学を築いてきました。

バフェットの投資哲学は、長期的な視点と価値投資の原則に基づいています。

 

彼は株式市場での短期の波乱に振り回されることなく、企業の実質的な価値を評価し、株式を保有することを重視しています。その結果、彼はウォールストリートでオマハの賢人として称えられ、世界的な投資家としての地位を確立しました。

バフェット氏は2023年時点で世界トップ5に君臨し、その名を世界に轟かせています。

THE REAL-TIME BILLIONAIRES LIST

順位 名前 関連 年齢 資産額 資産額
(10億$) (兆円)
1 ベルナール・アルノー LVMH フランス 74 211 27.85
2 イーロン・マスク テスラ、スペースX アメリカ 51 180 23.76
3 ジェフ・ベゾス アマゾン アメリカ 59 114 15.05
4 ラリー・エリソン オラクル アメリカ 78 107 14.12
5 ウォーレン・バフェット バークシャー・ハサウェイ アメリカ 92 106 13.99
6 ビル・ゲイツ マイクロソフト アメリカ 67 104 13.73
7 マイケル・ブルームバーグ ブルームバーグ アメリカ 81 94.5 12.47
8 カルロス・スリム テレフォノス・デ・メヒコ メキシコ 83 93 12.28
9 ムケシュ・アンバニ リライアンス・インダストリーズ インド 65 83.4 11.01
10 スティーブ・バルマー マイクロソフト アメリカ 67 80.7 10.65

 

バークシャー・ハサウェイは、バフェットの投資哲学に基づいて多くの企業の株式を保有し、そのポートフォリオは多様でありながらも安定した成長を示しています。

バフェットの指導のもと、同社は保険、鉄道、エネルギー、消費財などさまざまな業界に投資し、成功を収めています。

さらに、バフェットは慈善活動にも積極的に取り組んでおり、ビル・ゲイツと共同で「ギビング・プレッジ」を立ち上げ、多額の寄付を行っています。

 

その慈善活動により、社会への貢献も大きな注目を浴びています。バフェットの経歴と投資哲学は、多くの投資家やビジネスリーダーにとって学びの対象であり、彼の成功は国際的に称賛されています。

 

バークシャー・ハサウェイの保有銘柄

バークシャー・ハサウェイは、その多角的な投資ポートフォリオで知られており、様々な業界や企業に投資を行っています。

同社のポートフォリオには、保険、鉄道、エネルギー、消費財など、さまざまな業界の企業が含まれています。バフェット氏の投資哲学と長期的な戦略に基づき、バークシャー・ハサウェイはこれらの分野で安定的な成長を達成し、投資家に安定したリターンを提供しています。

以下では、そんなバークシャー・ハサウェイが投資してきた主要な銘柄を紹介します。

 

バークシャー・ハサウェイが保有する主要な銘柄の紹介

  1. アップル(Apple Inc.): バークシャー・ハサウェイはアップル株を長らく保有しており、テクノロジー分野への投資の一環として注目されています。
  2. バンク・オブ・アメリカ(Bank of America): バークシャー・ハサウェイは大手銀行のバンク・オブ・アメリカにも投資しており、金融セクターへのポートフォリオの一部を形成しています。
  3. コカ・コーラ(The Coca-Cola Company): バークシャー・ハサウェイは長らくコカ・コーラの株を保有しており、消費財分野への投資を続けています。
  4. バークシャー・ハサウェイ自体の株式: バークシャー・ハサウェイは自社の株式も保有しており、その価値と成長に対する信念を示しています。
  5. その他の銘柄: バークシャー・ハサウェイのポートフォリオには、鉄道、エネルギー、消費財、ヘルスケアなどさまざまなセクターの企業が含まれており、多様性を持たせています。

マクドナルドの株も保有していましたが、全売却済みで、バフェット氏は売却したことを非常に後悔していると現在は語っています。

自身の失敗を認め、次の投資に生かすという姿勢が見て取れますね。

 

最新のバークシャー・ハサウェイのポートフォリオ情報

2023年6月末時点のポートフォリオは以下となっています。

参照:米国証券取引委員会:提出書類

Symbol Holdings Stake Mkt. price Value Pct of portfolio
1 Apple Inc AAPL 915,560,382 5.90% $189.46 $173,462,069,974 47.50%
2 Bank of America Corp BAC 1,032,852,006 13.00% $28.98 $29,932,051,134 8.20%
3 American Express Company AXP 151,610,700 20.60% $159.62 $24,200,099,934 6.60%
4 Coca-Cola Co KO 400,000,000 9.20% $59.31 $23,724,000,000 6.50%
5 Chevron Corporation CVX 123,120,120 6.50% $164.30 $20,228,635,716 5.50%
6 Occidental Petroleum Corp OXY 224,129,192 25.30% $64.57 $14,472,021,927 4.00%
7 Kraft Heinz Co KHC 325,634,818 26.50% $32.58 $10,609,182,370 2.90%
8 Moody’s Corp MCO 24,669,778 13.40% $339.32 $8,370,949,071 2.30%
9 Mitsubishi Corp 8058:TYO 119,497,600 8.30% $51.70 $6,177,438,888 1.70%
10 Itochu Corporation 8001:TYO 118,331,800 7.50% $38.83 $4,594,964,313 1.30%
11 Mitsui & Co 8031:TYO 125,022,300 8.10% $38.46 $4,808,569,258 1.30%
12 Davita Inc DVA 36,095,570 39.50% $102.99 $3,717,482,754 1.00%
13 HP Inc HPQ 120,952,818 12.30% $30.37 $3,673,337,083 1.00%
14 BYD Co. Ltd BYDDF 98,603,142 9.00% $32.07 $3,162,202,764 0.90%
15 Marubeni Corp 8002:TYO 141,000,200 8.30% $16.96 $2,391,241,603 0.70%
16 Verisign, Inc. VRSN 12,815,613 12.40% $205.15 $2,629,123,007 0.70%
17 Citigroup Inc C 55,244,797 2.90% $41.59 $2,297,631,107 0.60%
18 Kroger Co KR 50,000,000 7.00% $45.98 $2,299,000,000 0.60%
19 Sumitomo Corp 8053:TYO 101,210,400 8.20% $21.23 $2,148,927,299 0.60%
20 Visa Inc V 8,297,460 0.40% $248.11 $2,058,682,801 0.60%
21 Mastercard Inc MA 3,986,648 0.40% $415.57 $1,656,731,309 0.50%
22 Activision Blizzard Inc ATVI 14,658,121 1.90% $92.04 $1,349,133,457 0.40%
23 Amazon.com, Inc. AMZN 10,551,000 0.10% $138.12 $1,457,304,120 0.40%
24 Aon PLC AON 4,335,000 2.10% $334.34 $1,449,363,900 0.40%
25 Capital One Financial Corp. COF 12,471,030 3.30% $103.50 $1,290,751,605 0.40%
26 Charter Communications Inc CHTR 3,828,941 2.60% $422.32 $1,617,038,363 0.40%
27 Paramount Global Class B PARA 93,730,975 15.40% $13.65 $1,279,427,809 0.40%
28 Liberty SiriusXM Series C LSXMK 43,208,291 19.80% $24.58 $1,062,059,793 0.30%
29 Snowflake Inc SNOW 6,125,376 1.90% $157.08 $962,174,062 0.30%
30 Ally Financial Inc ALLY 29,000,000 9.60% $28.94 $839,260,000 0.20%
31 Celanese Corporation CE 5,358,535 4.90% $128.90 $690,715,162 0.20%
32 DR Horton Inc DHI 5,969,714 1.80% $120.18 $717,440,229 0.20%
33 General Motors Co GM 22,000,000 1.60% $33.54 $737,880,000 0.20%
34 Markel Group Inc MKL 471,661 3.60% $1,490.06 $702,803,190 0.20%
35 Nu Holdings Ltd NU 107,118,784 2.30% $7.11 $761,614,554 0.20%
36 T-Mobile Us Inc TMUS 5,242,000 0.40% $137.33 $719,883,860 0.20%
37 Floor & Decor Holdings Inc FND 4,780,000 4.50% $100.00 $478,000,000 0.10%
38 Globe Life Inc GL 2,515,574 2.70% $111.45 $280,360,722 0.10%
39 Liberty Formula One Series C FWONK 7,722,451 3.70% $69.03 $533,080,793 0.10%
40 Liberty SiriusXM Series A LSXMA 20,207,680 20.60% $24.15 $488,015,472 0.10%
41 Liberty Live Series C LLYVK 11,132,594 17.50% $34.26 $381,402,670 0.10%
42 Louisiana-Pacific Corp LPX 7,044,909 9.80% $64.28 $452,846,751 0.10%
43 Diageo plc DEO 227,750 0.00% $163.74 $37,291,785 0.00%
44 Jefferies Financial Group Inc JEF 433,558 0.20% $36.34 $15,755,498 0.00%
45 Johnson & Johnson JNJ 327,100 0.00% $163.10 $53,350,010 0.00%
46 Lennar Corp LEN 152,572 0.10% $120.66 $18,409,338 0.00%
47 Liberty Latin America Series A LILA 2,630,792 6.00% $8.74 $22,993,122 0.00%
48 Liberty Latin America Series C LILAK 1,284,020 0.80% $8.75 $11,235,175 0.00%
49 Liberty Live Series A LLYVA 5,051,920 19.70% $33.83 $170,906,454 0.00%
50 MONDELEZ INTERNATIONAL INC Common Stock MDLZ 578,000 0.00% $69.69 $40,280,820 0.00%
51 NVR Inc NVR 11,112 0.30% $6,509.35 $72,331,897 0.00%
52 Procter & Gamble Co PG 315,400 0.00% $154.51 $48,732,454 0.00%
53 SPDR S&P 500 ETF Trust SPY 39,400 0.00% $451.19 $17,776,886 0.00%
54 StoneCo Ltd STNE 10,695,448 3.40% $12.54 $134,120,918 0.00%
55 United Parcel Service, Inc. UPS 59,400 0.00% $168.00 $9,979,200 0.00%
56 Vanguard 500 Index Fund ETF VOO 43,000 0.00% $414.71 $17,832,530 0.00%

 

アップルがポートフォリオの47.50%を占めます。同社がアップルに投資したのは2010年代でしたが、そこからロングホールドしており、そしてアップルは世界一の時価総額の企業となりました。

非常に偏っており、アップルの株価次第でバークシャーの業績は決まってしまうと言っても過言ではない規模です。

アップル 株価

 

尚、ポートフォリオ9位に三菱商事、10位に伊藤忠商事、11位に三井物産、15位に丸紅、19位に住友商事と日本の五大総合商社がランクインしていますね。円安と資源高というセクター投資を実行し、実際に三菱商事の株価は大幅上昇したので、バフェット氏の手腕を見せつけた形となりました。

三菱商事 株価

実に3倍です。まだまだ米国のインフレが続くようであれば、上値は軽いのかもしれません。

 

バークシャー・ハサウェイの配当と利回り

バークシャー・ハサウェイは、その配当政策と利回りに関して独自のアプローチを取っています。

 

バークシャー・ハサウェイの配当政策と歴史

バークシャー・ハサウェイは伝統的な配当を支払わず、株主に対して配当を行っていません。

その代わり、同社は利益を再投資し、企業価値の成長を追求しています。

 

このポリシーは、ウォーレン・バフェット氏の長期的な投資哲学と一致しており、バークシャー・ハサウェイが魅力的な成長機会を見つけ、その成果を株主に還元することを重視しています。

配当とは、すでに成長余地がなくなった企業が株価上昇を還元できなくなり、仕方なく株主還元を行うようなもので、担いてマイクロソフトが株主総会で配当を出すことを決定した際には株価は大きく下落しました。

 

バークシャーハサウェイの場合は、配当を出さずに株式市場で有望な銘柄へ投資を続けることで複利効果を最大化して株主にキャピタルゲインで株主還元を行なってきました。

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バークシャー・ハサウェイの利回りの推移と評価

バークシャー・ハサウェイの利回りは一貫して高いとは言えませんが、その代わりに長期的な成長に焦点を当てています。

バークシャー・ハサウェイの株式は、安定性とバフェット氏のリーダーシップに対する市場の信頼から評価されており、多くの投資家にとって魅力的な投資対象とされています。

以下は「バークシャーハサウェイの株価」の推移です。当然市場の影響を受けるのでマイナスの年もあります。

バークシャーvsS&P500

Year Berkshire S&P500
1965 49.50% 10.00%
1966 -3.40% -11.70%
1967 13.30% 30.90%
1968 77.80% 11.00%
1969 19.40% -8.40%
1970 -4.60% 3.90%
1971 80.50% 14.60%
1972 8.10% 18.90%
1973 -2.50% -14.80%
1974 -48.70% -26.40%
1975 2.50% 37.20%
1976 129.30% 23.60%
1977 46.80% -7.40%
1978 14.50% 6.40%
1979 102.50% 18.20%
1980 32.80% 32.30%
1981 31.80% -5.00%
1982 38.40% 21.40%
1983 69.00% 22.40%
1984 -2.70% 6.10%
1985 93.70% 31.60%
1986 14.20% 18.60%
1987 4.60% 5.10%
1988 59.30% 16.60%
1989 84.60% 31.70%
1990 -23.10% -3.10%
1991 35.60% 30.50%
1992 29.80% 7.60%
1993 38.90% 10.10%
1994 25.00% 1.30%
1995 57.40% 37.60%
1996 6.20% 23.00%
1997 34.90% 33.40%
1998 52.20% 28.60%
1999 -19.90% 21.00%
2000 26.60% -9.10%
2001 6.50% -11.90%
2002 -3.80% -22.10%
2003 15.80% 28.70%
2004 4.30% 10.90%
2005 0.80% 4.90%
2006 24.10% 15.80%
2007 28.70% 5.50%
2008 -31.80% -37.00%
2009 2.70% 26.50%
2010 21.40% 15.10%
2011 -4.70% 2.10%
2012 16.80% 16.00%
2013 32.70% 32.40%
2014 27.00% 13.70%
2015 -12.50% 1.40%
2016 23.40% 12.00%
2017 21.90% 21.80%
2018 2.80% -4.40%
2019 11.00% 31.50%
2020 2.40% 18.40%
2021 29.60% 28.70%
2022 4.00% -18.10%
1965-2022平均年率リターン 19.80% 9.90%
累積リターン 3,787,464% 24,708%

 

2015年以降はチャイナショック(中国株大暴落)、貿易戦争(+中国経済減速、米景気ピークアウト)でマイナスを出していますが、堅実に株価は上昇しています。

ちなみにバフェット氏の運用リターンに関しては、50年間でマイナスが2回しかありません。S&P500にも39勝11敗となっておりインデックスを凌駕しています。

凄腕のレベルを超え神の領域と言っても良い実績です。バフェット氏の投資ルールに、「【ルール1】損失を出さないこと。 【ルール2】ルール1を忘れないこと。」というものがありますが、有言実行していて痺れますね。

バフェットの運用成績

 

現在はバフェットもすでに93歳ですので、後継者に引き継ぎを始めており、全盛期ほどのリターンは出せないとは思います。実際にS&P500を劣後する年も増えてきましたよね。

 

バークシャー・ハサウェイと日本

バークシャー・ハサウェイは、アメリカを拠点とする投資持株会社であり、そのビジネスは国際的に影響力を持っています。

日本においても、バークシャー・ハサウェイは注目の的であり、以下ではその日本への影響と投資家にとっての重要性について詳しく説明します。

 

バークシャー・ハサウェイの日本におけるビジネスへの影響

バークシャー・ハサウェイは日本においても影響力を持つ投資家として知られており、そのポートフォリオには日本企業への投資も含まれています。

特に、バークシャー・ハサウェイが日本企業の株式を保有することは、市場関係者や投資家にとって注目される出来事となります。そのため、バークシャー・ハサウェイの動向は、日本の株式市場に影響を及ぼすことがあります。

 

総合商社の2023年3月期連結決算(国際会計基準)が9日出そろった。大手5社の合計純利益は約4兆2000億円を超え、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が大量保有を始めた21年3月期から4倍超に増えた。24年3月期は市況が一服し、一転して全社最終減益の見通し。今後は脱炭素やデジタルなど市況に頼らない事業の持続的な成長モデル確立が課題となる。

商社5社、バフェット氏投資後に純利益4倍 計4兆円超

 

 

日本の投資家にとってのバークシャー・ハサウェイの重要性

日本の投資家にとって、バークシャー・ハサウェイはウォーレン・バフェット氏の投資哲学や長期的な視点を学び、投資戦略に活かす重要な存在です。

バフェット氏の成功とバークシャー・ハサウェイの経験は、投資家にとって貴重な教訓を提供しており、その投資戦略は日本の投資家にも影響を与えています。

 

バークシャー・ハサウェイのポートフォリオに含まれる日本企業への投資は、日本国内の株式市場においても注目を集め、その企業の業績や価値についての評価に影響を与えることがあります。バフェットウォッチャーがいるくらいなので、それだけバフェット氏の存在感の大きさが窺い知れますね。

「投資の神様」ともいわれるウォーレン・バフェットが日本株への追加投資に意欲的だ。会長を務める米投資会社バークシャー・ハザウェイが、5月に米ネブラスカ州のオマハで開催した年次株主総会。その壇上で「日本への投資機会は今後も探っていく」と明言した。

総会では他にも「(保有していた)台湾積体電路製造(TSMC)を売却したのは台湾の地政学的な懸念によるもの。投資の面では日本の方がいい」といった発言も飛び出した。バフェットウオッチャーで今年の株主総会に現地で参加した、びとうファイナンシャルサービスの尾藤峰男さんは「日本への言及が多く、驚いた」と話す。

バフェットが次に買う株は? ウオッチャーが徹底予想

 

バークシャー・ハサウェイ株への投資を検討する際のポイント!今後の株価の将来性は?

バークシャー・ハサウェイ株への投資を検討する際、以下のポイントに注意を払うことが重要です。

  1. ウォーレン・バフェットの哲学: バークシャー・ハサウェイはウォーレン・バフェット氏の投資哲学に基づいて運営されています。彼の長期的な視点や価値投資の原則を理解し、共感することが投資の出発点です。
  2. ポートフォリオの多様性: バークシャー・ハサウェイは多岐にわたる業界と企業に投資しています。そのポートフォリオ構成を分析し、リスクを分散させるためにどのように役立てるか考えましょう。
  3. 適切なタイミング: 株式市場の状況やバークシャー・ハサウェイ株の株価を検討し、適切なタイミングで投資を行うことが重要です。

 

バークシャー・ハサウェイ株の魅力とリスク

バークシャー・ハサウェイ株には魅力的な要素がありますが、同時にリスクも存在します。

  1. 魅力:
    • ウォーレン・バフェットの経験: バフェット氏の長期的な成功と知識は魅力的です。
    • ポートフォリオの多様性: 多くの業界に投資することでリスクを分散させています。
    • 持続的な成長: バークシャー・ハサウェイは長期的な成長を追求しており、株主に価値を提供し続けています。
  2. リスク:
    • バフェット氏の後継者問題: ウォーレン・バフェット氏の後継者に関する不透明感がリスクとされています。
    • 市場リスク: 株式市場の変動や不確実性は株価に影響を与えます。
    • 経済サイクル: バークシャー・ハサウェイは経済サイクルに影響を受ける可能性があるため、景気の変動に対するリスクがあります。

投資家が考慮すべきポイントと戦略

バークシャー・ハサウェイ株への投資を考える際、以下のポイントと戦略を検討しましょう。

  1. 長期的な視点: バークシャー・ハサウェイ株は長期的な保有を考える価値があります。短期の変動に振り回されず、株式を保有し続ける覚悟が必要です。
  2. リスク管理: ポートフォリオの多様性を活かし、リスクを分散させる戦略を採用しましょう。
  3. 情報収集: バークシャー・ハサウェイの業績やポートフォリオについての最新情報を追跡し、投資判断をサポートする情報を得ることが大切です。
  4. 専門家の助言: 投資に関する専門家やアドバイザーの意見を聞き、戦略を検討しましょう。

ただ正直、近年はバフェット氏もマイナスを出す年が増えてきたことから、今後も盲信してバークシャー株を持つのはリスクが高いように思います。

バフェット氏が運用しても年齢の問題からリスクが高く、またバフェット氏の後継者がバフェット氏と同様の才覚があるかもわからず、そこにベットするのは厳しいです。

 

筆者としては、今後の個人投資家の投資戦略として、バフェット氏の「損失をとにかく出さない」「長期で複利リターンを享受する」という哲学をベースに投資先を探すことがベストだと思います。

筆者の場合はヘッジファンドにたどり着きました。堅実な運用は、遠回りに見えて結局は近道です。派手なリターンを狙わず、着実に資産を増やしていきましょう。

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最後に

投資

 

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私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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