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【netWIN】どこまで上がる?評判のネットウィンを2022年以降の見通しを含めて徹底評価!

どこまで上がる?評判のネットウィンを2022年以降の見通しを含めて徹底評価!

2020年からハイテク投資ブームが発生したので様々なハイテク投信が組成されました。

当サイトでも様々なハイテク投信を紹介してきました。以下は一例です。

 

 

本日もあらたに「GSテクノロジー株式ファンド(愛称:ネットウィン)」というハイテク投信について紐解いていきたいと思います。

 

GSテクノロジー株式ファンド(愛称:ネットウィン)の特徴とは?

まず、ネットウィンの特徴についてみていきたいと思います。

米国を中心とした「テクノロジー・トールキーパー」に投資

ネットウィンは米国のテクノロジー企業に投資していると目論見書で謳っています。

特に投資対象としている企業を「テクノロジートールキーパー」と呼んでいます。

 

テクノロジートールキーパー企業とは、テクノロジー業界において高速道路などの料金所のように交通量の増加や通行料の値上げによって収益を上げることのできる企業です。

ここでいう交通量とは売上のことで、通行料は価格のことを指します。

このテクノロジートールキーパーとはネットウィンを運用するゴールドマンサックスの登録商標となっています。

 

テクノロジートールキーパー企業とは

 

銘柄選択のポイントは以下の3点となっています。

 

強固なビジネス・フランチャイズ 確立されたブランド
高水準の市場シェア
商品の価格支配力
継続的な収益構造
高い投下資本利益率
優れた長期見通し 予測可能かつ持続的な成長性
長い製品ライフサイクル
強固な競争優位
人口動態から見た優位性
優秀な経営陣 合理的な資本配分
一貫性のある事業業績
株主と同じインセンティブ

 

銘柄選定プロセスは以下の4STEPとなります。

STEP1 テクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式から組入銘柄を選定
STEP2 経営陣とのミーティングなどを含めた業界や個別企業の徹底したファンダメンタル分析
STEP3 チームの投資見解を反映しポートフォリオを組成
STEP4 継続的なモニターおよび評価

 

ネットウィンの組み入れ上位銘柄

2022年9月末時点での組み入れ上位銘柄は以下となります。

銘柄名 業種 比率
マイクロソフト 情報技術 9.3%
アマゾン 一般消費財 8.9%
アップル 情報技術 5.7%
アルファベット(Google) コミュニケーション・サービス 5.0%
アクセンチュア 情報技術 3.5%
アメリカン・タワー 不動産 3.4%
パロアルベットワークス 情報技術 3.3%
KLAコーポレーション 情報技術 3.2%
エクイニクス 不動産 2.9%
シスコシステムズ 情報技術 2.8%

 

構成比率は以下の通りテクノロジー銘柄がひしめいている情報技術の比率が70%となっています。

情報技術 70.3%
一般消費財・サービス 10.3%
コミュニケーションサービス 8.8%
不動産 6.3%
資本財・サービス 1.9%
現金等 2.4%

 

為替ヘッジあり(Aコース)と為替ヘッジなし(Bコース)の違い

ネットウィンには為替ヘッジありのAコースと、為替ヘッジなしのBコースがあります。

為替をヘッジしていないBコースではドル円が上昇すると基準価額は上昇しますし、逆にドル円んが下落すると基準価額は下落します。

 

一方、為替をヘッジしているAコースでは為替変動の影響はうけませんが、金利差によるヘッジコストを支払うことになります。

ヘッジコストは米金利の上昇により年間3%となるので馬鹿にできません。

 

手数料(購入手数料/信託手数料)

手数料体系は以下となっています。

購入手数料:3.3%
信託手数料:年率2.09%

 

GSテクノロジー株式ファンド(愛称:ネットウィン)の運用実績とは?

では肝心な運用実績について見ていきたいと思います。

 

ネットウィンの運用実績

 

直近の円安によって為替ヘッジなしのBコースのリターンの方が高くなっています。

青:ネットウィン
赤:S&P500 (円建)

ネットウィンと円建のS&P500指数のチャート比較

 

直近まで殆ど円建のS&P500指数と同じ動きでしたが、2021年後半から下方乖離しています。

この間、テクノロジー企業が大きなダメンージを受けていたので理解できるのですが、不可解な点が一つあります。

 

テクノロジー企業に偏重しているならば、テクノロジー企業の株価が急騰した2020年にS&P500指数を凌駕していないといけないからです。

つまり、優れた成績を残していなければいけない時に、リターンを残せていないのです。

そして、弱い時は弱い成績になっているのです。これは由々しいことですね。

 

掲示板での口コミや評判

以下は掲示板での口コミや評判です。

買ってしまったことに対する後悔の声が聞こえます。

 

Yahoo finance①

去年10月に、25000で、買ってしまって
毎日辛抱の日です。
早く回復して欲しいです。

 

苦しくなってきて、希望にすがる声も聞かれます。

 

Yahoo finance②

米指標CPIでどうなるか分からないけど、そろそろ反発するのでは…23,000〜24,000は上げてくるって思ってます。
11月FOMC後辺りから米市場↑期待です。
ここは分配金だけでも有り難い。
我慢、我慢で握っておきます。

 

これは次の項目での筆者の見解と同じことが書かれていたので共有いたします。私が書いたのかと錯覚しました。

 

Yahoo finance③

情報業界の方たちの意見も尊重すべきですが、FOMCを通過していません。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどの記事でも利上げ幅の減速がいつになるのかが定まっている様子は無く、全く予測不能となっています。

今年になってこれだけ利上げが加速したにも関わらず、ドルレートは上昇を続け、国債利回りは逆イールドのまま、株価はようやく下落を始めた段階です。
住宅の販売数は低下が見られるようですが、リートは株価と同期しており明らかな減速はまだ起こっていないと考えます。

12月のFOMCのレートを見届けるまでは動く必要はあまりないのではないでしょうか。
黒田総裁は「来年」インフレ率をキープできないと発言しており、円高に転換するのは年明けに急、今日の時点では予想しています。

 

まとめと今後の見通し

ネットウィンは米国のテクノロジー企業に投資をする投資信託ですが、テクノロジー企業が強い時は凡庸な結果しかだせず、弱い局面はしっかり弱いという体たらくな投信となっています。

今後の見通しについても厳しいといえます。

理由はテクノロジー企業にとって重要な金利が下落する見込みがなかなか訪れそうにないからです。

米国では現在50年ぶりのインフレが発生して、インフレ抑制のために金利を引き上げており出口が見えない状態となっているからです。

また直近2022年9月期の決算で大型テックのGAFAMが壊滅的な結果となり見通しは絶望的な状況となっています。

あえて逆風が吹いているテックグロース企業に投資する必要はありません。

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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