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【ブログ更新】基準価額が下落中でやばい?「ロイヤル・マイル」で親しまれる評判の投資信託「ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド」を徹底評価!今後の見通しは明るい?

2021年8月24日

【ブログ更新】愛称「ロイヤル・マイル」で親しまれる評判の投資信託「ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド」を徹底評価!

世界各国に投資をしたいという方に向けて以前「セゾン資産形成の達人ファンド」についてお伝えしました。

 

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しかし、当然ですが他にも世界各国に投資できる投資信託は存在しています。

その一つが「ロイヤルマイル」の愛称で親しまれている「ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド」です。

 

ロイヤルマイルはMorningstarの「Fund of the year 2020」の国際株式部門で最優秀賞を受賞しています。

 

Fund of the year2020の国際株式部門で最優秀賞に輝くロイヤルマイル

 

では、果たしてロイヤルマイルは投資する価値のある投資信託なのでしょうか?

本日はロイヤルマイルの特徴をお伝えした上で、運用実績や今後の見通しを踏まえて投資妙味を吟味していきたいと思います。

 

関連:投資信託の選び方・個別商品分析

 

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運用を担当するベイリーギフォードとは?

販売しているのは三菱国際投信ですが、実際に運用を実行しているのはベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドです。

ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント ( ヨ ー ロ ッ パ )リミテッドは、ベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドの子会社です。

 

更にベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドは、 英国の独立系運用会社であるベイリー・ギフォード &カンパニーの100%子会社です。

ベイリーギフォード社はグループ全体で50兆円近い資産を運用する世界有数の資産運用会社です。

ベイリーギフォード社の運用残高

 

年金機関も運用を依頼している安心感のある会社によって運用がなされています。

ロイヤルマイルはベイリー・ギフォード・ ワールドワイド・ロング・ターム・ グローバル・グロース・ファンド -クラスC・JPY・アキュムレーション(円建)に投資をする形で運用されています。

 

ロイヤルマイルの運用形態

 

直接ベイリーギフォードのファンドに投資できればよいのですが、三菱国際投信が販売することで手数料水準が高くなります。

三菱国際投信とベイリーギフォードの両方に手数料を払う必要がありますからね。

販売手数料:3.3% (税込)
信託手数料:1.5895% (税込)

 

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(=ロイヤルマイル)が採用するLTGG戦略とは?

ロイヤルマイルはLTGG戦略という戦略に則って投資を実行しています。(参照:ロイヤルマイルの解説書)

Long Term 長期的な視野をもち、短期的な株価や業績の変動に囚われない
Global 新興国を含む世界の株式から企業の魅力度に応じて投資配分を決定
Growth 5年、10年の長期で継続可能な成長力を持つ企業に投資

 

具体的に落とし込んだ銘柄選定基準が以下となります。

 

産業の魅力度 1.今後5年で売上が2倍になりうるか?
2.長期的な見通しはあかるいか?
企業の競争力 3.競争優位な点は何か?
4.企業文化は他社と明確に差別化されているか?事業環境の変化に適用可能か?
5.なぜ消費者に選好されているのか?
財務基盤の強さ 6.ROEは高いか?
7.ROEは上昇する見込みがあるか?
経営陣の資質 8.どのように資本を配分しているか?(配当?設備投資?買収?等々)
バリュエーション 9.株価が5倍以上になる可能性があるのか?
10.なぜ割安に放置されているのか?

 

ロイヤルマイルと同様の運用を行った場合のリターンは以下のようになっているとロイヤルマイルは想定しています。

しかし、これはあくまでバックテストに基づいたデータなので将来にわたって高いリターンが続くとも限りません。

 

LTGG戦略の過去からのリターン

 

 

ロイヤルマイルの組入上位銘柄と業種

まずは組入業種を見ていきます。2023年7月末時点で以下の通りとなっています。

上位に「一般消費財」が入っているのはテスラやAmazonがポートフォリオの中でも上位にいることが要因となっています。

基本的には二位に「情報技術セクター」が入っていますが、ハイテク主体のポートフォリオと言っても良いでしょう。

 

業種 2023年9月末時点 2023年7月末時点 2022年11月時点
 一般消費財・サービス 33.1% 31.6% 335%
情報技術 28.5% 28.5% 25.3%
ヘルスケア 15.1% 15.6% 22.1%
コミュニケーション・サービス 13.2% 12.4% 14.1%
金融 4.7% 6.1% -
 資本財・サービス 3.2% 3.4% 2.1%
 素材 0.5% 0.6% 0.4%

 

このハイテクに偏ったポートフォリオは現在の米国の金融引き締め時期はかなり逆風となります。

後続でリターンを見ていきますが、かなり成績は悪化しているのではと推測できます。

 

2023年9月末時点のポートフォリオ

MEITUAN、TENCENTなどが2022年9月末時点では上位にいたのですが、思い切り順位を下げました。

香港ハンセン株価指数など中国関係の株はとにかく苦しいので、株価が下がったことでの順位変動でしょう。

 

No. 銘柄 国・地域 業種 比率
1 NVIDIA CORP アメリカ  情報技術 8.40%
2 AMAZON.COM INC アメリカ 一般消費財・サービス 5.90%
3 PDD HOLDINGS 中国 一般消費財・サービス 4.80%
4 TESLA INC アメリカ 一般消費財・サービス 4.30%
5 ASML HOLDING NV オランダ 情報技術 4.30%
6 ATLASSIAN CORP アメリカ 情報技術 3.90%
7 TRADE DESK INC/THE -CLASS A アメリカ コニュニケーションサービス 3.90%
8 KERING フランス 一般消費財・サービス 3.80%
9 DEXCOM INC アメリカ ヘルスケア 3.70%
10 MODERNA INC アメリカ ヘルスケア 3.20%

 

2023年9月末時点では米国のハイテク銘柄がしめています。依然として中国企業のPDDがランクインしています。

象徴的なのはNvidiaですね。Nvidiaは米国の半導体企業でAIに欠かせない技術を提供しており株価は最高値を取り返しています。

今、米国で最もブームとなっている企業であり勢いがあるので、株価上昇に伴い構成首位になっているのです。

NVDAの株価推移

NVDAの株価推移

 

37銘柄組み入れていたらどの銘柄かは吹き上がるものですよね。

 

<参考>過去の構成銘柄上位

2022年7月末時点ではなんとポートフォリオ一位に中国の美団(MEITUAN)が入っていました。2022年5月にはアリババが入っていましたし、テンセントも入っていました。

この2つはあっという間に上位から消えました。中国株の暴落は凄かったです。これがロイヤルマイルのリターンの足を引っ張っています。

2023年になってからは生成AIバブルの影響で急騰したNVIDIAが構成トップになっています。

 

No. 2023年9月末 2023年7月末 2023年4月末 2022年11月末時点 2022年7月末時点 2022年5月末時点 2022年2月末時点
1 NVIDIA CORP NVIDIA CORP  NVIDIA CORP  AMAZON.COM INC MEITUAN-CLASS B Amazon MODERNA
2 AMAZON.COM INC AMAZON.COM INC  AMAZON.COM INC  MODERNA INC  TESLA INC 美団 AMAZON
3 PDD HOLDINGS TESLA INC KERING  ASML HOLDING NV  AMAZON.COM INC ILLUMINA ILLUMINA
4 TESLA INC ASML HOLDING NV  ASML HOLDING NV  TESLA INC TENCENT HOLDINGS LTD アリババ TESLA
5 ASML HOLDING NV PINDUODUO INC-ADR DEXCOM INC  NVIDIA CORP  ASML HOLDING NV テンセント KERING
6 ATLASSIAN CORP DEXCOM INC  MODERNA INC KERING KERING テスラ ASML
7 TRADE DESK INC/THE -CLASS A KERING  TESLA INC PINDUODUO INC-ADR  NVIDIA CORP KERING NVIDIA
8 KERING TRADE DESK INC/THE -CLASS A PINDUODUO INC-ADR DEXCOM INC  MODERNA INC NVIDIA ALIBABA
9 DEXCOM INC ADYEN NV MEITUAN-CLASS B MEITUAN-CLASS B PINDUODUO INC-ADR PINDUODUO TENCENT
10 MODERNA INC MEITUAN-CLASS B NETFLIX ILLUMINA INC ILLUMINA INC ASML MEITUAN

 

美団(MEITUAN)は中国の電子商取引プラットフォーム、中国最大の口コミサイトなどの事業を展開している大型企業グループです。

中国のアマゾン(EC)であり、Google(レストランや旅行口コミ)であり、Uber(フードデリバリーも展開)でもあります。

株価自体は高値からなんと72%も下落しています。

 

美団の株価推移

美団の株価推移

 

全般的に引き続きグロース株に大きく投資しています。ハイテク産業に大きく張っているということができます。

 

ロイヤルマイルの運用実績(基準価額チャート)

ロイヤルマイルの運用実績は以下となっています。対象としてあげている指数は全世界の株式の時価総額加重平均指数である

MSCI オールカントリー・ワールド インデックス(配当込み、円ベース)」となっています。

つまり世界の株式の平均点が以下の灰色ということですね。

ロイヤルマイルの運用実績

ロイヤルマイルの運用実績

 

ハイテク企業はコロナショック以降の金融緩和と新生活様式に適用する形で大きく株価が上昇しました。

結果的に株価水準が高くなり2021年に入ってから株価が停滞し、2021年年末から2022年にかけて大きく下落。そしてこの下落はまだ終わっていません。

AIブームで米国株指数は反発していますが、大型テックのみに資金が入っているのを見る限りは短命で終わると考えています。

ラッセル2000 チャート

ラッセル2000 チャート

 

米国のハイテクグロース株を主体としたポートフォリオを展開する「ARKK」というファンドの株価は以下の通りです。

ARKKの株価推移

参照:Yahoo finance

 

結果として、現時点で全世界株式と殆ど変わらないリターンとなってしまっています。

値動きが激しくリスクが高い分ロイヤルマイルの方がシャープレシオは低く魅力の少ない投資信託ということになります。

全世界株式に連動するリターンを提供するeMAXIS Slim全世界株式との比較は以下の通りとなります。

 

ファンド名 ロイヤルマイル eMAXIS Slim全世界株式
トータルリターン1年 -38.98% 3.98%
トータルリターン3年(年率) 13.05% 14.42%
シャープレシオ1年 -1.17 0.23
シャープレシオ3年 0.44 0.80
標準偏差1年 33.36 17.26
標準偏差3年 29.75 18.12

 

投信のリターンの優劣を図る上で重要なシャープレシオは全世界株式を大幅に下回っており平均点以下のファンドということになります。

 

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なぜ金融緩和で金利が低下するとハイテクグロース株が上昇するか疑問に思われた方もいらしゃると思うので簡単に補足します。

コロナショックを受けて米国でも金利水準が大幅に低下しました。ハイテクグロース企業は利益の伸びが大きく、将来の利益水準が高くなっていきます。

企業価値というのは将来生み出す利益の現在価値が大きく影響してきます。将来の利益を現在価値に割り引くのに重要なのが金利水準です。

 

金利が高いと将来の利益の現在価値は低くなりますし、反対に金利が低いと将来の利益の現在価値は高くなります。

米国10年債の利回りは2022年以降急激に上昇

米国10年債の利回りは2022年以降急激に上昇

 

現在は上昇している局面なので厳しいですが、金利が低くなると将来利益の伸長が大きくなると期待されるグロース株の株価が上昇していくことになるのです。

そして現在上記の通り、米国で凄まじいインフレが発生しています。現在3%台まで下がってきていますが、FRBが目標とする2%からは大きく上方乖離しています。

 

インフレは何度も押し寄せる

 

しかし、ここから反発する可能性が高くなってきています。理由はエネルギー価格の反発、家賃インフレの再加速、堅調な給料の伸びが観測されているからです。

ここおから再びインフレが再加速する可能性が高くなってきています。1970年台の二の舞になってしまうのではないかと多くの関係者が囁いています。

 

2023年後半以降の今後のロイヤルマイルの見通し

2021年にはいってからのロイヤルマイルとMSCIオールカントリーに連動するeMAXIS Slim 全世界株式との比較が以下となります。

青色:ロイヤルマイル
赤色:eMAXIS Slim 全世界株式

ロイヤルマイルとeMAXIS Slim 全世界株式の比較

ロイヤルマイルとeMAXIS Slim 全世界株式の比較



ハイテク株のブームが終わった期間でみると圧倒的に全世界株式に劣後した成績となっていることがわかります。

全期間でみるとパンデミック後のバブルを吐き出しているのがわかります。直近は全世界株式と同じ動きとなっていますね。

 

いまだに米国では高いインフレ率が継続しており中央銀行であるFRBは金融引き締めを強めていく姿勢を明確にしています。

2023年11月時点でインフレは4%とFRBが目標とする2%のはるか上空を推移していますが、重要なのはインフレの再加速懸念があることです。

実際、ピークアウトしたと思われていた英国やカナダなどではインフレが再加速して利上げの継続を余儀なくされています。

 

利上げをさらに継続していくと、当然高金利にめっぽう弱いハイテク関連の銘柄に多く投資しているロイヤルマイルには大打撃となります。

さらに今後はインフレと高金利の副作用でほぼほぼ景気後退が発生することが予見されています。

米国の景気後退の確率

 

今後、しばらくロイヤルマイルのような銘柄に投資するのはリスクが高いでしょう。

このようにタイミングをはかって投資する必要がある投資信託や個別銘柄は深い知識と熟練した技術が必要になります。

投資初心者の方はいかなる局面でも安定して利益が狙える選択肢を選ぶことが肝要です。

 

そのような選択肢として筆者が注目して投資しているのがヘッジファンドです。

ヘッジファンドは下落相場も抑制したり利益をとりながら安定したリターンを積み上げていっています。

ヘッジファンドと日経平均とS&P500指数の比較

以下では筆者が投資しているファンドを含めて紹介しているのでご覧いただければと思います。

 

【2023年・国内和製優良ヘッジファンド】おすすめ投資先ランキング〜リスクを抑え安全・着実に資産を増やせる運用先(投資信託などアクティブファンド含む)を紹介。

 

ロイヤルマイルのSNSや掲示板などでの評価は?

一応見ていきましょう。

 

 

厳しい評価が多いですが、引き締め時は無理ですね。

 

今後の見通しとまとめ

ロイヤルマイルは全世界の株式を厳選して全世界株指数より高いリターンを狙う投資信託です。テスラやモデルナなどのハイテク企業を多く組み入れ2020年に大きく基準価格が上昇しました。

しかし、株価が上昇しすぎたことや、米国の金利が上昇していることで今後の見通しも決して明るいとは言えません。

現在でも株価が暴落し、EPS成長率が低下しており不調のアマゾンやテスラを上位ポートフォリオに置いており、しばらくはかなり厳しいと思います。

 

厳しい、というのは米国FRBが金融引き締めを行なっている点も大きいですが、それは短期的な話です。短期的にはまだまだロイヤルマイルはダメでしょう。

長期的には、米国が強力な利上げの影響で大不況に陥るだろう、との予測から利下げに転じる可能性もあります。

しかし、株価は一旦不況を織り込む形で一度大きく下落する可能性もあります。

 

また、利下げに転じ、グロース株が上昇する局面になっても、GAFAMを始めとしたテクノロジー銘柄が上昇するとは思えません。

すでにCovid19で自粛がまだ残っていた頃から、たとえばGoogleの成長率は減速していますし、Youtubeも成長率はマイナスです。

 

もうすでにGAFAMの成長は織り込み切っており、上昇の余地がないのです。

これは米国インデックスファンドにも共通して言えることで、テクノロジー偏重のナスダックもしばらく不調が続くものと思います。

ドットコムバブルと同様、10年スパンで停滞、もしくは下落を続けてもおかしな話ではありません。

テスラに関してはEVバブルは終わりましたので、同じように急騰することはまずありません。これは過去の歴史を紐解けば、大化け銘柄がどのような一途を辿ったのかがわかるはずです。

 

米国株式市場は長らく低金利政策とITバブルで上昇してきました。しかしそれも終わりです。

2023年以降は相場のプロ、それもたしかな腕のある投資家しか勝てません。インデックスファンドを購入しておけば老後は問題ない、との戯言がメディアで踊る時代は終わりました。

 

資産運用で重要なのは精神的な安定を保ちながら右肩あがりに資産を増やしていくことであり、真に有能なプロが運用しているファンドを見つけ出すことです。

その助けとなるの投資先について、以下の記事群で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

投資のプロに資産運用を任せたい人におすすめの国内ヘッジファンドはどれ?ランキング形式で紹介。
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最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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