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三菱UFJ銀行の買い時はいつ?今後も株価上昇を見込めるのかを徹底解説

2023年4月27日

三菱UFJ銀行の買い時はいつ?今後も株価上昇を見込めるのかを徹底解説

メガバンク株は配当が期待できることから常に人気株ですよね。

今回はメガバンクの中でも業績で首位を走っている三菱UFJ銀行を取り上げていきたいと思います。

三菱UFJの株価はなぜ安いと言われているのか、買い時はいつなのか、配当利回りや今後の株価見通しについて解説していきます。

 

 

メガバンク首位の三菱UFJ銀行について

概要・事業内容

MUFGについて

冒頭でも述べましたが三菱UFJ銀行(フィナンシャルグループ)といえば、日本を代表するメガバンクです。唯一時価総額が10兆円を超えています。

上場銀行 時価総額(円)
三菱UFJフィナンシャル・グループ 10.82兆
三井住友フィナンシャルグループ 7.63兆
みずほフィナンシャルグループ 5.00兆
ゆうちょ銀行 4.00兆
三井住友トラスト・ホールディングス 1.78兆
りそなホールディングス 1.57兆
千葉銀行 7062.41億
コンコルディア・フィナンシャルグループ 5946.96億
ふくおかフィナンシャルグループ 4799.48億

 

銀行業といえば、個人や法人より預金を集め、そしてそのお金を貸付利鞘を取るビジネスモデルですよね。初期はそこから始まったかと思いますが、現在は送金サービス、企業コンサルティング、プロジェクトファイナンス組成など法人向けで大規模な金額を動かしています。

個人向けでは定期預金、マイクロファイナンス、運用などサービスを展開し、手数料を得るビジネスも多岐にわたります。海外・国内グループ会社も含めれば、全てを把握するのは困難でしょう。

お金周りの事業ですから、ビジネスモデルの拡大は無限大であり、まさに盤石なビジネスを長年続けていると言っても過言ではありません。近年ではデジタルカレンシーへの取り組みも注目されています。就職人気も頷けるところです。

事業内容:

デジタルサービス事業本部
(DS)
国内の個人・法人の非対面取引を中心とするお客さまを対象に、デジタルでの取引接点の拡大や利便性向上を通じたデジタル金融サービスを提供するとともに、全社のデジタルトランスフォーメーションを推進し、ビジネス基盤を強靭化します。
法人・リテール事業本部
(R&C)
国内の個人や法人のお客さまを対象に、貸出、資金決済、資産運用や相続・不動産など幅広い金融サービスの提供、事業・資産承継といったソリューション提供などを通じて、多様なニーズにグループ一体でお応えしています。
グローバルCIB事業本部
(GCIB)
グローバル大企業のお客さまを対象に、商業銀行機能と証券機能を中核にグループ一体で付加価値の高いソリューションを提供するコーポレート&インベストメント・バンキング(CIB)ビジネスを展開しています。
グローバルコマーシャルバンキング事業本部
(GCB)
出資先である米国のMUFGユニオンバンクやタイのクルンシィ(アユタヤ銀行)、インドネシアのバンクダナモンなどのパートナーバンク*1を通じて、米国と東南アジアにて、現地の中小企業や個人のお客さま向けに金融サービスを提供しています。
*1  当事業本部は、MUFGユニオンバンク、クルンシィ(アユタヤ銀行)、バンクダナモン、ヴィエティンバンク、セキュリティバンク等を所管
受託財産事業本部
(受財)
資産運用(AM*1)、資産管理(IS*2)、年金の各事業において、高度かつ専門的なノウハウを活用したコンサルティングや、運用力と商品開発力の向上に取り組み、国内外のお客さまの多様なニーズにお応えしています。
* 1 Asset Management *2 Investor Services
コーポレートバンキング事業本部
(JCIB)
日系大企業のお客さまを対象に、貸出や資金決済、外国為替などのサービスや、M&Aや不動産関連ビジネスなどグループ各社の専門性を活かした総合的なソリューション提供を通じて、お客さまの企業価値向上に貢献しています。
市場事業本部
(市場)
金利(債券)・為替・株式のセールス&トレーディング業務*1を中心とする顧客向けビジネスと、MUFGの資産・負債や各種リスクを総合的に運営管理するトレジャリー業務*2を主に担っています。
* 1 為替・デリバティブなどの金融商品・ソリューションをお客さまに提供するセールス業務と、銀行間取引や取引所などで市場性商品の売買を行うトレーディング業務の総称
* 2 貸出などの資産と預金などの負債に内在する資金流動性リスクや金利リスクなどを総合的に管理するALM運営やグローバル投資など

 

海外ネットワークも凄いですね。メガバンクや総合商社の海外駐在員はサラリーマン界では真の勝ち組と言えるでしょう。

海外ネットワーク

筆者はパリ支店とかに勤務してみたいです。

支店、出張所、駐在員事務所、現地法人

 

なぜ上がる?三菱UFJの株価水準をチェック、最近の上昇理由は?

三菱UFJフィナンシャル・グループ 株価

 

株価自体はこの5年で16%程度しか上昇しておりません。しかし、この上昇のほとんどが直近1年のものとなっています。

この株価上昇の背景としては日銀が金融緩和修正に踏み切り事実上の利上げとなったことがあります。金利が上昇すれば、金利を利鞘としている銀行業には当然追い風ですので、健全な株価上昇と言えます。

日銀は20日、金融緩和策の修正に踏み切り日経平均株価は下落した。事実上の利上げ後、時価総額5000億円以上で東証プライム上場企業の25日移動平均からの上方乖離(かいり)率の大きい銘柄をランキングした。貸出金利の上昇や運用環境の改善を通し、業績拡大が期待される銀行や保険が上位を占めた。

緩和修正後、株価上昇に勢いのある銘柄 三菱UFJが首位

 

銀行業と保険業は特に追い風ですね。逆に金利負担が大きくなる不動産業には厳しい展開です。

また、継続して自社株買いを行っており、利益が増加するのであればさらなる自社株買いも期待できると株主が考えたことも追い風の一つでしょう。

自己株式の取得の状況:

取得期間 取得した株式の総数 取得価額の総額
2022年12月2日 ~ 2023年1月31日 175,357,900株 149,999,996,001円
2022年5月17日 ~ 2022年10月28日 418,926,300株 299,999,909,768円
2021年11月16日 ~ 2022年3月1日 225,408,800株 149,999,964,992円
2019年11月14日 ~ 2019年12月23日 85,775,400株 49,999,996,482円
2018年11月14日 ~ 2018年12月10日 159,836,800株 99,999,974,078円
2018年5月16日 ~ 2018年6月4日 72,420,700株 49,999,969,714円
2017年11月15日 ~ 2017年12月22日 127,666,900株 99,999,957,675円
2017年5月16日 ~ 2017年6月21日 141,158,900株 99,999,941,022円
2016年11月15日 ~ 2016年12月22日 142,238,800株 99,999,993,960円
2016年5月17日 ~ 2016年6月13日 190,614,800株 99,999,963,346円
2015年11月16日 ~ 2015年12月8日 121,703,700株 99,999,982,169円
2015年5月18日 ~ 2015年6月16日 111,151,800株 99,999,972,728円
2014年11月17日 ~ 2014年12月18日 148,595,500株 99,999,965,771円
2007年12月3日 ~ 2007年12月13日 126,513,900株 149,999,921,400円

 

これだけの株価上昇があっても、三菱UFJの株価はまだまだ安いと言われています。

 

三菱UFJの株価はなぜ安いのか? 理由は?

直近1年の株価は確かに上昇してきましたが、実は年初来からはマイナスです。

三菱UFJフィナンシャル・グループ

株価水準だけで安いと判断することはできませんので、一般的な指標であるPERを見ていきましょう。

上場銀行 PER 時価総額
三菱UFJフィナンシャル・グループ 10.2倍 10.82兆
三井住友フィナンシャルグループ 9.8倍 7.63兆
みずほフィナンシャルグループ 9.38倍 5.00兆
ゆうちょ銀行 12.4倍 4.00兆
三井住友トラスト・ホールディングス 9.46倍 1.78兆
りそなホールディングス 10.53倍 1.57兆
千葉銀行 10.4倍 7062.41億
コンコルディア・フィナンシャルグループ 11.19倍 5946.96億
ふくおかフィナンシャルグループ 8.77倍 4799.48億

※2023年4月26日時点

 

銀行株は本当にPERが低いですね。日経平均株価が4月26日時点で13.51倍ですので、明らかに割安です。

銀行に関しては総合商社のようなコングロマリッドディスカウントなど高尚な理由ではなく、1980年代後半に発生したバブル崩壊後、永遠のような金融緩和を続けているため、収益期待が低くなっていることが背景にあります。

つまり、金融緩和修正が続き、米国のように政策金利が5%などになっていくと、当然株価は上昇しPERは高くなっていくでしょう。

銀行株とは基本的に個別の決算を見るのも大切ですが、大枠の国(日本、米国)の金融政策に注目する必要があります。

 

配当はいつ実施される?利回りは?三菱UFJ株で配当金生活は可能か?

配当方針としては、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げをめざすとされています。なかなか高いですよね。海運株は25%でした。

1株当たり年間配当金は以下となっています。2023年3月期は32円であり、現在の株価が852円ほどなので、配当利回りは3.7%程度ですね。

普通株式の配当状況

年間 中間 期末
2023年3月期 32円(予想) 16円 16円(予想)
2022年3月期 28円 13.5円 14.5円
2021年3月期 25円 12.5円 12.5円
2020年3月期 25円 12.5円 12.5円
2019年3月期 22円 11円 11円
2018年3月期 19円 9円 10円
2017年3月期 18円 9円 9円
2016年3月期 18円 9円 9円
2015年3月期 18円 9円 9円
2014年3月期 16円 7円 9円
2013年3月期 13円 6円 7円
2012年3月期 12円 6円 6円
2011年3月期 12円 6円 6円
2010年3月期 12円 6円 6円
2009年3月期 12円 7円 5円
2008年3月期 14円 7円 7円
2007年3月期(注1) 11,000円 5,000円 6,000円
2006年3月期(注1) 7,000円(注2) 3,000円(注2) 4,000円

 

日本郵船や商船三井の配当利回り10%超えを見た後だと物足りなく感じますが、海運株が異常なだけなので勘違いには気をつけましょう。

大人気の商船三井や日本郵船などの海運株の配当はなぜ高い?株価急上昇の理由は?株価の今後の見通しを含めて徹底分析!

 

2023年3月期中間配当金の効力発生日および支払開始日は2022年12月5日(月)でした。

配当金受領株主確定日は以下となります。

  • 期末配当金 3月31日
  • 中間配当金 9月30日

 

三菱UFJ銀行株で配当金生活ができるかというと、これは元本が幾らかによります。

月の生活費が30万円程度であれば、年間360万円ですので、UFJ株を1億円買えば配当金生活は成り立つでしょう。しかし、1社に集中投資自体が危険です。

米国ではサンフランシスコで名を馳せていたシリコンバレーバンクも破綻しましたし、現在はあのファーストリパブリック銀行など大手行も苦境です。UFJは確かに国内首位の銀行ですが、グローバル化が進む中で、相対的にまだ強大な存在かというと、安心しきれるような銀行ではないように筆者は考えます。

簡単に破綻することはないかと思いますが、株価が下がらず元本が未来永劫無事かというと、それは甘い考えかと思います。

  ファースト・リパブリックはこの数週間、救済の手を見つけられないでいる。増資や保有資産の迅速な売却などの措置は既存の株主にとって痛みを伴い得る。500億-1000億ドル(約6兆7000億-13兆4000億円)相当の資産売却を模索していると伝えられたことなどから、同行の株価は25日の取引で一時50%余り急落した。

ファースト・リパブリック、FRB貸出へのアクセス制限も-関係者

 

筆者であれば個別株はポートフォリオ10%程度の水準で抑えたいです。

 

三菱UFJの株価についての口コミ

筆者の意見を述べる前に、UFJ株に興味のある方々の見解を少し見てみました。


Twitterは少額投資家ばかりですね。続いてYahoo!ファイナンスの掲示板です。

Yahoo!ファイナンス

3分の1戻しでうろちょろしてないで、早く4ケタ乗せましょうよ。

Yahoo!ファイナンス

そうだねー三菱の逆襲始まりそうだねー
明日も成り買いどんどん買っていこう!

Yahoo!ファイナンス

純利益で2兆円が待ってるよ。
早く達成の祈願。神様―。。。

Yahoo!ファイナンス

その前に
4Q決算開示
コンセンサスに織り込んでいない収益1兆円の答え合わせがありますから。

楽しみです

 

さすが三菱ですね。非常に活発な取引がなされているように感じます。

それでは筆者の見立てをここからは書いていきます。

 

どうなる?明日(今後)の三菱UFJの株価予想!10年ホールド可能?

三菱UFJ銀行の株価ですが、筆者は横ばいが続く展開だと考えています。

日銀の金融緩和修正はすでに織り込んでおり、今後さらに金融引き締めが現在の日本の景気動向から行われるとは考えにくいためです。

実際に直近の決算の内容を見てみましょう。

通期業績推移

 

決算期

売上高

(前期比)

経常利益

(前期比)

当期利益

(前期比)

EPS

BPS

2022年3月 6,075,887 0.80% 1,537,649 45.90% 1,130,840 45.50% 91.3円 1,405.9円
2021年3月 6,025,336 -17.50% 1,053,610 -14.70% 777,018 47.10% 62.7円 1,387.7円
2020年3月 7,299,078 9.00% 1,235,770 -8.30% 528,151 -39.50% 42.6円 1,320.6円
2019年3月 6,697,402 10.40% 1,348,043 -7.80% 872,689 -11.80% 70.4円 1,336.2円
2018年3月 6,068,061 1.50% 1,462,418 7.50% 989,664 6.80% 79.9円 1,323.4円
2017年3月 5,979,568 4.60% 1,360,767 -11.60% 926,440 -2.60% 74.8円 1,262.0円
2016年3月 5,714,419 1.30% 1,539,486 -10.10% 951,402 -8.00% 76.8円 1,276.6円
2015年3月 5,638,402 8.90% 1,713,001 1.10% 1,033,759 5.00% 83.4円 1,265.1円
2014年3月 5,176,102 8.70% 1,694,820 26.10% 984,845 15.50% 79.5円 1,078.3円
2013年3月 4,763,225 -3.80% 1,344,176 -8.70% 852,623 -13.10% 68.8円 969.3円
2012年3月 4,951,095 9.30% 1,471,991 127.70% 981,331 68.30% 79.2円 831.5円
2011年3月 4,528,933 -10.10% 646,432 18.50% 583,079 50.00% 47.1円 732.4円
2010年3月 5,040,282 -11.20% 545,697 559.00% 388,734 251.30% 31.4円 768.5円
2009年3月 5,677,460 -11.20% 82,807 -92.00% -256,952 -140.40% -円 561.9円
2008年3月 6,393,951 4.90% 1,029,013 -29.40% 636,624 -27.70% 51.4円 650.9円
2007年3月 6,094,033 69.40% 1,457,080 175.10% 880,997 142.40% 71.1円 703.7円

 

上記で述べた通り、金融緩和修正で業績が伸び、それに応じて株価も同様に上昇してきました。問題はこの伸びが続くのかどうかです。

四半期業績推移一番収益率が高いのが市場、JCIB、GCIB、GCBです。

事業本部別営業純益*1

市場・・・トレジャリーはリスク量を抑制しつつ機動的な運営を 実施、顧客ビジネスは相場変動を捉えたフロー取引増加や前年の海外証券損失の反動等あり増益

JCIB・・・米金利上昇や利鞘の改善による国内外預貸金 収益増や、相場変動を捉えた外為収益増、不動産 ファイナンス等の手数料収益増もあり、増益

GCIB・・・低調な直接金融市場の反動による旺盛な貸出需要 の取り込みとクロスセル取引の積み上げ、米金利上昇による預金収益の増加で増益

GCB・・・米国における政策金利の上昇に伴う金利収益増に 加え、タイでの貸出好調・利ざやの改善などにより、 増益

https://www.mufg.jp/dam/ir/fs/2022/pdf/highlights2212_ja.pdf

 

明らかに米国金利の上昇が増益に拍車をかけていますが、今後米国の政策金利は各指標(インフレ鈍化、個人消費の縮小、逆イールドなど)がすでに不況の前触れを示しており、今後は政策金利は引き下げられる見込みです。

米国政策金利の引き下げ

 

つまりは、これまで恩恵に預かっていた米国の金利による追い風も受けられず、すでに日本の実質的な利上げによる増益も国内インフレが鈍化している点を鑑みるに今後は見込めないため、業績向上による株価上昇は厳しいものと思われます。

米国のシリコンバレーバンク破綻やファーストリパブリック銀行の破綻懸念など、米国は高金利で各所で崩壊が起きています。つまりは、近いうちに米国発不況が始まることになるので、景気サイクル的には三菱UFJなど銀行株は今が売り時で、一旦不況から好況に転じる場面で買いにいくのが教科書通りの投資となります。

基本的に10年、20年など長期投資を個別株でやるのはギャンブルです。

個別株投資は10年ほど金融機関で運用を担当していたなど経験がない限りは、筆者はあまりおすすめしません。金融業界は運用をプロに任せることもできるので、株にのめり込むよりも良い運用会社を探すことに注力する方が早いかと思われます。

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最後に

投資

 

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私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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