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投資信託

評判が良さそうなありがとう投信(ファンド)『愛称 : ファンドの宝石箱』を分析。セゾン投信とも比較!

ありがとう投信(ファンド)

こんにちは。今回も、私の個人的な趣味である投資信託などファンドの分析をしていきたいと思います。

本日取り上げるのは「ありがとうファンド」です。

 

このありがとうというのは投信を購入してくれてありがとうということなのでしょうか。

冗談はさておき、内容を調べてみました。

 

ありがとうファンドとはどのような商品なのか

ありがとう投信(ファンド)

 

国内外の株式・債券等に分散投資を行い、長期的な資産の成長を目指す。景気の変動サイクルに沿ったアセット・アロケーションの切り替えを大前提とし、景気サイクルのダイナミズムを先取りする形で資産配分を行う。対象ファンドの選択は、明確な運用方針と一貫性、運用資産の安定的な推移、基準価額の推移と運用方針の整合性を重視。ファンドオブファンズ方式で運用。8月決算。

 

分散投資をするファンズオブファンズということで、過去に分析した銘柄でいえば、セゾン投信の資産形成の達人ファンドが近い存在ですね。

 

セゾン投信『セゾン資産形成の達人ファンド』の仕組みや利回りを徹底評価!評判の世界株式分散投資ファンドの実態と今後の見通し

 

 

交付目論見書:https://www.39asset.co.jp/39fund/prospectus/_pdf/prospectus.pdf

 

[ありがとうファンド]

  • 純資産:143億8623万円
  • 決算日:年1回

 

[商品分類]

  • 単位型・ 追加型:追加型投信
  • 投資対象 地域:内外
  • 投資対象資産 (収益の源泉):資産複合

 

[属性区分]

  • 決算頻度:年1回
  • 投資対象 地域:グローバル (日本を含む)
  • 投資形態:ファンド オブ・ファンズ
  • 為替ヘッジ:なし

 

ファンドの目的

ありがとうファンドは、投資家の方々の長期的な資産形成のお手伝いをさせていただくことを目的に、じっくりと運用することを目指していきます。

 

ファンドの特色

ファンドの特色

 

長期でじっくり国際分散投資ですが、世界への分散投資ならバンガードシリーズでもVT(バンガードトータル ワールド ストック)などが存在します。

ファンドの仕組みとしては、ファンドに投資をするファンドということで、以下のようになっています。

 

日本でも有名なブラックロックなどの名前がありますね。

 

ファンドの仕組み

 

私のブログでも度々紹介しているバンガード社もあります。

 

  • アライアンス・バーンスタイン
  • アリアンツ・グローバル・ インベスターズ
  • アバディーン・スタンダード・ インベストメンツ
  • コムジェスト
  • ブラックロック
  • ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
  • バンガード

 

投資先パートナー(運用会社)

投資先パートナー(運用会社)

 

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ありがとうファンドはどのようなポートフォリオなのか、且つリターン(利回り)もチェックしていきましょう。

 

ありがとうファンドのポートフォリオ

それでは、国際分散投資の内訳をみていきましょう。

 

グローバル・マルチアセット

先進国で50%を占めています。新興国は33%。

資産クラスは90%が株式となっています。株式銘柄が重要になってきます。

 

 

上位組み入れ銘柄

 

かなり分散をしているのでぱっと見では判断がつきませんが、米国株はマイクロソフト、GOOGLE、FACEBOOK、アマゾンが上位です。GAFAですね。アップルが名を連ねていないのは意外です。

中国、台湾、韓国株はアリババ、テンセント、台湾セミコンダクターとこの辺も大型安定銘柄ですね。

 

日本株はシスメックス、ダイフク、ビジョン、GMOペイメントゲートウェイ、エムスリーとなっています。

エムスリーは2020年は快進撃を続けていますね。

 

エムスリーの株価

 

コロナショックの底で拾った人は半年経たずにダブルバガーを達成しています。

このような銘柄も含みつつ、実際の運用パフォーマンスをみていきたいと思います。

 

基準価額・パフォーマンス・利回り

それではまずは基準価額をみていきましょう。

基準価額が上がっているのか下がっているのかは良質な投信であるのかを見る上で重要な指標です。

 

基準価額

 

2008年のリーマンショックの影響を2013年には回復し、その後は右肩上がりですね。

 

パフォーマンスをみていきましょう。

 

パフォーマンス
1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン 15.18% 3.77% 6.65% 9.37%
カテゴリー 9.81% 2.08% 4.07% 9.17%
+/- カテゴリー 5.37% 1.69% 2.58% 0.20%
順位 91位 88位 37位 37位
%ランク 34% 47% 27% 51%
ファンド数 273本 191本 142本 73本
標準偏差 23.28 18.1 16.15 15.2
カテゴリー 25.27 19.76 18.29 16.91
+/- カテゴリー -1.99 -1.66 -2.14 -1.71
順位 124位 65位 37位 15位
%ランク 46% 35% 27% 21%
ファンド数 273本 191本 142本 73本
シャープレシオ 0.65 0.21 0.41 0.62
カテゴリー 0.46 0.13 0.24 0.55
+/- カテゴリー 0.19 0.08 0.17 0.07
順位 96位 85位 29位 23位
%ランク 36% 45% 21% 32%
ファンド数 273本 191本 142本 73本

 

直近1年は15.18%、3年は3.77%、5年6.65%、10年9.37%となっています。

直近1年は世界的低金利によるコロナショックから回復からの株高が貢献しているように思います。

 

ちなみにセゾン 資産形成の達人ファンドのリターンは、

直近1年は11.08%、3年は6.17%、5年8.92%、10年13.25%となっています。

平均してセゾン投信の方がパフォーマンスは良いですね。

 

パフォーマンスはよく見えますが、気になる点が標準偏差です。

標準偏差はリスクを測る指標です。

先進国比重が高く、分散投資を行なっているので、リスクは低いように見える商品ですが、株式に90%、新興国に35%の資金を振っている影響から、標準偏差が高くなっています。

1年23.28、3年18.1、5年16.15、10年15.2。

 

バンガードシリーズの新興国投資を行うVWOが18%程度ですので、その標準偏差を上回っています。

過去のパフォーマンスはよくても、今後の未来が同じパフォーマンスを実現する訳ではありません。

標準偏差が高い点は、購入を考えている投資家の方は頭に入れておきましょう。

 

購入方法 解約方法 手数料

購入方法は、ありがとう投信本体の口座開設が必要です。

定期積立サービス、分割購入サービス、スポット購入の3種類があります。

 

口座開設資料請求・個人のお客さま

解約は電話です。(これは少し嫌ですね、心理的に)

 

換金はお電話にて受付いたします。

換金方法は2通りあります。

  1. 金額を指定して換金
  2. 全額換金

 

購入手数料はどのくらいでしょう。

 

お客さまが直接ご負担いただく費用
申込手数料 無料
販売手数料 無料
換金手数料 無料
信託財産留保額 無料
信託報酬 ファンドの純資産総額に年0.99%(税込)以内の率を乗じて得た額とします。

 

信託報酬のみですね。年0.99%(税込)です。

 

参考までですが、セゾン資産形成の達人ファンドは以下です。

 

購入時手数料 0%
実質的にご負担いただく
信託報酬
年1.35% ± 0.2% 程度(税込) ※1
信託財産留保額 ※2 0.1%

 

セゾン投信は年率1%を超えます。解約金も必要です。ありがとうファンドの方が手数料面では安いですね。

 

まとめ

ありがとう投信について調べました。

大きなリターンは見込めないものの、毎年年利回り5%程度を目指すという人には良い商品でしょう。

より高いリターンを目指す人は、他のファンドも検討しましょう。

 

 

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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