最近までしばらく色んな投信ファンドやリート投資法人の分析に明け暮れていましたが、流石に飽きました。
職場で株がブームになっているので、みんなどんな手法で株式投資を実行しているんだろう??と色々と話を聞いていましたが、ほとんどの人が適当でした・・・。
勉強のしすぎで頭でっかちになり、株取引がうまくいかない人も多々いますが、それよりも株で勝つ期待値を意識していない人が多いのではないかなと思いました。
投資で勝つ上で大事なのは「勝率をあげる」ことです。これはトランプでも、人生でも実は一緒です。
「どうしたら株は勝てますか?」
勝てるパターンを探してますか?本気で探していますか?見つける努力を本当にしていますか?
誠に僭越ながら、株式投資で確実に勝つことは、不可能ですが、負けだらけの成績を改善するための思考を少しお話していければと思います。
そもそも確実に勝てる、株の必勝法は存在するのか
はい、存在しません。相場の動きは誰にも読めません。
人脈を使い、企業がM&Aするなど大きなニュースが出ることが見込まれるなど情報を獲得すれば、儲けられるかもしれません。
しかし、それは残念ながらインサイダーで犯罪です。
株の必勝法を検索している人は、なかなか株で勝てない、儲けたいのにどうして?誰かがひょっとしたら必勝法を公開しているかも・・・という期待を持って検索しているんだと思うんです。
でも、必勝法は存在しません。しかし、自分独自の必勝法を探し、実践していけば株は勝てるのではないでしょうか?
物事には向き不向きがあります。
株式投資を実施する上でも、グロース株投資、バリュー株投資、デイトレード、スイングトレード、モメンタム投資、トレンド投資など様々な手法があります。
長期であれば企業の決算が大切、短期であれば株価の分析が必須。まずあなたはどちらに向いていますか?
私は決算を読み込むのが大好きで、結果的にグロース、バリュー株を長期保有するスタイルが得意です。
でも、決算を読み込むのは苦手だがチャートの動きを分析することは得意だ、という人もおりますし、その人が得意なのであればその人の株の必勝法になり得ます。
そういう話です。
ここまで考えられれば良いのですが、多くの人が株で儲からない理由はもっと浅いです。
勝てない理由は明確「なんとなく投資してるから」
なんとなく投資している人、本当に多いですよね。
良いニュースが出たからなんとなく買う、悪いニュースが出たからなんとなく売る。
でも、ニュースの本質を捉えて、本当にそのニュースは企業にとってBADニュースなのかを見極めていますか?
有名人が推奨してるから買う、雑誌で紹介されてたからその銘柄を買う。
本当に有名人が推奨する株は儲かるのでしょうか?そこにはロジックがあるのでしょうか?そのロジックが自分のロジックと一致するのであれば、買っても良いかもしれません。
指数が暴落して自分の保有銘柄の株価が下落してしまった、なんとなく不安だから売ろう。
株価が高騰した、なんとなくこれ以上は上がらない気がするからもう利確しよう。
たぶん、市場の参加者の90%くらいがこんな感じで取引しているのではないでしょうか?
これではいつまでも勝てませんし。負け続けること間違いないしです。
トランプのポーカーの考え方「期待値」勝率をあげる
期待値を上げる必要があるという話です。
ポーカーというトランプゲームを知っていますか?
ポーカーは期待値を稼ぐゲームです。
ポーカーの強い人、というのはどのようにしてゲームを勝利していくのでしょう?
例えば、考え方としてはポーカーの上手い人は100回プレイすれば60回は勝つ、下手な人は100回プレイすれば20回しか勝てない、といった話です。
100回、と申し上げましたが、例えば今、あなたとトップポーカープレイヤーが対戦をしたら、もしかしたらあなたが勝つ可能性があります。トッププロに勝てる可能性があります。
しかし、100回プレーすると、トップポーカープレイヤーの勝ち数が必ずあなたより上に来ます。
最終的に、回数を重ねれば、上手い方が勝ち数が多くなる、という風に収束していくのです。
この考え方は宝くじでも紹介しましたね。
強いポーカープレイヤーと強い株式銘柄
私の場合、「強い銘柄」は毎日株価は上下しますが、最終的には「強い銘柄」ですので株価は上昇していく、と考えて投資をしています。
強い銘柄かどうかは私は決算で判断していますが、私の判断方法で今のところ勝率62%程度です。
毎回62%の確率でこの銘柄は最終的には上昇する、とBetしているわけです。
違う判断方法で選んだ銘柄も、一応モニターはしています。勝率が一番高い判断方法を常に模索しているわけです。
1日1日の株価の上下にはなんの意味もありません。
1年スパンでどれくらい上昇するか、3年スパンでは?私の思考はこんな感じです。
強いポーカープレイヤーは回数を重ねれば勝ち数が他の人より多くなる
強い銘柄は時間が経てば株価が上昇する
このような考え方です。
投資手法の勝率をあげよう
上記は私の投資法の例ですが、短期トレードをする人の方がこの考え方は当てはめやすいかと思います。
株価には様々なチャートパターンがありますね。
米国株であればみんなが見るのが50日平均線、200日平均線、日本株であれば25日平均線ですよね。
「みんなが見ているチャート」しか重要ではないことは頭に最初に入れておきましょう。雲とか色々ありますがあれは多くの人は見ていないのであまり意味がないです。
自分が大切だと思う指標を取り出し、材料を集め、投資を実行する。なぜその投資に至ったのかを振り返る。
全く同じ指標、材料、投資タイミングでこれを複数銘柄で実施します。10銘柄に投資して、何銘柄が上昇しましたか?
これを100銘柄少額で細かく実施し、勝てるパターンというのが見えてきます。見えるまでやります。
短期トレードで稼いでいる人たちを見ると、とても簡単に成功しているように見えますよね。
裏には血の滲むような努力があります。
勝てるパターンが見つかれば、そうですね、勝率65%程度の手法をあみ出せば、基本的には無思考にその勝率65%に賭けて投資をしていくだけです。
損切り早く、利益は出来るだけ伸ばす、これで65%の勝率があれば、月の収益はなかなかのものになるのではないでしょうか?
しかし、勝ちパターンはいつまでも続きません。株式市場のトレンドは変わるからです。
勝ちパターンを複数持ち始めると、株価チャートを見るたびに、これはあのパターンだから投資、これは違う、と判断できより相場で勝てるようになるでしょう。
あの株式で億万長者になったCiSさんはこの勝率の高い勝ちパターンを何十種類も持っているのではないかと思います。
まとめ
株式投資の基本的な考え方と投資手法の期待値の上げ方を今回は説明しました。
ここまで解説してきた内容を読めばわかると思うのですが、相場では感情は一切無視すべきです。
確率で勝負し、確率を高めていくことが投資です。
早く「なんとなく」の投資から卒業しましょう。
また、株取引の上記の決算を読み込む、チャートを読み込む、などが苦手な人はそもそも株式投資には向いていない可能性が高いです。
楽しくないと、長続きはせず、ストレスばかりがかかってしまうので、向いていないと思ったら早めに株式投資から離れるべきです。(損切りですね)
(楽しいと思っている私ですらたまに辛い時があるので)
みんながみんな株取引が好きな訳ではありませんのでそのために投資信託やヘッジファンドなど預けて運用してくれるサービスが存在するのです。
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