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外貨預金

外貨預金は儲かるのか?メリット・デメリット、2020年時点では絶対おすすめしない理由を徹底解説。リスク分散/新興国通貨で大損可能性/タイミング/FX

 

外貨預金」に興味のある投資家の方はもうすでに資産運用の初心者の域を超えているのでしょう。

 

外貨預金は読んで字のごとく、「海外の通貨」で預金をすることです。

多くの人が日本の預金金利が低いことに不満を持ち、また外貨に自分の資産を分散することを目的にしているのではないでしょうか?

 

うまくいけば為替で利益が出てしまうかもしれません。

新興国で預金すれば、とても高い金利がついたりしますからね。

 

Yahoo!ニュースでも話題になっていました。

 

新興国の高金利通貨で名を馳せているトルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドあたりでひと稼ぎするか、というのは人情ですね。 なんと言っても、執筆時点での政策金利がそれぞれ8.25%、5.5%、3.75%と破格に高いですから、外貨預金の金利もFXのスワップポイントも、ドルやユーロと比べて相当高い水準になります。

ちなみに、一部の銀行が取り扱っているトルコリラ建て外貨預金の金利水準は、普通預金で1.5%、定期預金(円から)では、1か月:25%、3か月:7%、6か月:4%、1年:4%となっています。 1か月定期預金であれば25%(年率)も付利されるわけですから、日本の定期預金と比べればかなり魅力的に思えます。

出所:Yahoo!ニュース

 

1ヶ月定期預金が25%を付与とはとんでもない金利ですね。

どう考えても裏があります。現地のインフレ率なのですが。

 

上記のような新興国に限らず、米ドルなど含め、何も考えずに外貨預金をしてしまうのは考えものです。

両替をする通貨にはリスクがあるかもしれないからです。

 

今回の記事では、「外貨預金のメリットとデメリットを正確に把握したい」「2020年時点でリスクの低い外貨が知りたい」という方向けに執筆していきたいと思います。

ちなみに各国通貨の詳細と現時点でおすすめの通貨ポートフォリオは別記事にて紹介します。

 

そもそも外貨預金とは?2020年のタイミングとしてはどうか

まずは冒頭でも触れましたが、「外貨預金」とはそもそも何を指すのでしょうか?

 

外貨預金とは日本円ではなく、海外の通貨で預金をすることです。

 

日本と外国では金利が異なります。

日本よりも海外の方が一般的には金利が高く、外貨で預金をしていれば受け取る利息が大きくなるケースが増えます。

 

しかし、その一方で多くの利息をもらったところで預金している通貨の価値が下落すれば、結果的には「為替損」を被ってしまいます。

 

利息と相殺しても収支にマイナスが出てしまった」という話を度々聞きます。

 

例えばドルなど外貨で海外に預金をした場合には1年後に利息が5%あったとしても、為替で通貨価値が10%下落すれば損失しか出ないことになります。

預金金利の高い新興国はインフレ率が安定せず、通貨価値のボラティリティが非常に高いので、為替差損が出るリスクはかなり高いと言えるでしょう。

(インフレ上昇=通貨価値の減価、金、銀、不動産などの価値が上昇します)

 

冒頭で話に出したトルコのインフレ率が以下ですが、私なら怖くてとても手は出せません。(笑)

 

トルコ - インフレ率

トルコ - インフレ率

 

 

2020年時点でどこかの国の通貨で外貨預金をするかどうかという議論ですが、正直、タイミングはいつでも外貨預金は同水準のリスクが生じます。

安定して利息を貰えるから外貨預金、通貨を変えるだけなのでシンプルで良いという人も多いです。

 

しかし、低い利回りで、日本の預金金利よりまし、という考えであれば、国債など債券の方が良いのでは?というのが私の見解です。

ただし、2020年のコロナ感染拡大騒動後は金融相場となっており、その債券も今はおすすめできず、今は株式投資を始めとした資産に投資をするのがおすすめです。

 

 

外貨預金のメリット・デメリット

外貨預金の概要を把握したところで、外貨預金のメリットとデメリットについて解説していきます。

 

すでに高い利息、為替差損益の話をしましたので、それ以外のメリット・デメリットを紹介すると、以下となります。

 

メリット:

  • 世界に通貨分散、つまり資産をリスク分散することが可能
  • 実用性のある経済の知識を身につけられる

 

デメリット:

  • 外貨預金に係る銀行手数料などコストが高い
  • 自分の資金を口座に拘束することによる投資機会の損失

 

 

それではそれぞれを解説していきます。

 

外貨預金のメリット:世界に通貨分散、つまりは資産のリスク分散が可能

高金利、為替益などのメジャーなメリットを除いて、外貨預金のメリットは通貨を分散できることです。

 

しかし、そもそもなぜ通貨分散をしなければならないのか?

日本円だけでも実は良いのではないか? と考える人は少なくないでしょう。

 

なぜ通貨分散をするのか、それは今後日本のインフレが進んだ場合に、日本円の価値は著しく下がっていきますので、外貨にしておくことでその価値の下落を避けることができます。

 

ただし、日本は長期に亘ってデフレに苦しんでおり、インフレによる通貨の減価をヘッジするという意味では、あまりワークしないかもしれませんね。

むしろ、もっとインフレ率が上昇するような政策を日本政府は打つべきであると考えています。

 

なぜかデフレを助長する社会保険料上昇、消費税は気づけば10%に。

陰謀論なのではないかと錯覚してしまうような施策ばかりですが、この話はまた今度詳しくしていきたいと思います。

 

日本 - インフレ率

日本 - インフレ率

 

 

単純な外貨預金をするだけであり、その後海外の資産に投資する訳ではないのであれば、手軽さで言えばFXが最もお手軽です。

(インターネットでサクッと状況確認できますので、目の前で通貨が目減りしたりするので精神衛生上おすすめできませんが)

 

海外の銀行で預金口座を作るのは少々手間ですが、長期的に通貨・資産分散をするのであればそちらをおすすめします。

優遇金利があったりしますので。

 

外貨預金のメリット:実用性のある経済の知識を身につけられる

外貨預金をした場合にまず定期的にチェックしなければならないのは「預金金利(当然政策金利も含む)」そして「為替」「インフレ率」ですよね。

 

もちろん通貨国の政治、経済状況も日々チェックしておく必要があります。とても範囲が広いですよね。

あなたは経済の勉強を本格的にしたことがありますでしょうか?

 

私は学生時代「経済や投資は学んでおけ」と両親に言われるがままに勉強をスタートしましたが、すぐに挫折してしまいました。

 

しかし、一旦投資を実行すると、自分の大切な資産ですから、勉強に身が入り、経済知識は飛躍的に伸びました。

 

外貨預金は海外の動向をくまなくチェックする必要がありますので、とても良い教材にもなるかと思います。

これは、株式投資や他の資産に投資をする時でも一緒かもしれませんが。

 

ここからはデメリットに入っていきます。

 

外貨預金のデメリット:預金に係る銀行手数料などが著しく高くFXの方が安い

まず、外貨預金は銀行手数料が高いです。

 

海外在住経験がある方や、会社で海外ビジネスを担当している方は肌感覚があると思います。

やはり海外で取引をするというのは手間も掛かりますしコストも高いものです。

 

外貨預金も例外ではなく、やはりお手軽さや手数料の安さではFXがどうしても有利になってしまいます。

1万ドルを外貨預金する場合は1万円、FXの場合は30円程度です。

 

外貨預金の手数料

https://www.bk.mufg.jp/tameru/gaika/hajimeru/kiso/tesuu.html

 

 

(*) 外貨定期預金および外貨貯蓄預金の場合、1米ドルあたり1円となります。

 

この手数料が高い点は、どうしてもデメリットですよね。

短期で外貨預金を考える人は少ないと思いますが、長期で十分に利息が安定的に獲得できると自信があれば、そこまで気にしなくても良いという見方もあります。

 

外貨預金のデメリット:自分の資金を拘束することによる投資機会の損失

まず、外貨預金をするにあたり、これは考え方の話ですが、「預金をする」というのは資産を増やしていく上では最も選択してはならない種類の資産運用方法です。

 

外貨預金には積み立てていくタイプのものもあります。

例えば3万ドルほど外貨預金をした場合に、金利でその分利息が出る可能性があります。

 

しかし、そもそも「金利」が高いというのは、インフレ基調の国であるからこそのことなのです。

 

例えば、金利の一覧を見ていきましょう。

 

金利(外貨普通預金・外貨定期預金)

https://www.rakuten-bank.co.jp/assets/forexdep/rate.html

 

1年の金利を見て欲しいのですが、日本の預金金利がだいたい0.02%であり、それと比べると、南アフリカのランドなどは5%と非常に高いですよね。

 

そして以下は南アフリカのインフレ率ですが、2%が望ましいと言われている中、2016年には6%近くまで上がっています。2020年時点では5.5%の水準となっています。

 

アフリカのインフレ率推移

https://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2018/01/weodata/weorept.aspx?sy=2010&ey=2023&scsm=1&ssd=1&sort=country&ds=.&br=1&pr1.x=23&pr1.y=20&c=199&s=PCPIPCH&grp=0&a=

 

単純に、財政もまだまだ安定しない、The・新興国である南アフリカのランドを持つのは少し預金をして5%の利息しか受け取れないのであれば、少し魅力が薄いです。

経済が安定するインフレ率というのは基本的に2%となっています。日本の安倍政権でも、インフレターゲットは2%ですね。

 

5%前後をうろうろとしている新興国のインフレ率は、何かあればすぐに上下してしまい、通貨価値も大幅に変動します。

むしろ、短期でチャートで判断をするFXの方が向いている市場と言えそうです。

 

ただし、ここまで安心できない投資先で、年利回り5%というと、少々リターンが小さすぎますね。

もっと安心して、さらなる利回りを獲得できる資産運用先はいくらでもあります。

 

私の場合は長年付き合いのあるヘッジファンドに預けて運用をしてもらっており、安心して年利回り10%水準のリターンを出してもらっています。

 

【2020年・国内優良ヘッジファンド】おすすめ投資先ランキング〜リスクを抑え安全・着実に資産を増やせる運用先を紹介〜

 

 

外貨預金をおすすめしない理由とこの記事のまとめ

ここまで外貨預金のメリットとデメリットを解説してきました。

最後にまとめておきましょう。

 

  • 外貨預金とは日本円ではなく海外の通貨で預金をすること。
  • 日本と外国では金利が異なり、日本よりも海外の方が一般的には金利が高い。
  • その一方で多くの利息をもらったところで預金している通貨の価値が下落すれば、結果的には「為替損」を被る可能性もある。
  • 外貨預金のメリットは世界に通貨分散・資産のリスク分散が可能で経済知識もつくこと。
  • デメリットは銀行手数料などが高いこと、利回りの高い新興国通貨ほどリスクが高い

 

私個人の見解としては外貨預金は「デメリット」の方が大きいです。

 

そもそも外貨にして眠らせておくことで通貨分散は可能ですが、最もリスクの高い南アフリカのランドで5%は少し低すぎます。

 

他の通貨に関してはさらに低いので、10億円の資産があるなどの場合は良いですが、元本がまだ小さいうちは積極的にリターンを、それもできればリスクに見合ったリターンを得ていく必要があります。

 

銀行マンは資産の分散が必要、などと営業トークを広げますが、やはり手数料ビジネスでしかない、というのが私の出した答えです。

 

 

以上

 

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