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脱炭素の投資信託ランキング上位で評判の脱炭素ジャパンを口コミや見通し含めて徹底評価!

脱炭素の投資信託ランキング上位で評判の脱炭素ジャパンを口コミや見通し含めて徹底評価!

温暖化が問題となって久しく、二酸化炭素をださない脱炭素の動きは世界中で本格化しています。

そのため、脱炭素関連企業はESG関連銘柄として注目されています。

 

にほんでも脱炭素関連の投資信託が組成され注目を集めています。

その中の一つが今回取り上げる脱炭素ジャパンです。

本日は脱炭素の動きを見た上で、脱炭素ジャパンがどのような投信かお伝えし運用実績などを含めて分析していきたいと思います。

 

脱炭素の動き

まずは簡単に脱炭素の動きについてみていきましょう。

温室効果ガス排出量と削減目標

主要国の音質効果ガスの現在の排出量と削減目標は以下となっています。

西側の先進諸国は2050年にはゼロにすることを目標としています。

 

主要国のp温室効果ガス排出量と削減目標

 

ただ、京都議定書も絵に描いた餅で終わりましたし、基本的には上記は難しいと思いますが目標として動いていくということですね。

2050年までに脱炭素社会を実現するために1.35京円の投資が必要ということが見込まれています。

脱炭素社会へのシフトと投資機会

 

 

拡大が期待される脱炭素関連市場

では具体的に脱炭素事業として期待されているものにはどのようなものがあるのでしょうか?

具体的には水素エネルギーと電気自動車などがあります。

水素エネルギー需要は2050年には約8倍になり、電気自動車の需要あ2040年までに34倍となることが見込まれています。

 

拡大が期待される脱炭素関連市場

 

日本の脱炭素事業における位置付け

脱炭素は世界のトレンドとなっています。日本は各分野で先進的な研究を行なっていることが以下の特許数から明らかになっています。

水素や蓄電池、半導体・情報通信でリードしています。

日本の脱炭素事業における位置付け

 

 

脱炭素ジャパンの特徴

では脱炭素ジャパンの特徴についてみていきたいと思います。

投資対象は「脱炭素社会の実現に貢献する企業」

投資対象は以下の2つの視点で脱炭素社会の実現に貢献する日本企業としています。

  • 脱炭素関連ビジネスを展開する企業
  • 脱炭素のための取り組みを行う企業

また、投資リターンを追求していくだけでなく、企業の脱炭素への貢献度合いを定期的に計測していく方針としています。

 

正直、筆者としては投資はリターンのことだけを考えて欲しいと考えています。

リターンより定性的な事象を重要視されては困りますよね。

 

構成上位銘柄

以下は2022年10月末時点での構成上位銘柄となります。

銘柄 業種 構成比率
東レ 繊維製品 4.2%
日立製作所 電気機器 3.9%
日本電信電話 情報・通信業 3.7%
大和工業 鉄鋼 3.6%
信越化学工業 化学 3.5%
本田技研工業 輸送用機器 3.2%
豊田通商 卸売業 3.1%
三菱ケミカルグループ 化学 3.0%
豊田自動織機 輸送用機器 2.9%
日本電産 電気機器 2.8%

 

東レは世界有数の基礎素材メーカーです。2030年の目標としてグリーンイノベーション事業の売り上げは2013年度日で約4倍となっています。

CO2削減貢献量は2013年比で8倍を目指している企業です。

第2位の日立製作所は2050年カーボンニュートラル実現を見据え2024年度CO2排出量50%削減を掲げるなど脱炭素化を推進しています。

第3位のNTTは2040年のカーボンニュートラルの実現に向けて、継続的な省エネへの取り組み、再生可能エネルギーの活用、低消費電力などにつながるIOWNの導入をしていく方針としています。

 

業種別構成比率は以下となります。

業種 構成比率
化学 17.6%
電気機器 13.6%
機械 11.9%
輸送用機器 8.8%
卸売業 6.6%
その他の業種 34.5%

 

手数料

手数料は以下となります。

購入手数料:3.3%
信託手数料:年率1.584%

 

脱炭素ジャパンの運用実績や運用利回り

運用実績の推移は以下となります。運用から1年3ヶ月が経過していますがマイナスのリターンとなっています。

脱炭素ジャパンの運用実績

 

利回り
1ヶ月 3.9%
3ヶ月 ▲1.3%
6ヶ月 1.0%
1年 ▲8.8%

 

日経平均やTOPIXと比較しても以下の通り劣後した成績となっています。

青;脱炭素ジャパン
赤:日経平均
緑:TOPIX

脱炭素ジャパンと日経平均とTOPIXの基準価額の推移

 

 

アクティブ投信として面目躍如というわけにはいかないですね。

→ アクティブ運用型とパッシブ運用型の投資信託のどちらが優れているのか徹底比較!インデックス投資は本当に最強なのか?

 

掲示板での口コミや評判

掲示板では落胆の声が相次いでいます。

 

口コミ①

名前だけはカッコいいけど、ファンドとしては零点。ホントに腹立たしい限りです。いつになったら期待に応えてくれるのやら?

 

口コミ②

伸びないので、切りました(損切です)

 

口コミ③

突き抜けないなあ 日本の各企業にとって脱炭素が至上命題になってるけど
下請け、孫請け中小などに無理強いはしないでね
脱炭素は理想だけど、それだけじゃない

 

口コミ④

手数料とか考えると、数百万円もこの投資信託を買うなら脱炭素関連の日本株を自分で調べて10銘柄位に分散して(ミニ株とか)買った方が良い気がするけど

 

テーマ型投信に潜むリスクと今後の見通し

テーマ型投信はブームがくれば大きく上昇しますが、ブームがされば暴落します。

以前、当サイトでも様々なテーマ型投信について取り上げてきました。

これらは2020年にブームを迎えて大きく上昇しましたが、2021年の後半から暴落してしまっています。

 

以下はゼロコンタクトの基準価額の推移です。

 

ゼロコンタクトの基準価額の推移

ゼロコンタクトの基準価額の推移

 

上記のファンドはブームを経験しただけましです。

脱炭素銘柄がいつブームが到来するかは不明です。最悪、ずっと到来せずに株価は上昇せず厳しい展開が長期間続くことも想定されます。

資産運用において重要なのは、どのような環境でも長期的に安定したリターンを狙うことです。

仮に、脱炭素ジャパンのようなテーマ型投信に投資するのであれば、盛り上がり始めてからでも遅くありません。

盛り上がり始めたら投資を行い、ある程度上昇したら利確するという短中期的な戦略が有効となるでしょう。

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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