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エンジェル投資家優遇税制でベンチャー投資に追い風?株式投資型クラウドファンディングでベンチャー投資を始めるのは楽しいがリターンは限定的すぎる話

エンジェル投資家優遇税制でベンチャー投資に追い風?株式投資型クラウドファンディングでベンチャー投資を始めるのは楽しいがリターンは限定的すぎる話

ベンチャーに投資をするには、基本的には個人的なツテや、もしくは自分自身が社員として在籍し、経営陣に投資を申し込む。

どうしてもそれが無理ならば、ベンチャーキャピタルを通じて投資を行うなどがあります(JAFCOなどは上場していますよね)

 

また、近年ではクラウドファンディングでベンチャー投資も実質可能である点にも言及しました。

 

今回は、クラウドファンディングで投資する方法は具体的にどうしていくのか?という記事を書いていきたいと思います。

 

2015年5月に金融商品取引法が改正され、50万円/年を限度に未公開株をインターネットを通じて購入できるようになりました。

上限がありますのでリスクは下がり、リターンもそのまま低くなります。

しかし、将来の有望株になり得る企業に投資をするのは社会意義もあり、有益なものになるかもしれませんね。

 

まずは未公開株の定義を確認

未公開株とは、証券取引所に上場していない企業の株式ですね。そのままです。

非公開株、プライベートエクイティなど、他にも呼び名があります。

 

未公開株は、「未上場株」とも呼ばれ、金融商品取引所(証券取引所)に上場されていない株式のことをいいます。これは、通常、自由に売買することができませんが、一部の未公開株に限っては、日本証券業協会が1997年7月に開設した「グリーンシート(Green Sheet)」で売買することができます(その他では、一部の未公開株専門の証券会社が売買を取り扱い)。

<引用:未公開株とは

 

通常自由に売買できませんが、グリーンシートで売買可能とされていますが、廃止されましたね。

 

グリーンシート とは、日本証券業協会が証券会社による非上場会社の株式等を公平・円滑に売買するために、平成9年7月からスタートさせた制度です。
非上場企業への資金調達を円滑ならしめ、また投資家の換金の場を確保する目的で、金融商品取引法上の取引所市場とは異なったステータスで運営されていました。

※グリーンシート銘柄制度は、平成30年3月31日をもって廃止され、同日をもってグリーンシート銘柄のお取引はできなくなりました。

<引用:日本証券業協会グリーンシート銘柄制度の廃止に伴う「グリーンシート銘柄及びフェニックス銘柄に関する 規則」の一部改正等について

 

 

ベンチャー投資に追い風?エンジェル税制による優遇措置とは?

キャピタルゲインを狙える未公開株とはいえ、それなりのリスクも伴いますので優遇措置が欲しいですよね。

 

ハイリターンを達成したのに税金でガバッと持っていかれてはたまりません。そこで、エンジェル税制という制度が存在します。

 

エンジェル税制とは、ベンチャー企業への投資を促進するためにベンチャー企業へ投資を行った個人投資家に対して税制上の優遇措置を行う制度です。

ベンチャー企業に対して、個人投資家が投資を行った場合、投資時点と、売却時点のいずれの時点でも税制上の優遇措置を受けることができます。

また、民法組合・投資事業有限責任組合経由の投資についても、直接投資と同様に本税制の対象となります。 

<引用:中小企業庁

 

エンジェル投資家は、

  • 投資時点
  • 株式売却時点

において、税制上の優遇措置を受けることができます。

 

ベンチャー投資に追い風?エンジェル税制による優遇措置とは?

 

投資額を総所得金額から控除できるのは魅力ですよね。

 

例えば優遇措置Aは100万円を投資して、200万円のキャピタルゲインがでた場合、課税所得は200万円です。

 

投資金額の100万円-2000円の998,000円が控除されることになります。(上限は40%なのでこれよりやや下がります、80万円ですね)

 

もしくは投資以外にも本業がある場合はほとんどですので、投資金額を経費のように参入できるということなんですね。

これはすごいです。

 

 

ベンチャー創業者との繋がりがないのであればクラウドファンディングでベンチャー投資をするしかない

冒頭で、2015年の金融商品取引法の改正により、ネットでの未公開株投資が可能になり、クラウドファンディングによる投資が流行しています。

クラウドファンディングは主にSNSで様々な人が自分のやりたいことを実現するために「応援してもらう」ということを金銭化したものですね。

 

500円などから応援で職人の人などに少額支援したりする仕組みです。

これをベンチャー投資に当てはめたのですね。

 

ベンチャー投資に当てはめたクラウドファンディングが、「融資型ソーシャルレンディング」「株式投資型クラウドファンディング」という形で資金を募る形となっています。

名前の通り融資型と株式投資型の2つがあります。

 

融資型ソーシャルレンディングは、企業にお金を「貸し付ける」ことになります。

リターンは一定期間の利息となり、期間が終了すれば元金の回収をします。

 

ベンチャー投資(融資)ですから、貸付金が返ってこないことも十分ありえますが、担保や保証をつけることも可能で、インカムゲイン型の投資となります。

株式投資型クラウドファンディングは企業に出資をしますので、ソーシャルレンディングとは内容が異なります。

 

少額のエンジェル投資家となり、未公開企業の株を購入できるのです。こちらはキャピタルゲインを狙う形となります。

 

上場→キャピタルゲイン

上場後→配当金

 

という形で利益を狙っていきますが、保証や担保などは基本的につけられません。

 

投資額は50万円と制限されていますので、そもそも大きなリターンは難しく、趣味程度の投資となりそうですよね。

 

ちなみに株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームとしては、以下の3つが有名ですね。

 

エメラルダ・エクイティ

ユニバーサルバンク

DANベンチャーキャピタル

 

のぞいてみると良いと思います。

 

ベンチャー投資をする前に少し考えてみてほしいこと

ここまでクラウドファンディングでベンチャー投資の話をしていてあれなんですが。

クラウドファンディングを募るようなベンチャーははっきり言って有望ではないと思います。

 

見る限り、株式会社漢方生薬研究所(M&A)、株式会社nommoc(相対取引)の2社がFANDINOを通してエグジットしたのみではないでしょうか。

 

そもそもですが、有望なベンチャーはクラウドファンディングをせずとも、ピカピカのベンチャーキャピタルがお金を入れさせてくれとお願いしてくるほどです。

昨今の金余り状況から、もはや事業がなくとも、創業者の経歴が綺麗なだけで数千万円、数億円とバリュエーションがついてしまう時代です。

 

その中でクラウドファンディングでわざわざ資金を集めるということは、他に調達手段がないからなのではないかと思いました。

私自身、ベンチャー投資は興味はありますが、さすがに勝率が低すぎる投資ではないかと考え、クラウドファンディングで投資を募る会社に投資をすることはないと思います。

(誰も気づかない大きな事業になる会社も存在するかもしれませんが、見極められる自信がありません)

 

 

まとめ

今回はエンジェル投資家になるチャンスが、クラウドファンディングで可能です、という話でした。

リターンは50万円までの出資とリターンが限定的ですので、健全に資産運用をしたい人にはあまり向かない投資かもしれませんね。

 

最後に

投資

 

>>>個人的おすすめファンドランキング

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

 

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

 

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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